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つい先日、YOUTUBEで神風特別攻撃隊の出撃場面と
散華場面をみました。

ほぼ確実な「死」を恐れずに大和魂で国の為に尽くしたあの
勇敢な姿に思わず涙がでました。
あれが今現実にあれば、相当悲しいものでしょう
まぁ、このへんの解釈はいろいろあると思いますが・・・

今回自分が知りたいのは、連合国側が神風をどのように
捉えていたかです。
世界貿易センタービルに旅客機(ミサイル?)が突入したときに
リポーターが「カミカゼ!」を連呼していたそうですが、
艦船からみて、突撃してこようとしている神風の特攻航空機
をみつけたら、やはり相当の恐怖なのでしょうか?

それとも、それほどまで脅威ではなかったのでしょうか?

A 回答 (9件)

昨今のイスラム過激派による自爆テロと同じだと思います。

あの自爆テロは同じイスラム教徒から見ると「崇高なる行為」と映りますが、異教徒である我々から見ると「狂信者」「洗脳された人たち」「理解不能の破壊行為」にしか見えません。
やる側の理由も似ていると思います。イスラムテロは、まともに戦っても勝ち目がない大国に対する抵抗であり、大戦末期の神風攻撃隊もまともな攻撃方法ではもはや有効な戦果を与えることが不可能になったことを承知の上での「作戦の外道」であったわけです。
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございました。

なるほど、得体が知れないから恐かったのですね。

みんながこの行為を正しく理解してくれることを祈ります^^

お礼日時:2009/05/17 15:41

他の方も指摘していますが、「神風特攻隊」が「お国(天皇)の為に、勇猛果敢に出撃しはかなく散った」なんてのは、後生につくられたイメージでしかありません。


彼らの遺書や日記などを丁寧に読むと、そこにあるのは身近な人(家族・恋人・友人)を思う気持ちです。
何処の国の、どんな人でも多かれ少なかれ持つ「普通の」感情なわけです。
同じように、当時の日本国民がまるで一神教の神を信仰するかのように「天皇崇拝」をしていた、、、というのも作られたイメージです。
事実はもっと複雑ですよ。

さて、本題ですが、「神風特攻隊」を連合軍(アメリカ)側が恐れていたというのは事実なようです。
ただ、それは「神風攻撃」によって死ぬことへの恐怖というよりは、「得体の知らないモノ」に晒された事による恐怖でした。
というのも、アメリカ人の軍隊教育は「生き残るため」を旨として行われます。
アメリカ軍の出撃の目的は、敵を撃破すること以上に「無事生還すること」が最上位に置かれます。
しかし、「神風特攻隊」は全く逆なわけです。
出撃したら生きて帰れない、死ぬことを目的とした攻撃なわけです。
それが、彼らには理解できない。
故に、「得体の知れないモノ」であり、「理解出来ない恐怖」に怯えたわけです。
そして、「日本人は人間らしい感情を持ち合わせない野蛮な民族」だというイメージができあがり、噂として流れていました。(このイメージは、硫黄島の戦いとか他の陸上戦闘での突撃によっても作られました)
その結果、「神風ノイローゼ」となる兵士も続出したわけです。

「神風特効」という「戦術」は、戦争末期に既に「熟練の兵士」という人材も殆ど居なくなり、補給線の確保もままならず、航空燃料や爆薬などの必要物資が欠乏し、制空・制海権もほぼ失い、本土決戦も秒読みという段階で仕方なく考案された戦術です。
当初は、フィリピン戦線限定で考えられていたのが、敵艦への体当たりに成功し、空母一隻を撃沈するという戦果をあげたました。
そのため、「日本が勝つには特効しかない」という妄想を軍部が抱き、終戦まで断続的に行われることになりました。
しかし、出撃した兵士は飛ぶのがやっとと言うほどの訓練度の低い新米兵士が殆どでした。
また、米軍は対空砲火の威力もましていたため、特効の命中率は10%以下でした。

>それとも、それほどまで脅威ではなかったのでしょうか?

