誕生日にもらった意外なもの

2009年6月2日の「ズームイン!!SUPER」(日本テレビ)で、建物緑化の話をしていました。苔を壁に貼り付ける方法で、壁の形状に左右されないのがメリットだそうです。

その際、説明書きで用いられていた「斜めな壁」「垂直な壁」という表現に違和感を覚えました。これらは正しい言い方なのでしょうか?

「斜め【の】壁」「垂直【の】壁」ではないのか?と思い質問しました。よろしくご教示のほど、お願いいたします。

A 回答 (3件)

文法的には問題ないようです。


「斜めだ」「垂直だ」という形容動詞の連体形と見れば、その後ろに名詞が続いた形です。
「斜めの」「垂直の」は 「名詞+の」 という組合せで、「の」という格助詞が連体修飾語を形成しているわけで、次に来るのは名詞です。
ですから、文法的には問題なしだと思います。
「斜めな」に多少でも違和感を覚えるのは、「斜め」という言葉が、名詞というより形容詞のような感じがするためではないでしょうか。
ただ、私も、何にでも「な」をつけてしまう、語感的には変な言葉の用法を耳にすると、ちょっと変だなぁと感じることはあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。「斜めな」はこの一語で「形容動詞の連体形」であり、「斜めの」は「斜め+の」の二語だったんですね。文法的にはいずれも間違いではないとのことで、納得です。ありがとうございました。
>ただ、私も、何にでも「な」をつけてしまう、語感的には変な言葉の用法を耳にすると、ちょっと変だなぁと感じることはあります。
・そうですね。今回は、名著「問題な日本語」のタイトル並みに違和感がありました(笑)。

お礼日時:2009/06/02 17:17

現在の「ななめ」には、名詞と形容動詞の二つの品詞があります(下のGoo辞書参照)。


ところが昔の「なのめ」は、形容動詞だけです(下のGoo辞書参照)。
ここにヒントがあります。

形容動詞の連体形「~な」は、大昔は「~なる」でした。
それが「~な」に変り、現在ではこの「~な」もあまり使われなくなり、
大抵「~(名詞)」+「の」になってしまいました。

大昔:斜めなる壁
  ↓
中昔:斜めな壁
  ↓
現代:斜めの壁

今では「斜めな壁」というとチョッと違和感アリな感じですが・・・。
でも、5回ほど「斜めな壁」と唱えてみてください。
私はそれほどおかしく感じなくなりました。
「斜めな壁」という言い方は、まだ死に切っていないどころか、私の頭の中では生き返ったように思います。
これは自分の齢のせいかも知れません。

Goo辞書【ななめ】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/145064/m1u/% …

Goo辞書【なのめ】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/145171/m1u/% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。私は何回唱えても違和感は消えません(笑)。私が若い(1970年代生まれ)から?

お礼日時:2009/06/03 13:32

こんにちは。



「斜め」「垂直」は国語辞典によると名詞及び形容動詞と出ています。

「斜めな」と「垂直な」はいずれも形容動詞連体形で名詞を修飾しますので文法的には正しい表現です。しかしながら、壁は通常、地面に対し垂直であることが殆どで敢えて垂直とは言わないこと、斜めになっている壁は殆ど見かけないことから違和感を感じるているのではないでしょうか? 結論として正しい表現だと思います。

因みに「斜めの」「垂直の」は名詞+助詞「の」が組み合わされた表現です。

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。「斜めな」はこの一語で「形容動詞の連体形」であり、「斜めの」は「斜め+の」の二語だったんですね。文法的にはいずれも間違いではないとのことで、納得です。ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/02 17:14

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