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2番の前歯を差し歯(ファイバーコア・メタルボンド)にする予定で
土台の型を取るために歯を削ったところ、表面にヒビがあるといわれました。
モニターに映してくれたのですが、素人目にはよくわかりませんでした。
(レントゲンは取っていません。)

先生からはこの状態ではメタルボンドの差し歯はできないと言われ
とりあえずメタルコア、硬質レジン前装冠の差し歯にすることになりました。
もし土台を入れてみて割れたら抜歯とも言われています。

次回、土台を入れるのですが
ヒビの入っているところに金属の土台を入れたら
割れてしまうのではないかと不安です。

抜歯はできるだけ避けたいので
ネットで割れた根を接着して治す方法があるということを知り
セカンドオピニオンをもとめようかどうか迷っています。
根を接着して残す方法とは安全なものですか?

それとも根にヒビが入っている場合は
すぐに抜歯する方がよいのでしょうか?

A 回答 (3件)

ヒビがどの辺まで入っているかによって、歯が保存できるかどうかが決まります。

完全に割れていれば抜歯しかありません。
まずレントゲンで確認できるほど大きな割れ目であれば、肉眼では簡単に判るので必要ないし、逆に表面にしか確認できない程度であれば、レントゲンでも写る事は稀でしょう。

保険で冠を被せた場合、2年以内にダメになったとき、抜歯は保険で出来ますがそれ以外の治療は、医院が保険費用を請求する事が出来ません。
このシステムでいけば、選択肢は次の四つです。
(1)2年持つかどうか判らないから、保険で抜歯して義歯かブリッジにする。
(2)先に自費で被せておいて、ダメだったら保険で義歯かブリッジにする。
(3)保険で被せておいて、ダメだったら医院の持ち出し(損)で義歯かブリッジをする。
(4)保険で冠を被せておいて、ダメだったら自費で義歯orブリッジorインプラントにする。

(1)は保全可能かどうかわからない段階で抜歯するのは、確実ですが、患者を大切にしない方法です。
でも現在厚労省の方針は、予算がもっとも削減できる、これです。
(2)は冒険ですが、維持できれば幸いです。でもダメだった時には患者さんは自費分をある程度の範囲で損する事になります。
(3)最初から損するかもしれないことをやる人は居ないでしょう。これを選択するくらいなら、(1)を勧めるのが順当だと思います。
(4)は怪しい歯に冠を被せて患者さんに損するリスクを背負わせない。でも持つ可能性もあるのだから抜歯するには惜しい。
2年以上持てばダメであったとしても保険で治療ができるし、2年以内であれば自費で治療することも可能。
・・・以上の特徴があります。

割れた歯の接着方法もありますが、私はあまりお勧めはしません。
第一に割れ方によって成否が大きく変わってしまいます。
人工物で接着すると歯肉や組織の異物排除機能が働いてしまう可能性があります。この場合は歯を支えている骨まで溶けてしまう事があります。

問題は土台の材料と入れ方。
実は金属以外の土台も保険ではあるのです。ファイバーコアも分類的には保険で可能です。しかし、保険コアの設定があまりに安価で採算性がある過ぎるので、保険ではコア材料になり、強度が下がってしまうので金属コアが主流になっているのです。
問題はコアの接着の際にあまり強い圧力を加えると、ヒビの入った根を割ってしまう危険性があるということです。
でもこれも、ヒビの程度で決まりますし、ヒビであればレントゲンでも深さなどを確認するのは困難或いは不可能なので試すしかないのです。

私個人の意見としては、担当医の方針は基本的に間違っては居ません。
医師としての選択はやはり、(1)の国の方針通り、安全策で抜いてしまうか、(4)でしょう。
(2)はあくまで患者さんの同意が無ければなりません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

 土台の材料と入れ方のことですが

ひびが分かる前は歯がもろくなっているのではと
自分なりに考えて少しでも長く持つように
しなりのあるファイバーコアを使ってくれる
保険外の差し歯をお願いしていました。
でもヒビがあり、病院としては保険外の差し歯の保証ができないから
保険の差し歯ならやりますよと言われました。

今の病院では、保険の場合はメタルコア
自費の場合はファイバーコアと決まっているので
「(2)先に自費で被せておいて」が選択できなくなった現状では
メタルコアの土台でmichael-mさんのおっしゃるように
試してみるしかないという状態です。

予測はできないため試してみるしかないのでしょうが
ファイバーコアの方がヒビに対して負荷にならないのでは
と考えてしまいます。

 割れた歯の接着方法ですが

今の状況では救いの手のように感じていたのですが
症例が年数を経てないのと
教えていただいた物排除機能ということを考えると
一種の賭けのようなものなのかと不安ですね。
費用も保険外でどのくらいかかるか分かりません。

>保険で冠を被せた場合、2年以内にダメになったとき、抜歯は保険で出来ますがそれ以外の治療は、医院が保険費用を請求する事が出来ません。

このことについては、全く知りませんでした。
教えていただきありがとうございました。

病院では保険で冠を被せて
駄目だったら抜歯といわれただけで
抜歯になったらその後どうなるかは
何も言われていません。

4つの選択肢の中で今おかれている状況は
 (4)保険で冠を被せておいて、ダメだったら
 自費で義歯orブリッジorインプラントにする。
なのかなと思います。または土台を入れてみて
やはり駄目だったということで抜歯になるかもしれませんが。
私の選択肢としても(1)(4)のどちらかしかないようです。

一番不安なのは丁寧な説明をしてもらえないことです。
こちらから聞いても迷惑そうにされるので
あまり質問できなくなっています。

そう考えると転院した方がいいのかと悩みます。
でも土台の型を取ってもらったので
今の病院に迷惑をかけてしまいますし、
どうしたらよいのか分からなくなっています。

補足日時:2009/08/16 02:40
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物事は色々な方面から見た方が良いと思います。


と言う事で一つの参考意見を述べさせて頂きます。
(相談者さんの幸せと健康を願って!)

