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 私の祖父母は最盛期には農業で成功を収め、その後は地価の上がった時代に農地を売却したり・農地だったところを会社向けの貸地にしておりそれなりの財産があります。
 祖父母の財産の分与は2人の姉妹(母の妹2人)と私の母(長女)私の父(婿養子)で以前より祖母のときには行わず、祖父の場合に行うことがあらかじめ決められておりました。
 2003年頃からその祖父がアルツハイマーであると地元の高齢者専門の病院で何度も診てもらいました。
 2006年頃には母は祖父母の両方を診ていくことが困難となり、祖母を2番目の叔母に診てもらうことにしました。
 しかし、その後家庭内トラブルがあり、祖父は父に「出て行け!」と罵ったうえに、その翌日(2006年の祖母よりも遅い時期)から一番下の叔母の家に行くと家を出ました。
 祖父母を見てもらう際に、両親は多額のお金を叔母に渡しており、プラスアルァ色々事あるごとに祖父母の資産よりお金を出し続けております。
 その後2007年に叔母達は結束して、財産の公開を求めてきたり、財産の相続に関して自分たちに有利なようにことを進めようとしてきました。
 そして、その年についに末の叔母は弁護士を雇って、自分たちに有利な遺言をアルツハイマーの祖父に書かせました。
 感情的な話になりますが、私は孫なので、遺産相続の権利はありませんし、祖父母の遺産は私の両親の代で使ってもらって結構だと思っております。
 ただ、母は昔から長女ということで、養子取りの問題があり、自由に恋愛などはできず、昔から姉妹の誰よりも厳しく育てられ、祖父母の意に沿うように人生を送ってきました。
 父も婿養子なので、サラリーマンの傍ら家の家業を足の悪い中(父は軽度の足の障害があります)手伝ったり、肩身の狭い思いで暮らしており、「出て行け!」と罵った祖父であるにも関わらず、いまでも祖父のためにと思っていろいろと頑張っています。
 
私がお聞きしたいのは法律的には 
・この場合の遺産相続は遺言は有効であるのか。
・有効でない場合の手続きはどうすればよいのか
心情的には
・父と祖父の感情の行き違いからできた溝をどうしたら埋められるか
・真面目に祖父母達のために頑張ってきた両親が報われてほしい、そのためにはどうしたらよいのか
以上です。
 稚拙な文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
 なお、私は法律に関してはズブの素人ですので、申し訳ございませんが、わかりやすい言葉で説明していただけるとありがたいです。
 

A 回答 (3件)

no2です。


回答がお気に召さなかったようですが、気に入るか気に入らないかと
現実がどう推移していくかは別な問題です。
他人ごとながら少し心配になり返信しました。

先ず現在の状況理解ですが、弁護士を入れて遺言書を作ったということ
は、有効な遺言書である可能性が高いということなのです。相手はプロ
ですから、後々遺言効力の問題が出そうなことぐらいわかっているはず
でその対策はしてあると考えるほうが自然だと思います。
アルツハイマーで法律行為が争点になる場合でも、遺言書に医者の添え
書きがあれば有効となります。

また、遺言は本人が亡くなるまで開封はできません。(公正証書であ
っても閲覧できません。)ですから何が書かれているかわかりませんし
存命中は権利が確定していません。このことから生存中に遺言無効の
訴えをすることはできないことになっています。
もし、無効の争いをするのであれば亡くなった後のことになります。

亡くなった際に遺言無効の訴えをした場合、裁判官は遺言書が法的に
有効かどうかの判断しかしません。情状、つまり父の祖父に対する貢献
を認めて遺言を無効にすることなど絶対にありません。
もちろん、作成に立ち会った弁護士に手抜かりがあり遺言が法的に無効
と判決される可能性がないとはいえませんが、先に書いたとおり可能性
は低いと思います。

以上のように、作成済の遺言を無効にするのは難しいと判断します。
とすれば、残された道は祖父が作成した遺言を破棄するか、新たな遺言
を作成するかしかありません。
もちろん、これも本人の法律行為が問われますので、まだ病状が進んで
いないというのが前提です。成年被後見人なんかになったらもう無理
です。ですから、なるべく早く、どんなに屈辱的であろうと祖父との
関係を修復し、最低限遺言書を破ってもらうのが最も可能性が高いと
見立てた訳です。

弁護士に相談されるようですから是非そうしてください。たぶん同じ
ようなこと言われると思いますが。

最後に、
>相続争いは打算だとおっしゃいますが、その理由は何故でしょうか?
>教えてください。
叔母たちの目論見は打算でしょう。
打算にはそれ以上の打算で立ち向かわないと、勝算は難しいですよ。
どちらが正しいのかではなく、法律というルールのもとでどうすれば
勝てるかということを算段したほうが勝つということです。
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本当にボケているのなら、お父さんに対する感情だってボケているで


しょう。
お父さんに対する感情が残っていれば法律行為可能ということで遺言
は有効である可能性が高いですね。

少しボケ気味なら、法律行為が可能なうちに、わびを入れて、仲良く
なって改めて遺言書書いてもらえばいいと思います。

こう言ってはなんですが、相続争いなんて打算そのものです。
正義なんてありません。
ですから、あなたも父に相続させたいのであれば、「報われて欲しい」
とかセンチメンタルな感情は捨てて、祖父をどうやって引き寄せるか
に算段したほうがいいですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
アルツハイマーの患者さんは普通の認知症の方とは異なり、大体は怒りっぽくなります。ささいなことですぐに怒る、すごい剣幕で怒る、といった状況がよくみられます。
 現に父との件も、何が気に入らなかったのかわからない会話であるのに父が日常の会話をしていたら急にすごい剣幕で怒り出しました。
 しかも本人が父に「出て行け」といったのにもかかわらず、周りには父が祖父に「出て行けと言った」と吹聴しています。
 父が祖父に詫びる理由はどこにあるのでしょうか?
 相続争いは打算だとおっしゃいますが、その理由は何故でしょうか?
教えてください。
 あと、ボケという言葉は介護を実際にされてる方、自身が認知症などの不安がある方にはあまり良い呼び方であるとは言えません。改めた方がよろしいかと思います。

お礼日時:2009/07/09 02:19

アルツハイマーの祖父に書かせました。


ここを立証できればすべて無効になると思います。
今からでもいいから成年後見人になるようにしてもらいましょう。
http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/so/yuigono …

病院など受診されている経歴があったなら取り消しも可能かもしれない
http://www.shinenet.ne.jp/~kikuchi/q-a/koureisya …
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
成年後見人の件も含め、一度弁護士さんに相談しようと思います。
 病院の受診経歴(2年以上)とデイサービスの通所歴があるので、少しづつ弁護士の方と相談して、取り消しができるように材料を集めるようにします。

お礼日時:2009/07/09 02:25

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