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これは私の純粋な興味から聴くのですが、皆さんは落ち込んでいる時や悲しい時、または何でもない状態の時でも、ふと本を手にとって、勇気づけられたり、元気づけられたり、もっと大げさにいえば、人生のその後の方向性がまったく変わってしまったような本との出会いはありますか?
ありましたら、ぜひとも教えてください。
できれば、具体的なエピソードや、どんなところに感じ入ったのかなど添えていただければ、なおありがたいです。

私が個人的に勇気づけられた本は、「自助論」「向上心」「原因と結果の法則」「7つの習慣」「鏡の法則」などです。
特に「7つの習慣」は、私の人生の方向性を変えるほどの衝撃を持ったものでした。
当時、後輩から勧められてなんとなしに読んだものですが、その本の何か内から湧き出るパワーに驚き、かつ、感銘を受けました。
いまは、世界の古典的名著などに親しもうとしてまして、特に哲学を勉強しようと思い、プラトンの「ソクラテスの弁明」から読み始めています。
もちろん、ジャンル問わず、また古典であろうと、最近出たばかりの本であろうと、問いません。
ぜひとも皆さんの、勇気づけられた本、元気づけられた本、感銘を受けた本を教えてください。

A 回答 (4件)

こんにちは。



ご質問に挙げられた本は私も殆ど読みました。『7つの習慣』は私の世界観を大きく変えるキッカケになってくれた一冊です。
今回は、そんな私が最も「強さを与えてもらった本」を紹介します。素晴らしい自己啓発関連とは異質なものですが、同様に素晴らしい本です。

『ひとを<嫌う>ということ』 中島義道

(エピソード・感じ入ったところ)
この本では、「ひとを好きになることと同様、ひとを嫌いになることの自然性にしっかり目を向けよ」と語られます。ひとを嫌うという原因は何なのか、その洞察も素晴らしいです。
また、だったらどうするか、という著者の結論は賛否分かれるにしても、人間関係で悩むことが多い現代人には救いになる話も満載です。
好きは好き、嫌いは嫌いでいい。そこを誤魔化すのではなくありのままを認容する、まずはこれ。現実を無視して嫌いなものを好きになろうと100歩先の理想を追い求めようとするから苦しむのだなと気づかされました。

ちなみにご存じかもしれませんが、中島氏は人によって大きく好き嫌いが分かれる著者です。というのは非常に素直な人間臭さで語る人だからです。あ、いや、言葉を濁さずにハッキリ言えば、モノの見方は歪んでいます。だから見苦しいと感じて受け入れられない人も多いようです。
しかし、洞察は素晴らしい。人間や物事の本質を鋭く突いてきます。キレイ事で物事を誤魔化すのではなくしっかりと現実を見つめよ、受け入れよ、そして停滞するのではなくそこから自分なりに向上せよ、と歪んだ愛情で語られる数ある中島氏の著書は、「美しいもの」を美しいと思えなかった私を肯定し強さを与えてくれました。

(オススメのポイント)
「まずは現実的に物事を見る、現実から逃げない、ありのままを受け入れて内的に強くなる」という学びのある本です。
個人的には中島氏のような考え方は、何をするにしてもブレの少ない内的要因となり得ると私は感じます。これは強さになると思います。見方は歪んでいますが、ありのままを認める強さと優しさのある著者です。

興味があれば読んでみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

中島義道さんは知らなかったのですが、ご説明を読んでいると、自分に新たな視点を提供してくれそうな気がします。7つの習慣でいう、パラダイム転換もありそうですね。
というのは、私はけっこうきれいごと好きで、人を嫌いになるのはいけない、好きになるように努力しよう、といつも思ってまして、それがためにたいへん苦しむことがあるからです。私はこの苦しみも成長するために必要なものだと感じて甘んじて受け入れていますが、中島さんの著書についてのsardineさんの説明にもたいへん納得できる部分があります。
人はいかに理想を追い求めようと、やはり限界がありますから。経験から知ったことですが。

とても力強く、ためになりそうな本なので、ぜひとも読んでみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/19 13:32

以下がオススメです


ナポレオン・ヒル著で田中孝顕訳「思考は現実化する」(きこ書房)
D・カーネギー著で山口博訳「人を動かす」(創元社)
ロバート・シュラー著で稲盛和夫監訳「いかにして自分の夢を実現するか」(三笠書房)
ジェームス・スキナー著「成功の9ステップ」(幻冬舎)
アンソニー・ロビンズ著本田健訳「一瞬で自分を変える方法」(三笠書房)
安藤一男著「無意識の魔力」(三笠書房)
野口嘉則著「3つの真実」
スティーブン・R・コヴィー著ジェームススキナー・川西茂訳「七つの習慣」
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この回答へのお礼

たくさんのご紹介ありがとうございます。
いくつかは読んだことありますが、知らないものもたくさんありますね。
記憶にとどめておいて、本屋に行ったときに参考にさせていただきます。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/19 22:25

自由訳 般若心経 (単行本)  新井 満 (著)


http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%A8 …

生や死、幸や不幸について、著者の受け取ったままに訳してあります。
「不幸と思うのは、幸せに対してあるモノで、それと比べるから不幸に思えてしまう。」とか、「人は無から産まれて有になり、いつかまた無に帰っていく、それが自然の流れである。」とか色々考えさせられる内容が書いてありました。  宗教本ではないと思っています。

新井氏の「老子」も面白かったですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても深いことが書いてありそうですね。
こういう経典は長いこと残っているだけに、ある種、人生に対する真理があるように思います。
お寺をやっている親戚がいて、最近、私もこういう本を読ませていただきました。短い本でしたが、人生で本当に大切なことを教えられたような気がします。

老子は、きっと長いこと残っているだけに、名作中の名作だろうと思います。
いつかは必ず読んでみよう、と心に決めております。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/08/19 13:23

質問者さんはとてもしっかりとした読書家という印象を受けました。



なので漫画を挙げるのがいささか恥ずかしいですが、私をどん底から救ってくれた作品を紹介したく思います。

劣等25% (永野数馬 著)


社会的に「落ちこぼれ」とされる青年たちの生活と社会の厳しさを、スゲーふざけたギャグとシリアスの調和と少しのパンクロックのエッセンスで描かれた作品です。
絵柄も内容もおそらく好みがわかれますが、非常に強いメッセージ性があり、読後にはじめて漫画で泣きました。

「自分には生きる価値がない」「人生がなんにも面白くない」そんな風に思っている時に出会いました。

今なんとか頑張れてるのはこの本のおかげだと思っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
漫画にもまた、素晴らしいものがたくさんあると思います。

>「自分には生きる価値がない」「人生がなんにも面白くない」
私にもそう思っていた時期がありました。

Amazonのカスタマーレビューを見たのですが
>>健全な精神の持ち主であると勝手に思い込んじゃってる人。
>>理想に燃えてそうで、案外ウジウジコソコソしてるあなた。
案外自分に合っているかもしれません(笑)
一度、読んでみようと思います。

もしかしたらLightStuffさんにお気に召さないかもしれませんが、私なりにおすすめの漫画も紹介しておきます。
「天才柳沢教授の生活」
とても真面目でとてもおかしい大学教授の生活を描いた漫画です。
柳沢教授の探求心にとても影響を受けました。
「いいひと。」
とことんいいひとである、北野ゆうじの社会人生活を描いたもの。
これもまた、主人公の性格に影響を受けました。

と、私は影響を受けやすく、危なっかしいのですが、まーこれはこれでいろいろ味わえて楽しいです。
絶対に名作!って思うのは、「火の鳥」と「ブラックジャック」ですねー。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/19 01:08

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