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たいていの人は、プレーリードッグやリスのような小動物や、
ライオンのような動物の赤ちゃんを見ると「カワイイ(´▽`)」
と感じますよね?


イヌやネコ、パンダなどに対しては、成獣(?)となったのちも、
やはりカワイイと思うものです。


人間が、あのような感情を持ってしまうのは、なぜなのでしょうか?


人間が飼い犬に対して愛情を抱く理由は、理解できます。
なぜなら、イヌは、人間の生活の役に立つことがあるからです。


しかし、人間が生存していく上では、
リスやパンダなどの動物に、愛情を感じる必要はありませんよね?


ライオンの成獣に対して、恐怖を感じることは、おおいに意味がありますが、
ライオンの赤ちゃんに対して、カワイイと感じることは、人間が生活・生存
していく上では、意味がないように感じます。


場合によっては、動物は人間の食料となるため、動物に愛情を抱くのは、
むしろ人間の生存にとって、邪魔になるのではないでしょうか。


にもかかわらず、なぜ、人間は動物に対して、愛情を抱くのでしょうか?

「どうして人間は、動物をカワイイと思うのか」の質問画像

A 回答 (6件)

こんにちは、



600万年とも言われる人類の歴史の中で、私たちが動物に捕食されないで
生きられるようになったのは、ここ数千年(4・5千年)であり、
愛玩物として動物を可愛がるようになったのは、大きく見積もっても千年ほどです。
つまり、私たちは人類の歴史の99%以上は動物と捕食し捕食される関係にあったと考えられます。

自分たちを捕食する動物を私たちは、恐れることはあっても、到底「可愛い」とは感じられないものです。

可愛いと感じる為に、最低の条件が、自分に危害を加えないことです。
自分が安全圏にいる(いて)からこそ、相手に愛情を感じることができます、
これは、力の優位性を保っているからこそ沸き起こる感情です。

赤ちゃんが可愛いのも、トラの子どもが可愛いのも、
いざ、戦えば自分の命に危害が及ばないことを無意識に自覚しているからです。
勿論、思い違いも、可愛いと感じることに寄与します、
パンダ(本質は熊)やカバなどが可愛いと思うのは、あくまでイメージであり、草食性や
アニメっぽい丸っこい身体と白黒模様からで、実際のパンダやカバを目の前に可愛いと
思っていると、危険です。(南アフリカでは、カバに殺される事件が多発しているそうです。)

力の弱い小さな生き物でも、ピラニア、ゴキブリ、蚊、ハエ、蛆虫などを
可愛いと思えないのも、彼らが、害をなす(痛みや病気の伝染)からです。

逆に、赤ちゃんを含め、可愛いと思わせる動物には、可愛いと思ってもらう
(=危害を加えないと理解してもらう)ことで、生き延びるという戦略をもっています。
その為に、顔のバランス上の目の大きさや、口の小ささ、人間に似たしぐさ、を武器に
“可愛い”=守ってあげたいとの感情を呼び起こし、生きる道を開いていると考えられます。

以上のように、人間の側の条件(力関係と、好き嫌い認知)と、
力の弱い動物側の生き延びる為の戦略があると思われます
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この回答へのお礼

なるほど、と思えるご意見です。
ありがとうございます。
ただ、少し疑問も持ちました。

動物の赤ちゃんやカワイイと思える動物の成獣は、
進化の過程において、数万年前から、いまとあまり
変わらない姿だったと思います。

そのころから、ここ数千年での人間との共生関係を
見越して、カワイイ姿になっていたとは考えにくいのです。

ということは、人間が絶対的な強者の立場となったのちに、
動物にカワイイを見出すように、考え方が変化したのかな?
と思いました。

お礼日時:2009/06/04 08:53

基本的には母性(父性)本能(親が自分の子孫に対する保護育成の必要から発達させてきた、愛情といわれる心身の働きかた)なのでしょうね。

それが厳密な働きをしないで幅を持って働く、赤ん坊を連想させるような対象の性質全般(小さい、弱い、無邪気だ、無害だ、など)に働いていくということなのだろうと思います。
進化論的にいえば、それが逆に強者側に例えば癒し効果を与えるというようなこともあって無駄が無駄でなくなっていることで人間の場合はむしろ発達させてきたのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

母性(父性)本能が発展して、癒しを感じるようになったということですね。
人間が、いかに脳が発達した動物であるかという、ひとつの例ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/04 09:03

