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電話での相手への呼びかけことば「もしもし」は失礼なことばなのですか?

通常は「(お世話になっております)、○○の××と申します・・・」ですが、
次のようなときは「もしもし」を使ってしまうことがあります。
・電話に出た相手が「はい」のみなど、名乗らない
・電話に出た相手の声が遠かったり雑音が混じっているとき
・他部署から電話が転送されてきたときに回線が確実につながったかを確かめるとき
これらはすべて失礼な応対となるのでしょうか。

「もしもし」が元々「申す申す」であるなら、
電話を受ける側が「もしもし」と出るのはおかしい、というのは分かりますが・・・
そもそも、「言う」の謙譲語「申す」を重ねた「申す申す」がなぜ失礼なことばなのかが分かりません。

「もしもし」は目上に対する呼びかけことば、とか
元々電話交換手が「おいおい」では失礼だからと使い始めた「お話ししてよろしいですか」のニュアンスの呼びかけであるとも聞きました。

ご存知の方、ぜひご教示ください!

A 回答 (4件)

No.2、No.3です。


「もしもし」→「申し申し」が失礼に当たる件について、
気になったので、少しだけ調べて思ったことを書きます。

「申し申し」は呼びかけの言葉と書いてありました。
「申し申し、なにか落とされましたよ」
みたいな、例文から察するにこんな感じかと。

それで思ったんですが、目上の人に対して「もしもし」っていえないなって。
たとえば、会社の上司であっても「もしもし」って呼ぶことは、
「おい」とか「ねえ」とかと一緒で、失礼な感じがします。

何かで読んだか、見たのか、忘れましたが、
電話ができたころの「申し申し」って「聞こえますか?」って意味だったという記憶があります。
曖昧ですが・・・・・調べると、記述があるので、間違いではないようです。
もうひとつ、電話をかけること自体が失礼だという話も聞いたことがあります。
電話がかかってくると、もしかしたら大事な用事や知らせの電話かも知れない
ということで、とるものもとりあえず電話口に行く。
大事な用事でも、大切なお知らせでもなく電話をかけて、相手の手を
止めて、電話に出させるというのはどういうことだ!という話で、
まあ、古い考え方だと思いますけど。

マナーって、難しいですね。万人が文句の出ない様式というのは、
なかなか無いのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

再度、ありがとうございました。

電話創成期の「申し申し」については、
当初は「聞こえますか?」の意味で「おいおい」という呼びかけが使われていたものが、「それではあんまり・・・」という電話交換手(主に女性)の人たちによって「申す申す→もしもし」が考え出されたというようなことを聞いたことがあります。
とすれば、「もしもし」は「おいおい」より数段丁寧な呼びかけである(または、あった)と考えられます。

今でも、目上の方が何か落とされたとき、
「おはようございます、何か落とされましたよ」はやはり変で
「もしもし、何か落とされたようですが・・・」で差し支えないように思います。

結局、自分の中での(強引な)結論として、
1 「もしもし」は現代でも丁寧な呼びかけことばではある。
2 ただし、電話の性能が向上した現代で、呼びかけの第一声に「聞こえますか」の意の「もしもし」を使うことは、相手の耳を疑っていると受け取られかねないので、電話をかけた側の第一声の「もしもし」はNG
3 会話の途中で電波が途切れそうになったり雑音が入ったりしたときの「もしもし」は誤りではない
4 もちろん、電話を受けたときの「もしもし」は日本語の用法として誤り
・・・としてみました。

ことばは生きていて時代とともにどんどん変化していくものなので、
「もしもし」は失礼、という考え方も将来的に忘れられていくかもしれません。

ことばについても、マナーというものについても
いろいろと考えさせられ、たいへん勉強になりました。
本当に、ありがとうございました

お礼日時:2009/11/27 01:08

No.2です。


>電話をかけたときの第一声は何が一番望ましいのでしょうか・・・?

挨拶です。
「おはようございます」「こんにちわ」「こんばんわ」
これが第一声です。
一般的にどうかはわかりませんが、コールセンターではこれでした。

第一声は
「挨拶+名乗り」
「おはようございます、○○の××と申します・・・」
が、正しいのではないかと思います。

まあ、知り合いからの電話でなければ、どこからかかってきたって、
今のご時勢怪しいと思うのでは?