私達の歯の噛む力は50キロ近く有り動きながら磨り減りながら時間を掛け体全体でバランスを取りながら生えてきます。噛み合わせの不調和があると神様が造った完璧な歯でさえ虫歯に成りますし、治療した歯も問題を起こします。先に先にと悪く考えて処置していくと歯は直ぐに無くなってしまいます。その時その時出来る一番良いと思われる最小限の事をしていく事が大切かと思います。コアと根の適合がぴったりな物をセメントでぐっと付けると問題を起こすかもしれません。適合を甘くしてゆるめのセメントで付け、無理が生じたら取れるくらいにした方が良いと思います。(ちょうど車のバンパーが壊れて車本体や中の人を救う様に)
如何に体と調和した物を入れる事かが大切です。噛み合わせに対する知識、考え方は先生に依り色々ですので一度噛み合わせに詳しい先生に診てもらうと良いかもしれません。

過去をみて、今をみて、色々な考え方、見方を知り
経験を未来に活かす。
一期一会、一人一人の相談者さんが適切な判断をする為に
以下が少しでも参考になれば幸いです。

参考:
歯科医療等に伴う噛み合わせの不調和が原因で頭痛、肩こり、腰痛その他様々な事が起こります。私達の歯は時間を掛け体全体でバランスを取りながら生えてきます。歯科医療は自然の時間的変化に比べ大きな変化を与えますので体が付いて行けず、バランスを崩し上記の様な事が起こる事がありますので、治療は噛み合わせを変えない様に、最小限に少しずつ体を馴染ませながら行わなければ成りません。また虫歯になったら歯医者に行き詰めて貰うのが当たり前と多くの方は思っていると思いますが、某国で学校に歯科室を作り子供達の歯をせっせと詰めたら返って虫歯が増えてしまったと言う報告もありますし、歯医者に行けば行くほど歯が駄目になると言う統計も出ています。

歯を削って痛いと言う事は
「それ以上削ると駄目に成っちゃうよ」と言う歯の命の叫び声です。
麻酔で歯を黙らせればいくらでも削れます。歯を殺す事など簡単な事です。神経を取れば神経の管に膿を持つ様に成るかも知れません。
神経を取れば枯れ木と同じで歯がもろく折れやすくなります。
被せる為に大きく削れば自分の歯はどんどん無くなります。
被せれば自然の歯と固さが違う為、今度は骨が減り歯周病に成ります。
入れたものに噛み合わせの不調和があれば相対する歯が駄目になったり
噛み合わせが不安定になり歯も体も時間を掛けて駄目になります。

歯科治療は歯の、体の気持ちに耳を傾けながら
掛け替えのない歯を大切にし、体のバランスを崩さない様に
慎重に行う事が必要です。

歯科医療所詮偽物、最小限一度に治療しない事が大切。
歯の堅さ、形全てに意味があります。
車に純正部品が良いように歯も自然が一番です。

参考キーワード:顎関節症、顎変位症
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>メタルボンドの差し歯はできないと言われ


とりあえずメタルコア、硬質レジン前装冠の差し歯にすることになりました。
天然歯の土台では厳しいようですね。
おそらく先生のお考えは根の所に穴を開け、メタルコアにて土台を作りそれから硬質レジン前装冠を入れると思います。
噛みあわせが強いと自費にてメタルボンドを入れても割れてしまう恐れもあり、先生もおそらく硬質レジン前装冠を入れて土台や前装冠の様子をしばらく見て問題がなければメタルボンドを入れられると思います。

>セカンドオピニオンをもとめようかどうか迷っています。
根を接着して残す方法とは安全なものですか?

セカンドオピニオンもどの程度まで治療を行っているかわかりませんが
次の歯科医院に行っても先生のお考えによっても治療方法が若干異なりますのであまりかえない方がよいと思います。

>根を接着して残す方法については私の探し方が悪かったのかわかりませんが、インプラントの事でしょうか?自費になる為、高額医療になると思います。

>それとも根にヒビが入っている場合は
すぐに抜歯する方がよいのでしょうか?

どの程度かわかりませんができれば有髄歯(神経のある歯) 無髄歯(神経のない歯)と言えば有髄歯(神経のある歯)の方がよいです。無髄歯(神経のない歯)になっていても根が残せるのであれば治療方法によって入れ歯にならない可能性もあるので残した方がよいと思います。

追伸 元技工所営業マンです。プロではありませんが参考程度にしてください。主治医とよくお話なさってください。

この回答への補足

アドバイスありがとうございました。

根を接着する方法というのは、抜歯もしくは抜歯せずに
歯根を引っ張り出して割れている部分を接着して戻す方法のようです。
一部の病院でしか行っていないようなので
処置を行える病院に行ってわたしのケースでも処置が可能か
今後の持ちなどを確認してみようか迷っています。

補足日時:2009/08/14 14:58
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