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 動物たちもそれは生活であり、人生であり、一生だという思いをぬぐいきれないでいます。
 これを擬人的観方といってしまっていいのでしょうか?

 参考に今日のアサヒコムの記事をご紹介します。
大けがの小鳥、パートナーが必死に救助 岩手で撮影(2009年5月10日7時47分)
 道路上で大けがをした小鳥をパートナーとみられる小鳥が必死で救おうとしている様子を、日本野鳥の会宮古支部会員の佐々木繁さん(65)が先月、岩手県宮古市内で撮影した。
 小鳥の種類はヒガラ。シジュウカラ科の中でも小さく体長約11センチで、全国の針葉樹林に生息し、4~7月に産卵を迎えるという。
 佐々木さんによると、4月22日、同市崎山の道路で乗用車を運転中、激しく争っているように見える2羽のヒガラを発見したという。車を止めてカメラを手に約3メートルまで近づくと、2羽は争っているのではなく、大けがをした1羽をもう1羽が必死で助けようとしている様子だった。
 佐々木さんは、「繁殖のため、つがいでえさの昆虫を車道まで取りに来て、車に衝突したのでしょう」といい、「鳥のつがいのきずなが深いことは知っていたが、自分もはねられそうになってまで相方を救助しようとする姿に心を打たれた」と話す。
 救助しようとしていた1羽は、約5分後に飛び立ったため、佐々木さんはけがをして虫の息だった1羽を草むらに移して現場を後にしたという。
 10日から愛鳥週間。佐々木さんは「野鳥たちは繁殖の季節に入るので、親子の野鳥にむやみに近づいたり、落ちたヒナを持ち帰ったりしないで」と野鳥保護を呼びかけている。(朝倉義統)

「動物の人情」の質問画像

A 回答 (3件)

死んでしまった仔猫を母親が二、三日一生懸命舐め続けるのはよく見られることです。


彼らもまた「死を受け入れる」迄にはやはりかなりの時間を要すると考えて良いと思います。
日雀も怪我をした仲間に必死に声をかけ続けるのでしょう。
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この回答へのお礼

 何かつらいです。ありがとう御座いました。
 母も終戦直後、三歳上の中一でなくしました。結核でしたか。
 ずいぶんつらかったでしょう。
 ありがとう御座いました。

お礼日時:2009/05/10 09:27

猛獣に襲われた野牛を仲長集団で救助するシーンが放送されます


人間以外でもそういうことはあると思います
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この回答へのお礼

 ありがとう御座います。
 仲長って言葉が理解しにくかったのですが、仲間のおさ(長)ということなのでしょうね。
 やはり動物だといって、あまり人間と異なると思うのは間違いではないかと存じます。
 ありがとう御座いました。

お礼日時:2009/05/10 18:07

こんにちは。


私もこの記事を読んでびっくりしたのですが、現在、人間以外の動物にこのような行為ができるかどうかというのは動物学会でも決着が付いておらず、未だ否定的な意見が根強いです。
現時点ではこれを「救難行為」と断定する科学的な根拠はありません。この場合は目撃者の証言をそのまま伝えただけなのかも知れませんが、この記事は多くのひとに誤解を招く極めて軽薄な報道だと思います。

我々がこれを「擬人化」することができるのは、人間には他者の心情を推測することが可能であるからです。これを「情動理解」といい、このためにはどうしても高い学習能力が必要です。
爬虫類から進化した哺乳類、及び鳥類の脳では情動反応を司る「大脳辺縁系」というのが発達しています。このため、鳥類でも人間と同様に「人情(情動反応)」を発生させることはできます。
では、自分以外の者の立場や心情を理解することができるのであるならばそれを助けるという行為は可能です。ですが、他人の心の中を覗いて見るということはできませんので、我々はその全てを自分の学習経験に基づいて「模倣・予測」しなければなりません。そして、この「経験学習に基づく他者理解」といいますのが人間以外の動物にとっては極めてハードルの高い知能行動であるというのはそう簡単には否定できることではないです。

このように、我々人間においても情動理解といいますのは飽くまで「主観的な予測」であり、それはその鳥が本当に仲間を助けようとしていたかどうかとは関係なく「我々の脳内に発生する認識」です。他の動物にも人間と同様に親子や夫婦の心情・絆などのあることを非難するわけでは決してないのですが、実際の科学的な根拠は極めて乏しく、それ以外のほとんどはといいますのは果たして世に心優しき人々の主観的な観測から生み出されるものです。
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この回答へのお礼

 ありがとう御座います。
 専門的で、冷静なご解説に頷き、そして又少しは気持ちを落ち着かせています。
 かわいそうだなという思いは無論、消えないのですが。
 人間同士もなかなか気持ちを同じにするのは難しいことです。
 自分になぞって、気持ちを理解しております。
 私がこのヒガラの気持ちを考えている経験と、実際のヒガラの経験している気持ちは必ずしも同じとは言えないでしょうね。
 ありがとう御座いました。

お礼日時:2009/05/10 13:56

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