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大学3年になる者ですが、消防士になりたいと思っています。
いろいろ消防士に関することを調べている最中です。
そこで質問なのですが、
消防士になるにはいつ頃から本格的に勉強にとりかかるべきでしょうか。
公務員の専門学校や予備校に通ったりするべきでしょうか。
現在消防士の方や、公務員試験に合格した方などの
体験談やアドバイスなどお聞かせ願いたいです。

A 回答 (1件)

現在の段階で公務員試験と、さらにその中の消防の採用試験について、どの程度把握出来ていますか?


公務員試験は自治体によって形態が様々なので、まずは自分が受ける試験について知らないと対策が立てられません。

■地元や地元周辺の消防
■東京消防庁
■自宅から近い大都市圏にある、比較的採用人数の多い消防

この3つを併願する人が多いように感じます。
消防の試験は1次試験と2次試験の間が離れていたり、2次試験が数日の中から指定されたりと、スケジュール的に併願が可能だったり不可能だったりします。この辺りも考えた上で、受験する自治体を決める必要があります。

その上で、受験する自治体の試験の形態を調べます。
消防以外の公務員と共通の試験問題で1次の筆記試験を行う自治体もあれば、消防独自の問題で試験を行う自治体もあります。

同時に、地方公務員試験の筆記試験の分析も必須です。
地方公務員試験の筆記試験はパッと見だと複雑なようですが、問題の構成を落ち着いて把握していけば、対策をしっかりと立てることが出来ます。
地方公務員試験の問題はいくつかのセクションによって構成されていますが、それぞれに対策の仕方が全く異なります。ですので、問題を把握してそれにあった対策をする必要があります。
当然、試験対策に時間がかかるセクションもあれば、比較的短期間でも対策可能なセクションもあります。なので漠然と「いつから勉強を開始するか」ということを考えるよりも、まずは試験について知り、その上で自分で必要な勉強期間を判断するのが確実だと思いますよ。

予備校に通うかどうかは、上記のことを踏まえれば、必然的に決まると思います。試験問題の分析を丁寧に行えば、予備校に通わなくても十分に対応可能だと思います。むしろ、完全に自分のペースで勉強を進めることが出来るメリットの方が大きいと思います。



消防の場合、早めの対策が必要なのはむしろ体力面です。
消防の試験を受けに来るのは完全に体育会系の人たちですので、もしも質問者様が体力に不安を感じるのであれば、すぐにでも対策が必要です。
■腕立て30回以上
■腹筋30回以上
■懸垂最低5回以上
■シャトルラン最低80回以上
一例ですが、この程度の体力が無いと受験者のレベルについていけないと思います。あくまで受験者の多くはこの程度以上の体力があるということで、体力テストに合格するかどうかはまた別の話です。ですが、受験者の多くがこのレベル以上であるということは、採用試験の先に控えている消防学校ではもっと厳しい体力を要求されるということです。
なので、今すぐにでもトレーニングを開始することをすすめます。



誤解を恐れずに言えば、消防の筆記試験は決して難易度の高い問題ではありません。分析と時間をかけて確実な準備さえすれば、大きな障害にはならないと思います。
数は少ないですが、公務員試験全体のガイド本がありますので、それらを参考にしてみてください。

特に公安系の公務員試験に言えることは、筆記試験の対策だけが採用試験の対策では無いということです。筆記試験ばかりに目が向きがちですが、体力試験や面接こそ本来は重要です。早めに試験の全体像を把握し、計画的に準備をすることが重要だと思います。




最後に個人的なアドバイスです。あくまでも私の知る範囲内のことですが、筆記試験の得点と最終の合否の関係はいまいち不明瞭でした。つまり、1次が低得点でも最終合格し、高得点でも最終不合格になる人もいるということです。消防官以外一切就職活動をしないのか、新卒で消防官になれなかった場合にも備えて民間の就活も並行して行うのか、もしも消防しか受けないのであれば、何年間受験を続けるのか、先のことまでよく考えた方が良いと思います。
公務員試験は数年に渡りズルズルと続いてしまう人もいます。数年続けて諦めた場合、後には何も残りません。このような社会情勢の中での公務員試験は、落ちた場合も含めて計画的に行う必要があると思います。
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