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「北朝鮮が攻撃するとしたら韓国ではなく日本」「中距離弾道ミサイルノドンを最大320基配備している可能性があると」という記事を見てぞっとしました。現在日本は憲法9条のせいで、防衛能力はあっても反撃能力はないということが言われているみたいですが、仮に憲法9条が改正されたとしても、日本が反撃能力を持つまでにどれくらい時間がかかるのでしょうか?

結局現在の状況だと、いくら日本の防衛能力が高いといってもあまりあてにはできないないですし(結局被害がでるのではないかと)、仮にノドンが320基すべて発射された場合、半分も迎撃できないのではないかと不安に感じています。

A 回答 (6件)

 一説に、まともな軍隊を一から作り上げるには10年以上かかるとも言われます。

日本には自衛隊があり、全くのゼロからのスタートではありませんが・・・。たとえば法体系が劇的に整備されて、パワープロジェクション能力を持っていいとされたとしても、装備を国産でまかなうか外国から買い入れるかでまた数年変わってきますよね。

 とりあえず現行の装備の拡充でまかなえそうな装備は、
(1)揚陸艦:強襲揚陸艦ではないが、そこは護衛艦艇を手当てすることで
(2)戦車:TKXは他国のMBTと比較しても最軽量!上陸作戦向き
(3)軽装甲車輌:イラク派遣でなんとかなることを実証
(4)攻撃ヘリ:相手の国の海岸線にまで運べればなんとか
(5)歩兵用火器

 新規調達しなければならない装備は、
(1)支援用固定翼機(+それを運用できる空母)
(2)水陸両用型の装甲戦闘車輌
(3)精密誘導弾各種(バンカーバスターなども含む)
(4)巡航ミサイルとその運用に関わる情報獲得手段
 こういったものを手っ取り早く全部外国から買って一気に揃えたとしても、操作の習熟と作戦運用の訓練で5年くらいはかかりそうです。国産化を目指したらさらに5年以上。どうも間に合いそうにないですね。

 ノドンそのほかについては、実際の稼働率がわからないとなんともいえません。あの国の通常兵器の稼働率は10%以下なんて話もあります。さすがに虎の子ですからそこまで低いとは思いませんが、300基を雨あられと発射できるレベルまではいっていないのではないでしょうか。
 加えて、現在の日本は世界に類を見ないほど濃密で高精度の防空体勢を持っている国のひとつです。あっちが乱射してきたらこっちもサルヴォーで(弾があれば、の話ですが)片っ端から撃っていけば、それなりの撃墜率は確保できると思うんですが。
 ただし相手がノドンに搭載可能な核弾頭を持ったら駄目。なんとしてでも北の核開発を断念させないと、本当に危ないですね。 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。核をもたれるのも時間の問題かもしれないですね。

お礼日時:2009/06/21 07:25

 北朝鮮と日本、考えてみれば面白い取り合わせです。



 日本は、「防衛能力があっても、攻撃能力はない。」
 北朝鮮は、「攻撃能力はあっても、防衛能力がない。」

 普通の日本人がノドンを恐れる必要はありません。北朝鮮は航空機や艦船の更新をやめて国土防衛力を崩壊させ、国民を餓死させてまで、短時間に目標を破壊するミサイルという武器を実戦配備してきました。
 わざわざ不特定多数の日本人民間人の頭上に落とすために、このような犠牲を払うはずがありません。
 目標は、明らかに在日米軍です。(米軍基地周辺の人は、巻き添えを食うかもしれませんが。)

 不特定多数の日本人を殺傷するなら、ミサイルなんて不要です。直径1メートル程度のアドバルーンにタイマーを付けて、サリンをぶら下げればいいだけです。ジェット気流に乗って自然に日本上空に到達します。ミサイル1基作る費用で、数千個作ることができ、鳥と同程度の大きさですから、自衛隊のレーダーでは捕捉できないことになります。(設定を変えれば捕捉可能ですが、鳥で反応してしまい、いつも多数の標的ありの状態になってしまって、実際上は使えません。)ですから、日本側は防御不能です。十万個以上飛ばせば、核兵器並みの被害を、極めて安価に日本に与えることができるでしょう。
 このようなアドバルーンを、北朝鮮は30年以上前から持っています。(数は不明。)

