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株式の格言に関する本を読んでいたら、「ミネルバーの梟(ふくろう)、たそがれに飛び出す」(哲学者ヘーゲル)という言葉が載っていました。

そこには、「なんでも理論的に立証するには、現実的な確証や事実が必要である」という解説が載っていましたが、この言葉を株式に応用する場合には、どのような解釈ができるのでしょうか? また「ミネルバー」というのはどういう意味でしょうか? 

お返事、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 ご参考になればと思い、筆をとらせていただきました。



 この言葉の意味自体は以下をご参照くださいませ。
http://dell-support.okwave.jp/qa53960.html

 株式格言への応用と考えますと、林輝太郎著 「相場金言集」同友館に詳細が載っております。

 「相場に理論なるものは余り役に立たない」という内容から、始まっています。そして、上記ヘーゲルの言葉を「たそがれ時にならなければ、夜があけたことを理論的に立証できない」と換言しています。

 つまり、「上げ相場」の繰り返しの事実がを積み重なっていくいうちに「上げ相場」であるという”理論”の立証は、天井となって完成することになります。そうしたとき(つまり「上げ相場」であるとの理論が立証されたときです)、大衆は納得し、大歓迎のもとで株を買うことになります。ですが、こんなとき株を買ってしまったら!? ということになります。

 平たく申しますと、大衆相場師の仲間入りはしてはいけないとの戒めの言葉となっています。

 ご参考になれば、幸いでございます。
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この回答へのお礼

大変、参考になりました。どうもありがとうございます。

「事実や確証が積み重なる前に行動しろ」つまり、「たそがれになる前に飛び立て」ということですね。

このような含蓄のある言葉を、株式の場面に応用した林輝太郎先生には敬服いたします。素晴らしい。この言葉を胸に刻み込んで、今後の投資活動に精進していきたいと思います。

お礼日時:2009/09/24 00:09

 「ミネルバ」についてのみ回答させていただきます。


 ミネルバ(またはミネルウァ)というのはローマ神話に登場する女神のことで、ギリシャ神話のアテナに当たります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8D% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%86% …

 「ミネルバの梟」というのは彼女の聖なる獣が梟であった事から、ギリシャの首都アテネの近くにあった森がそのように呼ばれていたそうです。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4621972.html
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この回答へのお礼

お返事、ありがとうございます。

ミネルバというのは女神の名前だったんですね。
いろいろと検索してみると、この一文には様々な解釈があるようです。(なにしろ哲学者の言葉ですから。)ただ、株式に関連するようなものは見つかりませんでした。もう少し、お返事を待ちたいと思います。

お礼日時:2009/09/23 23:05

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