質問

官能小説は普通の文章と違い、オトノマペなど擬音が多く使われますが
あえて擬音を使わないで心理描写や行為と感情の結び付きを丁寧に書いている作品ってありますか?
あんまり擬音が入り過ぎているとオヤジ臭くて何だか引いてしまうので
雰囲気だけで楽しめる官能小説を読んでみたいのです

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回答 (5件)

オノマトペの頻出や、作家の創作による特殊卑語の連発はポルノの世界。
官能小説とは異なると考えます。

そこで辞書的な定義はさておいて、私の雑駁な区分です。

(1)即物的性的描写を主体に、直接的に劣情に働きかけようとするのはポルノ小説。

(2)男女のおかれた状況や心情を描写し、脳の働きを経て性愛の感性の扉をたたくのは官能小説。
  性的表現も当然あるが、言葉を大事にして書きすぎず、作者は読者の心理的な琴線に挑戦する。
  心理的満足感と肉欲の発情の有無や程度は、読者の作品への同化の程度次第である。

従って、読者にとってその作品がどれほど官能的であるか否かは、
読者の社会経験、男女間のことへの経験、“ことば”に関する知識とこだわり、価値観、
さらに脳の訓練度などにより差が大きい。

さて、
質問は(2)を求めていらっしゃいますので何がしか付記するならば、
・文章のしっかりした作家(いわゆるポルノ作家でない)の作品を選ぶ。
   彼らはきわどい場面を書いても表現を選び書きすぎず、
   余韻すなわち読む人の感性に訴える余地を残す。
・ストーリー乃至はテーマを持つ作品を選ぶ。
   これが良い加減だと場面変われど内容は繰り返し。
・短編か長編かは読者の好み。
   下手な作家の短編は最悪だし長編は付き合いきれない。
・作家を切り口にして読み込むこと。
そして自分の感性に合う作品や作家を見つけるのが快感です。
もちろん、ある作家の全作品が全て自分に合うわけではありません。

ご参考まで、
Chapter0さんの年代・好み等不明ですが、
是非お読みなさい!は『13のエロチカ』坂東眞砂子 角川文庫 薄くて安い本です。
 13の短編につき私の評価は
  ◎=すごい4ヶ ○=よい3ヶ △=う~ん2ヶ ×=いまいち4ヶ でした。
  20台30台40台50台の女性若干名づつに薦めて読後の感想とその理由を聞きましたが、
  総じて好評です。どれが好みかは当然個人差があります。 
  男性も女性も読書の習慣のない人は官能小説はだめのようですネ。

小池真理子、坂東眞砂子、林真理子、藤田宜永、瀬戸内晴美、他 良いのがあります。
清水一行も古くには官能小説を書いているのをご存知ですか?
豊田行二もある時期から官能小説を大量に書きましたが殆どがワンパターンです。


こんなのはいかがでしょう。
「浪漫的恋愛(ろうまんてきれんあい)」小池真理子 新潮文庫
登場する三人の女性達は中年で家庭を持ち、きっかけこそ異なれども一途に恋にはまりこむ。
家庭に縛られ自由の利かない女達が男好きになり、相手を求めて逢引に出かける。
明示的な表現は僅かだが、明らかに肉欲とその行為を伴う逢う瀬である。
救われるのは相手の男は彼女達との恋に真剣なことである。.....

「透光の樹(とうこうのき)」高木のぶ子 文春文庫
下半身の単純な欲望ではなく、体のもっと上の方、胸のあたりから、
切なくうずきながら下半身に訴えかけてくる感覚。.....

「天涯の船」玉岡かおる 新潮文庫
一般の小説ですが、小説として面白く後半では主人公の切なさが十分伝わります。

耐えられるポルノ小説と言うとこんなのはいかがですか。
「官能小説化R」杉本彩 徳間文庫
まったく気楽に読んでそれっきりといったものです。

つい多言を要したにもかかわらずお役に立つか否か不明ですが、
良い本に巡り合われることを祈ります。

この回答へのお礼

ありがとうございます
悩んでいたことに当てはまる答えとアドバイスを頂き感謝しています
本屋や図書館を回り、あげられた作者の作品を探してみようと思います

擬音少なめというと、翻訳物や女性ターゲットと言う路線はどうでしょう。
今は亡き光文社CR文庫が結構すきで。
フィリップホセファーマー(SFの重鎮で悲恋物で有名)の「淫獣の宴」は、
バンパイアストーリーですが面白かったですよ。

この回答へのお礼

ありがとうございます
探してみようと思います

立原正秋の文学はみなエロ文学です。
これでもかと言うぐらいに。
文庫本も結構な数がありますよ。

是非ご一読を。

この回答へのお礼

ありがとうございます
本屋で探してみようと思います

官能小説の定義が私と貴方では違うかと思いますが、いわゆるセックス描写を主なテーマとするアダルト小説は面白いと思って読んだことがありません。
私見では、バルザックの「谷間の百合」が官能小説の最高傑作であると思っています。確か吉行淳之介も谷間の百合について同じ感想を書いていたのを何かで読んだことがあります。日本では武者小路実篤の「友情」、この小説も最初から最後まで美しいヒロイン杉子への肉欲を背後に秘めながら物語を展開させた官能小説の傑作です。

この回答へのお礼

やはりそうですね。良く読むフランス書院などでは即セックスが普通なので
それに飽き飽きしていたのでちょっとそこから離れてみたいと思います

官能小説かどうか分かりませんが、
谷崎潤一郎「痴人の愛」はいかがでしょうか。

行為としては少ないですが、異常な愛情、執着心を描いています。
やや古典的文学ですが、今でも通用するものがあります。

この回答へのお礼

ありがとうございます
本屋で探してみようと思います

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