動物や赤ちゃんは、人の心を癒します。

かわいいと思うのは、あなたの心が癒されてるからです。だから多勢の人が、ペットとして飼っています。大人の特に男性が、かわいくないですね、これは自我が発達してるからです。ストレスの源である脳の自我と、癒しの源である自然の情緒は、対立しています。脳が自我が発達すると、自然の情緒が遮断され、神から遠ざかります。脳が未発達で自我が小さい程、情緒が多くなり神に近いので、かわいいです。だから大人は脳を休ませて、自我を弱くする工夫が必要です。座禅や伝統文化の茶道や能、日舞、演歌、太極拳など
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この回答へのお礼

つまり、ストレスを軽減し、脳によい癒しを感じるために、
動物にカワイさを見出すようになった、と考えることができる
わけですね。

これは、思いつかなかった説でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/04 08:56

自分が思いどうりに扱えるものはかわいいのではないでしょうか。

逆に手に余るものはかわいくないのだろうと思います。役に立つか立たないかと関係があると思いますが、少なくとも役に立つものは自分の思いどうりにできるものである場合がほとんどだと思います。ライオンの子供でも痛いほど噛みつかれたらとたんにかわいくなくなると思います。
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この回答へのお礼

なるほど、そういう見方もできますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/04 08:42

専門的なことはわかりませんが、私は常々、当然、「人間を含めた動物というものは、動物の赤ちゃんをかわいいと思うものだ。

それは赤ちゃんがかわいいと思ってもらって、面倒をみてもらうためだ」と思ってきました。

つまり、赤ちゃんはかわいい。だから、世話をしてもらえる。世話をするのは大変なので、本来なら途中で投げ出したくなるが、かわいいから、なんとか頑張って世話ができる。この流れにのっとって、人間の赤ちゃんもまた、親とはぐれたら狼に育ててもらったりできるわけです。

一方で、「少年院で収容者に犬の世話をさせたら全員が更生した」という例をテレビで見たことがあります。つまり、かわいさを励みに動物の世話をすると、癒されると同時に責任感が生まれ、人をまっとうな道に導いてくれるというわけでしょう。

ちなみに、年寄りやケガをした者も弱者です。そして、そういう弱者も、ある程度はかわいいのですが、赤ちゃんほどではありません。これは、赤ちゃんよりも邪気があるからだと思います。しかし、邪気がある分、これまで生きてきた中で培った仲間や知恵があるので、赤ちゃんほど無条件にかわいがってもらえなくても生き延びていけるのだと思います。

それから、本気でかわいいと思い始めると、食糧にはしにくくなります。私はアサリの砂抜きをしていて、アサリを食べるのが忍びないと感じてしまったことがあります。このあたり、人間を含む動物は結局、無意識のうちに切り替えをしているのだと思うんですよね。例えば、戦争などでは、敵を人だと思わないように訓練されるので殺しやすくなるのです。で、かわいがる対象もあれば、食べる対象もあって、食物連鎖のバランスがとれる仕組みに、本来はなっているのだと思います。

例えば、犬はもともとは野生だった動物を、人間が何年もかけてペットとして改良してきたものですよね。その過程で、犬は人になつき、人は犬をかわいがるようになったのだと思います。アサリの原理と似ています。

パンダは本来、山に隠れているので、そもそも人にかわいがってもらう機会がありませんが、人がかわいがれるほどの距離にパンダが来られるほど環境が変化すれば、パンダは絶滅の危機に瀕します。それで、絶滅しないよう、かわいがってもらっているのかもしれません。

一方で、動物や赤ちゃんを虐待する人もいます。これはまたちょっと違うお話だと思うのですが、長くなるのでこのへんで。
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この回答へのお礼

赤ちゃんはかわいいと思ってもらうことで、生存率が上がっているということですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/04 08:40

家畜との共進化と子孫繁栄のためでしょう。


人類の進化にはイヌとの共生があったからという学説があります。外敵が来るとワンワン吠えてくれるので、人類は発展できたというもの。これがヒトとイヌとの共進化というやつです。

子供顔を無条件にかわいいとする本能があるそうです。
なので、パンダのように見た目が子供顔(実は、やっぱりクマなんですが、あのクロい部分で騙されている)に無条件にかわいいとするのです。
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この回答へのお礼

確かに、かわいいと感じる動物は、子供っぽいところがありますね。
参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/04 08:36

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