補足が遅くなってしまって、申し訳ございません。
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この回答へのお礼

補足をありがとうございました。

その後、私の職場では(理由は分からないまま)電話で「もしもし」を使うこと自体NG、ということになりました。

あとは、日本語学的な観点から、
謙譲語の「申す」が「失礼なことば」に変化した経緯に興味がありますが、
ここでお尋ねすることではなさそうですので、また別の機会にしたいと思います。

たいへんありがとうございました。

お礼日時:2009/11/26 00:50

カスタマーサポートでの基本は「もしもしは失礼なので使わない」でした。



実際失礼なのかどうか?ということに関してどうこう考えることよりもビジネスマナーとして「もしもし」はNGであるということが、一般的だというこが重要なのでは無いでしょうか?

「お世話になっております」と電話をする相手は、丁寧にしゃべらなければいけない相手になると思うので、もしどうしてもご自身で納得がいか無いようでも、違う言葉で対処すべきと思います。

ちなみに、コールセンターでは
・相手が名乗らない場合居は「申し訳ございませんが、お名前を教えていただいてもよろしいですか?」と、お名前を伺います。
・相手の声が聞こえにくい場合には、お名前が分かっている場合は「○○さま」と呼びかけてみる。また、それでも聞こえない場合は「○○さま、申し訳ございません、少し聞き取りにくいのですが」と、正直に訴える。
このようにしていました。

質問の直接的な内容とは少しずれたかもしれませんが、私も同じ疑問を持ったことがあるので、こういうことかなと思い、回答いたしました。

参考URL:http://manual.ranking5.com/hosoku/teloutai.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

非常識でしたらすみません、「もしもし」が失礼な言葉なのは、一般的だったのですか・・・?
私も職場の周りの人間も知らなかったので・・・
接遇研修のマニュアルでも見たことがありませんでした。
「「もしもし」で電話に出てはいけない」というのはあったのですが。

特に、電話をかけたときの第一声としては他に思い当たりません
話し始めの「クッションことば」としても必要な気がします。
唐突に「私、○○の××と申します・・・」と始めるのもかえって失礼では、と思われますし、
「お世話になっております」で始めて「別に世話なんかしてないよ」と返されたことは、「もしもし」で怒られた回数(1回です)よりずっと多いです。
自分が電話に出る側だったら、かけてきた相手がいきなり弁舌爽やか、かつ滑らかに話し始めたら、たいていアヤシイ勧誘かセールスの電話だと思ってしまいますが・・・

意味や理由をひとまず脇に置いて、「もしもし」自体がNGことばだとすると、
電話をかけたときの第一声は何が一番望ましいのでしょうか・・・?

お礼日時:2009/08/05 00:57

「 「もしもし」は「申し申し」で、電話創生期に自分の言っていることが聞こえているかどうか確認するのに使われたことばだから、受けた側の応答としては適当ではないという人もいる。


(『笑う敬語術』より)

とのことなので、電話をかけた側は使っても良いのではないでしょうか?
あと確認のための言葉だし、気を害す人がいるとは思えないので、全然良いと思います。
マナーって結局常識的な「印象」だと思うので。
あと敬語っていうのは「潤滑油」なので、たいていはあいまいに濁したものか、まわりくどく長ければいいようなものです(と上記の本の著者様がおっしゃっられたようにお見受けいたしました)
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

仕事柄、電話応対を含めた接遇研修を何度も受け、
「かかってきた電話に出るときは「もしもし」は使わない」
というのは教わりましたが、
かけたときにも使ってはいけないというのは聞いたことがなかったので・・・

しかし、先日年配のお客様で
電話をかけたこちらが「もしもし」と呼びかけたという理由で烈火のごとく怒られてしまい、不安になった次第です。
(電波の状況が悪く、電話に出た相手の声がひどく遠かったので、思わず「もしもし」と言ってしまったのですが)

ちなみに、接遇には結構キビシイ職場ですが(コールセンターではありません)、
周りの誰も「電話をかけたときに「もしもし」を使ってはいけない」というルールは知りませんでした。
それまで、それで怒ったお客様に出会ったことはありませんでしたし。

単に、相手のムシの居所が悪かっただけなのでしょうか?

お礼日時:2009/08/05 00:29

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