戦局を左右するほどの脅威はありませんでした。
ただし、「特効(自爆テロ)」を行う「心理」というのが理解できずに「神風ノイローゼ」になる兵士もいたため、「野蛮な民族の狂気の沙汰」として欧米に広く知れ渡り、結果として「神風神話」とも言えるようなイメージができあがり、今に伝わるという感じでしょうか。
その点が、イスラム教(の神)の為に「自爆テロ」をするイスラム教原理主義者と重なる点があり、「9.11テロ」が「カミカゼの再来」なんて言われるわけです。
ただ、欧米でも何人かの研究者なんかが「カミカゼ」や「自爆テロ」の心理を研究して、正しく理解しようという人もいますね。
まぁ、大衆が持つイメージを変えるのは当分先になるでしょうけど。
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日本人に対する心情は別とすれば、カミカゼは命中率の高い爆撃方法と見ていたでしょう。



あと、もう一つはかなり多くのカミカゼが襲ってきたということでしょう。(特攻だけじゃなく通常攻撃もかなりやっていますが)
カミカゼが怖いというより、多くのカミカゼが怖いのです。
史実を見てもらえれば分かるとおり、戦闘機を増やしたり、VT信管で迎撃したりしても防ぎきれていません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5% …
http://yokohama.cool.ne.jp/esearch/sensi1/sensi- …
上記のサイトを見れば分かるとおり沈没艦こそ少ないですが、損傷艦はかなり多いのです。(特攻だけの戦果ではなく通常攻撃の戦果も入れているとは思われますが)
つまり、かなりの被害が出ています。
もちろん、その理由は「かなり多くの戦力を投入したから」という当たり前の話なんですが。
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同じ連合軍関係者でも立場によって異なると思います。


前線には出てこないような首脳部にとっては、神風特攻隊に代表される特攻は単なる愚かな蛮族的行為と捉えられたであろうし、終戦も間近と考えていたでしょう。
しかし最前線で矢面に立たされる実動部隊からすれば、自らの命を捨てて果敢に体当たりしてくる敵は恐怖の的でしょう。普通の敵は迎撃すればやられないように必死で回避行動をとるものですが、特攻ではそんなのお構いなしに突っ込んでくるのですから。
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 昭和19年7月段階で日本軍による航空攻撃は300機で攻撃して1発も命中せず帰還は10機という状態でした。

これが10月以降一変します。
 命中率が1割に回復したのです。何故か?爆弾を敵の艦船0mまで持っていく所謂『特攻』という戦術に出たからです。
 通常攻撃では戦死率97%で戦果無しだったのに対して、特攻を採用すると戦死率100%で戦果有りになりました。

 米軍はこの戦術に困り果てます。人間が飛行機もろとも降ってくるのです。かなりの恐怖だったらしく、沖縄に従軍した米海軍の乗組員は1万人ほどがPTSDになり後送されました。頭のおかしい戦争(勝つため生きるために戦争するならわかるが、死なば諸共でやってる戦争)をする相手と戦争は出来ません。さっさと戦争を止めるという戦略に出るのです。
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まず、西洋人の常識からはずれた行為であったため、それに直面した兵士にとっては恐怖であったそうです。

これは事実です。ドイツでもアメリカ大型爆撃機に戦闘機で体当たりするエルベ特攻隊が組織されていますが、さすがのヒトラーやヒムラーが、一回出撃させて以来、やめさせています。

戦後の調査では、参戦していた連合軍兵士には「勇敢である」「特異だが理解できる」と言う声が多いそうです。そして、自分も祖国が当時の日本みたいに追い詰められてしまったら、やるかもしれない、やる、という声がかなりあるといいます。同時に、この攻撃手法は日本軍が(如何であれ)、その時点でも極めて高い士気を持っていたことを意味してます。

また当然ですが、自分がやられたとき、相手を道連れにしていった飛行機は、どちらの陣営にもありました。

カミカゼは、ゼロ(戦)、ゴジラ、と並んで英語圏の辞書に載っている日本語ですが、レポーターもこのような行為をしっていおり、理解しているほど知られた事実である、ということです。

