アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

私が一番の名作だと思っているマンガは、手塚治虫の「火の鳥 鳳凰編」です。
人間の弱さ、醜さ、力強さなどなど、巧みな人間描写と緻密に組み合わされた内容はとても私には表現できそうにありません。
他にも、「これを知らないのは損だ!」と言えるような名作はありますか?
手塚治虫はほぼ読破したので、それ以外で教えてください。
絵柄の新旧は問いません。
マンガに限らず小説でも映画でも。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

>人間の弱さ、醜さ、力強さなどなど、巧みな人間描写と緻密に組み合わされた内容



ということからすると、やっぱり古典だろう。

「罪と罰」ドストエフスキー
人間の原点。手塚治虫も漫画化していたはずだ。罪とは何か、人間とは何かということを深くえぐる。人生で必ず読むべき本を一冊あげるとしたら、これだな。

「提婆達多」中勘助
これは岩波文庫から出ている。仏陀(お釈迦様)のライバルであり密教の生みの親であるデーヴァダッタの生涯を描いたものなんだが、すごい。なんといえばいいのか、「人間らしくあるということはどういうことなのか」ということを深く考えさせられる。ただ、学生だとちょっと難しいかもしれない。その場合は、

「菩提樹の陰」中勘助
こっちがおすすめだ。これは、天才的な彫刻家の話。心から愛する女性を亡くしてしまった男は、神がかり的なその能力でその女性の彫刻を彫り、復活を願う。神は、その男の行為に怒り、罰として女性を死から蘇らせる。命とは何か、ということを強烈に考えさせられる物語だ。

芥川龍之介の作品
おすすめは、ない。どれもこれもすべてがおすすめだからな。芥川龍之介は、あらゆる近代小説の原点といってもいい。面白いし、そして深く考えさせられる。宮沢賢治もいいが、ちょっと宗教色を感じてしまうところが、な。

この回答への補足

あ、すみません補足し忘れましたが学生ではないです^^;いい年こいた社会人です。

補足日時:2009/07/26 17:35
    • good
    • 0
この回答へのお礼

芥川龍之介はたまりませんよね。大好きです。
ドストエフスキーは最近新訳ブーム?っぽくなっているのに乗って手を出しているのですが、罪と罰は未読です。
中勘助さんは知らなかったのでどちらも読んでみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/26 13:46

火の鳥、いいですよね~未来編のロック好きなんです(笑)



小説では、
・三島由紀夫「春の雪」
 映画化もされましたが、私見では、あの小説はだてに映像化できるようなものではありません。それほど美しい作品です。

・ドストエフスキー「罪と罰」
 やっぱりこれはすごい。圧倒的です。格調高い文体がお好きなら、米川正夫訳がお勧めです。

映画では、
・黒澤明「羅生門」「赤ひげ」「生きる」
 黒澤明の作品の中でも、緊迫したストーリーと味わい深さが特にすばらしいと思える三本をあげました。絶対何かを得られると思います。

・フェリーニ「道」
 人間の魂というものを感じさせる、非常に深みのある作品です。

・チャップリン「独裁者」
 「街の灯」も名作です。チャップリンのような美しい悲哀から生まれた芸術は他の人には作れないものです。

以上、なんだか本当にいわゆる名作ばっかりあげてしまいましたが、
私の心に響いたものを選びました。
ご参考になれば幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

前の方もあげていただいた罪と罰、とても気になってきました。早速読んでみたいと思います。
黒澤映画は実は全く見た事がないので、これを機に挑戦してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/31 07:12

「銀河英雄伝説」小説・アニメ


そこに一つの歴史が、リアルに存在します。登場人物が生きています。
作者の田中芳樹さんは、ある意味、神です。絶対お勧め。

「マイ・レフト・フット」映画
実話の映画化ですが、健常者の俳優が小児麻痺で左足しか動かない主人公を演じています。圧巻です。

あと、友人に勧められて読んだ「スラムダンク」は、ホントに面白かったです。
余りマニアックにならないトコロで、挙げてみました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

銀河英雄伝説もスラムダンクもとても面白いエンターテイメントだと思います。
田中芳樹さんは完結さえしてくれれば・・・もっと読むんですが(笑)
マイ・レフト・フット見てみます。ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/31 06:55

【40代男性】です。



手塚氏ファンの方なら既読だと思いますが一応。。。
「MONSTER」浦沢直樹氏著
「もうひとつのMONSTER」 ヴェルナー・ヴェーバー/浦沢直樹氏 共著
長崎尚志氏訳
「なまえのないかいぶつ」 エミル シェーベ著
私のお気に入りです。

後、賛否両論分かれるところですが「バトルロワイアル」もお勧めします。
小説、映画、コミックの順番に読めばただの暴力表現目的の一連の作品ではない部分を感じる方も多いはずです。
(映画はR-15指定だったはずなのでご質問者さんが該当する方であればご遠慮ください。)

手塚治虫氏の作品は私も好きです。

氏には及ばないとは思いつつ人間描写に重きをおいてランダムに挙げれば
「新ブラックジャックによろしく」佐藤秀峰氏著
「闇金ウシジマくん」真鍋昌平氏著
「寄生獣」岩明均氏著
が頭に浮かびました。

考え込んでしまうタイプでなければこちらもいいと思いますが・・・。
「Son's」「はみだしっ子」「ロングアゴー」三原順氏著
古い少女漫画なので抵抗あるかな。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

古い少女漫画も好きです。むしろ古いほうが好きなくらいですね。ガラスの仮面やベルサイユのバラは名作だと思っています。
ブラックジャックによろしくはまだ読んでいなかったので読んでみます。
他のおすすめもありがとうございます。

お礼日時:2009/07/26 08:59

ロウソクの科学

    • good
    • 0
この回答へのお礼

Amazonで見てきました。あまり手を出した事がないジャンルなので楽しみです。ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/26 08:55

小説『十二国記』

    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速ありがとうございます。
十二国記は既読です。早く続きが読みたいですよね。

お礼日時:2009/07/26 00:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!