アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ボーマルシェの戯曲『セビリアの理髪師』を、ロッシーニのオペラを通して鑑賞しました。戯曲自体を読んでの疑問ではございますのであれなんですが、ロッシーニの音楽のDVDを聴いて筋の上での疑問なので、音楽のカテゴリーではなく文学のカテゴリーがふさわしいと思います。

第一幕の終わりのほうで、バルトロの家のなかで、兵士に扮したアルマヴィーヴァ伯爵がバルトロと喧嘩をしていて、そのうち騒動に気づいた警備兵の一群がバルトロの家のなかに入ってきて、アルマヴィーヴァを逮捕しようとします。そこでアルマヴィーヴァが自らを伯爵であることを打ち明けます。それで逮捕を逃れます。少なくともここまではDVDを見てわかったことです。

第二幕で、バルトロの監視下に常に置かれ、籠の鳥状態であったロジーナを救い出すために真夜中にフィガロに先導されたアルマヴィーヴァ伯爵がロジーナのもとにやってきます。しかしロジーナは、アルマヴィーヴァにあてて書いたロジーナの手紙が伯爵の愛人の手に渡ったという偽の情報を信じており、アルマヴィーヴァ伯爵に駆け落ちすることを断ります。しかしアルマヴィーヴァ伯爵が、みずからがアルマヴィーヴァであることを打ち明けると態度が一変、陶然とし、自らの運命をアルマヴィーヴァとともにすることとします。

しかし第一幕終わりで既に、兵士に擬装したアルマヴィーヴァ伯爵は自らをアルマヴィーヴァ伯爵と認めているのに、なぜ第2幕でロジーナは音楽教師に擬装した伯爵を伯爵とわからないでいたのでしょうか?第一幕の「酔った兵士」イコール「音楽教師」とわかっているはずなのに、第一幕で「酔った兵士」イコール「アルマヴィーヴァ伯爵」と伯爵自ら宣言しているのに「音楽教師」イコール「アルマヴィーヴァ」がロジーナにはわからなかった、というのはどうしても理解できません。解説をぜひお願いします。

A 回答 (1件)

以下サイトの中段「あらすじ」はお役に立たないでしょうか。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%93% …

第2幕
「バルトロが家にいると、今度は音楽教師ドン・バジリオの弟子ドン・アロンゾに化けた伯爵がやってくる。
… ロジーナは一目で伯爵(彼女にとってはリンドーロ)と気づき、
二人を見張るバルトロの目をかわしながら、二人は愛を確認しあう。……」
とありますが…。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す