 日本側は、アドバルーンというローテクの兵器に対して、沈黙しています。(1980年代には、新聞の片隅に不審な気球が見つかったという記事が時々小さく記載されていました。風向きや時間のデーターを取っていたのでしょう。)
 ローテク兵器に対して高価な防衛システムを作るのでは、日本側の大損です。ですから、これに対して日本側では表だった動きはありませんでした。

 ソ連の崩壊で、東西陣営の対立がなくなり、防衛費の支出を抑制して当たり前という状況になって以後、自国防衛もままならない北朝鮮の脅威をあおる論が盛り上がっています。(金正日の後継問題・対米カードの獲得という北朝鮮側の事情が勿論存在するのですが。)

 アメリカが開発を目指すミサイル防衛システム(=ハイテク=お金になる。)に日本も参加するという「世論の地ならし」が進んでいるのも間違いないでしょう。
 日本も開発に参加することで、日本の防衛産業が儲かり、アメリカは数兆円と言われる開発費の一部を日本にも負担してもらえるという、日本の防衛産業・アメリカ政府にとっておいしい話です。
 
<金正日の後継問題・対米カードの獲得という北朝鮮側の事情>
 東西冷戦の終結・中国の経済開放政策で、北朝鮮の立場が大きく変わってきたのです。
 中国の貿易相手国の第1位はアメリカで、2007年の対米輸出は2,327億ドル、輸入は694億ドル。16兆円以上のお金を中国はアメリカから儲けたことになります。(この金額は、中国の防衛費総額をはるかに超えています。極端に言えば、中国はアメリカからもらったお金で国防費を捻出しているとも言えます。また、中国の保有するアメリカ国債は70兆円以上。アメリカドルが暴落すれば、中国は大損です。)
 中国を大儲けさせている「アメリカ」と、貧乏北朝鮮の支配者「金正日」どちらかを最終的に切らなければならない事態になれば、自分が見捨てられると金正日は考えています。
 ですから中国の嫌がる核武装をしても、自分の命・政権を守るという方針を取っています。 
 米軍基地をたたくミサイル・核兵器がなければ、防衛力が崩壊している北朝鮮に対して、アメリカが電撃作戦(計画があった主なものでは、リビア・キューバへの侵攻……、実行されたものはパナマ・イラク・アフガニスタン……。パナマ侵攻は大成功でした。)を仕掛ける可能性がかなり大きくなります。

 パナマ侵攻
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A% …

 金正日を北朝鮮からアメリカへ拉致できれば、大韓航空機爆破によるアメリカ人殺害・アメリカドル偽造・覚せい剤製造密売の犯人として、アメリカの国内法により、死ぬまで刑務所にぶち込んでおくことができます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。詳しくありがとうございます。

お礼日時:2009/06/21 07:28

 継続してのミサイル発射を食い止めるための反撃ということでしょうか。


 きちんと準備して、と言う事になると他の回答者さんの解説のようになりますが、手持ちの兵器(小型艦船、短距離ミサイル)等を用いて、細かい戦術は創意工夫で、ということであれば完全ではないにしろ、ある程度の反撃はすぐできるでしょう。細かい問題点をいうときりがないのですが、必要な装備や錬度の高い人材が確保できず、ありあわせの装備で攻撃、というのは戦争の歴史で日常茶飯事なので、扱いにくいハイテク兵器が増えているとはいえ、その程度の事が出来なければ、憲法が改正されたとしてもねえ、という感じはします。
 北朝鮮の攻撃というシナリオがほぼありえないので適当な事をいうと、威嚇という点では日本の衛星発射用のロケットを平壌に突っ込ませるのが有効かと考えられます。核も、北朝鮮が頑張っている試作品程度なら実験用原子炉を上手く利用して最短3ヶ月、という話もありますので、その搭載をちらつかせて実際には花火でも搭載してロケットを打ち上げ、平壌上空で綺麗な花火を披露すれば、北朝鮮の厭戦感を煽るのにはもってこいかもしれません。