ただ、昨今の自爆テロは、スーサイド・アタック、自殺攻撃と呼称しています(一部でカミカゼよばわりもありますが)。一緒くたにはされていない、とおもっていいのではないでしょうか。
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 彼らが進んで国のために己が命を捧げたなんてのはロマンティックな大嘘です。

そうでもなければ彼らを出撃前夜に酔い潰させたり、軍が彼らの勇敢さをギンギンにするナイスなお薬を軍が開発する訳なんてありませんよね──これが後のヒロポン(通称ポン)で、さらに後の覚醒剤です──。また、死ぬまで何度も出撃させたなんてのは作戦と呼ぶに足るようなものでもなんでもありませんし、上官の命ずるままに死なねば非国民という言葉で身内を一生社会の爪弾きにするぞ、との社会的脅し(いまもそんなことをしてる人々も少なくないようですけど)をかけてもいた訳です。
 ちなみにこの一部は出撃寸前で敗戦となったため命拾いした方からうかがった話で、他にもいろいろとげっそりな話をうかがった(軍内部で天皇批判もフツーにされていたという話には驚愕しましたけど)んですけど、それは質問とは関係ありませんので割愛。
 実際、特攻という、パイロットという育成に長い時間と多くの資金を費やす貴重な戦力と勝機をドブに捨てるような作戦を、首脳部の無能さを糊塗するためにひねりだしたお手軽精神主義の産物であって、それを徒に美化することは彼らの死を無駄にすることでしかありません。

 で、特攻作戦を始めた頃は、近代の戦争では絶対にありえない極めてイカれた作戦で、近代兵器に乗った蛮族が突っ込んでくる(と見えた)んですから、そりゃ怖かったでしょう。しかし、その後には日本軍が開発を怠った(これまた精神主義に逃避した軍首脳がその有用性を否定していたんです)レーダーをいち早く装備した米国の軍艦にとっては、的になるのが分かってくるのにわざわざ的になりにくる物好き程度でしかなくなっていたんです。──これまたそれを日本の軍首脳はしっかりと把握していたにも関わらず特攻という愚行をさらに拡大させていったんです。

 で──西洋人にとっては自分の命も顧みない馬鹿者に対する一般的な呼称として、カミカゼの語が使われている訳であって、神風特攻隊に対してウェットな感情を抱いて用いた語ではないんです。そこらヘンは米国のおバカ映画なんぞではよく使われる用法なんです。

 んで、現代にはそんなことはない、というのはどーなのかな。過労死なんて悲惨かつ珍妙な現象は情けないことに日本にしかないんですよ。下っ端は人柱ってのは半世紀以上すぎても変わっちゃないんです。

 全然ロマンティックじゃない戦争については、水木しげる『総員玉砕せよ! (講談社文庫)』──http://www.amazon.co.jp/%E7%B7%8F%E5%93%A1%E7%8E …をお読みになられるとよろしいかと。
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精神的な攻撃としては相当だったようです。


いまでも「日本=カミカゼ」というくらい硬派な日本人は言われるくらいですから。

逆の見方をすれば、それだけ太平洋戦争に従軍した米兵の気楽な感覚が垣間見れます。彼らにとっての戦争はヒーローになるための一手段であって、決して死を意味していなかったのでしょう。日本人は、あの戦争で負ければ家族や日本国の死を意味していたのです。必死になっている者と物見遊山(極端な言い方ですが)のハイカーの感覚の違いでしょうか。

「な、なんでこんなこと(戦争)で死ねるんか!!!???」

という感覚でしょうか。

このあたり、米国は今でも戦争と遊びの垣根が低いですよね。

ただ、圧倒的な物量でする遊びなので、貧乏な国にとってはたまったものではない・・・
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神風は軍事的にはあまり成果はありませんでしたが、精神面では相当の


成果がありました。
アメリカ兵を本当に恐怖のどん底に突き落としたのです。
発狂してアメリカに送還された兵隊が非常に多かったそうですよ。

蛇足ですが、ニューヨークの旅客機がビルに体当たりして、カミカゼと言っていましたが神風特攻隊は民間人は巻き添えにはしていません。
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