プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

大学で基礎力学を履修しているものです。
質点系の運動を今習っているんですが、次の問題がわかりません。
「本体の質量mのロケットが質量mの燃料を積んでいる。このロケットは燃料を(その量にかかわらず)本体に対して速さuで後方に噴射することができる。重力を無視できる空間で燃料を少しずつ連続的に噴射したとき、最初にロケットが静止していた座標系から見た最終的な速度を求めよ。ただしロケットの方向を正とする。
自分は運動量保存則をつかってみたんですが、うまくいきません。よろしくお願いします

A 回答 (5件)

3度目。

お邪魔します。

前回回答で、
---------
Vn = m/M・u - 1/n・m/M・Σ[k=1→n]Vk
ここで、n→∞ の極限を取れば、求める最終速度になります。
最終速度 = lim[n→∞]Vn = m/M・u
---------
と書きましたが、
よく考えたら、
Σ[k=1→n]Vk
の部分は、nが大きくなるほど大きくなるので、
1/n が掛け算されていても、
lim[n→∞] 1/n・m/M・Σ[k=1→n]Vk = 0
とはならないかもしれません。

というわけで、私自身、混乱しています。
失礼しました。
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再びお邪魔します。


先程の回答は、結果だけは合っていますが、途中の計算にミスがありましたので、
下記に訂正します。


燃料の質量はmのままで、本体の質量をMとして計算してみました。

本体質量: M
燃料積載量: m
噴射の分割数: n
本体の速度: Vn


1回目の噴射での運動量保存の式は、
{M + (n-1)/n・m}V1 - 1/n・mu = 0

2回目の噴射での運動量保存の式は、
{M + (n-2)/n・m}V2 - 1/n・m(u-V1) = {M + (n-1)/n・m}V1

3回目の噴射での運動量保存の式は、
{M + (n-3)/n・m}V3 - 1/n・m(u-V2) = {M + (n-2)/n・m}V2

4回目の噴射での運動量保存の式は、
{M + (n-4)/n・m}V4 - 1/n・m(u-V3) = {M + (n-3)/n・m}V3

 ・・・・・

n-2回目の噴射での運動量保存の式は、
{M + 2/n・m}Vn-2 - 1/n・m(u- Vn-2) = {M + 3/n・m}Vn-2

n-1回目の噴射での運動量保存の式は、
{M + 1/n・m}Vn-1 - 1/n・m(u- Vn-1) = {M + 2/n・m}Vn-2

n回目(最後)の噴射での運動量保存の式は、
{M + 0}Vn - 1/n・m(u- Vn) = {M + 1/n・m}Vn-1


以上の式の左辺同士、右辺同士を、上から下まで全部足します。
Σ[k=1→n]{M + (n-k)/n・m}Vk - 1/n・nmu + 1/n・mΣ[k=1→n]Vk = Σ[k=1→n-1]{M + (n-k)/n・m}Vk

左辺のいちばん左のΣと右辺のΣでは、kの範囲が1つ違うだけで中身は同じだということに着目すれば、
{M + (n-n)/n・m}Vn - 1/n・nmu + 1/n・mΣ[k=1→n]Vk = 0
MVn - mu + 1/n・mΣ[k=1→n]Vk = 0
Vn = m/M・u - 1/n・m/M・Σ[k=1→n]Vk

ここで、n→∞ の極限を取れば、求める最終速度になります。
最終速度 = lim[n→∞]Vn = m/M・u

この問題では、M=m なので、
最終速度 = m/m・u = u


以上のことからわかるとおり、
M×最終速度 = mu
という関係ですので、
結果として、一発で空中分解したときの運動量保存の式と同じになります。


では、これにて。
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こんにちは。


面白そうなので、やってみました。

頭のいい人だと、積分で一発で解けるのかもしれませんが、
瞬間、瞬間を細切れにして、運動量保存を適用し、数列の和を使って求めました。


まず、
燃料を連続的に「しゅーーーー」と噴射するのではなく、
n回に分けて離散的に「しゅっしゅっしゅっ」と噴射することとします。
つまり、最後に、n→∞ の極限を求めればよいです。

n回に分けるので、1回あたりの噴射量は、1/n・m です。

n回目を噴射した後のロケットの速さ(最終速度)をVnと置きます。


運動量の保存の式は、
[噴射後の本体+残燃料の運動量] - [噴射した燃料の運動量] = [噴射前の本体+残燃料の運動量]
です。

1回目の噴射での運動量保存の式は、
{m + (n-1)/n・m}V1 - 1/n・mu = 0

2回目の噴射での運動量保存の式は、
{m + (n-2)/n・m}V2 - 1/n・m(u-V1) = {m + (n-1)/n・m}V1

3回目の噴射での運動量保存の式は、
{m + (n-3)/n・m}V3 - 1/n・m(u-V2) = {m + (n-2)/n・m}V2

4回目の噴射での運動量保存の式は、
{m + (n-4)/n・m}V4 - 1/n・m(u-V3) = {m + (n-3)/n・m}V3

 ・・・・・

n-2回目の噴射での運動量保存の式は、
{m + 2/n・m}Vn-2 - 1/n・m(u- Vn-2) = {m + 3/n・m}Vn-2

n-1回目の噴射での運動量保存の式は、
{m + 1/n・m}Vn-1 - 1/n・m(u- Vn-1) = {m + 2/n・m}Vn-2

n回目(最後)の噴射での運動量保存の式は、
{m + 0} - 1/n・m(u- Vn) = {m + 1/n・m}Vn-1


以上の式の左辺同士、右辺同士を、上から下まで全部足します。

Σ[k=1→n-1]{m + (n-k)/n・m}Vk - 1/n・m・Σ[k=1→n](u-Vk) = Σ[k=1→n-1]{m + (n-k)/n・m}Vk

左辺の第1項と右辺は相殺されて、
1/n・m・Σ[k=1→n](u-Vk) = 0
Σ[k=1→n](u-Vk) = 0
nu - Σ[k=1→n]Vk = 0  ・・・(あ)

式(あ)で、nを1つ減らすと、
(n-1)u - Σ[k=1→n-1]Vk = 0  ・・・(い)
となりまして、(あ)-(い)より、
u - Vn = 0

Vn = u ( = 分割数がnのときの、最終速度)

というわけで、
最終速度はuに等しく、分割数nに依存しないという結果になりました。
連続噴射は、n→∞ の極限ですが、その場合も当然、uが答えになります。
V∞ = u ( = 求める最終速度)


以上、ご参考になりましたら幸いです。
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どのように計算して答えを求めたか、式をあわせてお知らせください。


どこが悪いのか、説明できると思います。
基本的には運動量保存則で解けるはずなのですが。
(計算はちと面倒かもしれませんが)
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このぐらい出来ないと完璧にヤバイ状態ですよ。


他の子は高度300kmぐらいまで打ち上げてます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A8%E5%8A%9B

1キロの物質を1m/Sで後ろへ飛ばせば慣性力で1m/Sの速度になるんですよ。
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