 なお、ミサイル300発というと非常に怖い話に思えてしまうのですが、破壊力は直径10メートル程度の穴をあけられる程度(参考 http://www.otsjapan.com/iraq.html)で、人口密度が同程度のイスラエルでの同程度の爆薬を積んだミサイル着弾時の被害は40発で死者4人程度。宝くじにあたるような確率で自分が死亡する可能性はなきにしもあらずで嫌なものではありますが、日本の国力を消耗させる威力は、仮に1、2発核弾頭が混ざっているという最悪の仮定をおいたとしても、なきに等しいといっていいでしょう。一昔前までは、一発で関東平野を焦土にできる核ミサイル(北朝鮮で開発中の威力の低い原発ではなく、水爆)がソ連により日本向けに大量配備されていたわけで、そのことを考えるとそんなにびくびくする必要はないと考えられます(こういった勝負はびびったら負けですし)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/21 07:27

「仮に憲法9条が改正されたとしても」とさっらと書いておられますが、


憲法9条が改正されているという時点で日本はかなりの攻撃能力を持っているでしょう。

憲法9条を改正するのは衆参に2/3の改憲勢力いるか、カエサルのような政治家が現れて9条を停止するのどちらかです。
衆参の2/3の勢力があれば、憲法を改正する以前に、かなりの防衛力整備がなされているでしょうし、
カエサルなら北朝鮮を攻撃しているかもしれません。

日本が反撃能力を持つまでにどれくらい時間がかかるのかは、日本人のやる気にかかっているし、
やる気がなければ憲法を改正しても何も変わりません。

小泉首相か戦闘地域・非戦闘地域の論法を使ってイラク派兵をしたように、
やる気さえあれば1年でできるでしょう。(実際にしないと思うけど)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/21 07:26

>仮に憲法9条が改正されたとしても、日本が反撃能力を持つまでにどれくらい時間がかかるのでしょうか?



装備を考えてみると
 強襲揚陸艦がない
 上陸用戦車がない(TK-Xは開発用)
 上陸用歩兵がない(海兵隊がない)
 攻撃用マルチロール機がない
 上陸支援用対地ミサイル装備がない
 地下攻撃用兵器がない(バンカーバスター)
   ・・・ETC 自分はあと20年とみています

>仮にノドンが320基すべて発射された場合
 すべて防げません。
 まず日本が迎撃するためには相手が発射準備をしているのを知ることが必要です。仮に発射された後レーダで感知しても数分で日本に着弾します。これでは防げません。
 日本は軍事衛星による監視ができないため、米軍からの通達が必須です。
 もしこれが予兆なく一度に発射されたら間に合わないでしょう

 で、一度ではなく順次発射で日本がイージス艦を日本海上に待機させ感知できたとしたら・・・
http://www.mod.go.jp/j/library/bmd/index.html
 その場合 海上配備型迎撃ミサイル・SM3
      上配備型迎撃ミサイル PAC3
 での迎撃になります
    それを個別に見てみると・・・SM3は役には立たないでしょう。これは射程が短いため、高度に到達したノドンは完全に射程外です。発射してすぐなら迎撃は可能ですが、その場合はSM3は北朝鮮上空を通ることになります。
 それは現在の法では不可能す。

で、頼みの綱はPAC3ですが・・・
 運用実績をみてみると
2002年2月16日 第1回迎撃実験 失敗 (巡航ミサイルに見立てた無人機の迎撃実験)
2002年3月21日 第2回迎撃実験 1基命中、もう1基は、発射失敗
2002年4月25日 第3回迎撃実験 1基は「命中」したが「敵ミサイル」の破壊に失敗。もう1基は、発射失敗。
2002年5月30日 第4回迎撃実験 1基は命中。もう1基は、発射失敗。

 現在は改良されているとはいえ、おそらく最近の資料は迎撃は1/3程度になるでしょう。
 無論、これは北が単発に近い発射に限定されます。しかし軍事行動における緒戦の常識として一度に大量のミサイルを発射するでしょう。
 ブラフ、と発射台の関係で、おそらく最初は30~60発

そうすると確立はもっと下がり、迎撃可能となるミサイルは1/5~1/10程度でしょう。
 無論北は第一発で日本のレーダ網を破壊しにきます

となると・・・320のうち 300は日本に落ちると思います
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。ミサイルを発射されたら終わりなんですね。

お礼日時:2009/06/21 07:24

半分も迎撃できないので160発は落ちるでしょう


在日米軍がどのくらい落としてくれるかですね
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この回答へのお礼

160発も落ちるかどうかすら疑問に思います。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/18 16:44

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