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選挙で各政党がマニフェストを出しました。
今回の選挙では民主党が勝ち政権を取りました。
民主党又は民主党候補者に投票した人は民主党のマニフェストすべてに合意したわけではないと思います。
しかし、いつの間にか
民主党に投票した人が多かった→国民が民主党政権を選んだ→国民が民主党のマニフェストに合意した→民主党のマニフェストに書かれていることはすべて正しい
と民主党の方々は思っているのではないかと見受けられます。

マニフェストに書かれた事はすべて実行するべきなのでしょうか?もし、実行しない場合は約束不履行、公約違反とたたかれてしまうのでしょうか?

私は必ずしも100%マニフェストどおりにする必要はないと思います。もう少し国民の声を聞いて、もう少し吟味し直しても良いのではないかと思いますが、マニフェストで約束したことは守るべきですか。

A 回答 (15件中1~10件)

No.11です。


>私達はどのように参加すればよいのでしょうか?
>例えば手紙を書いたり、メールをすれば良いのでしょうか?
>ぜひとも声を届けてみたいと思います。

について補足してみます。
国民の政治への参加の仕方ですが、色々あるにはありますよ。
以下に現実的なモノ2つだけ挙げてみます。

1.地方自治体を動かして間接的に国へ声を届ける

日本では、地方自治レベルでは有権者の直接請願権が『地方自治法』に定められています。
「直接請願権」というのは、有権者に地方行政に直接参与する機会を与えるための手段としてもうけらるモノです。
欧米では民主主義を守るため「間接民主制」を補強し、「直接民主制」に近づける為の制度として広く用いられています。
日本では、地方自治レベルでは認められています。
基本的な流れとしては、地方自治体に代表者の氏名を届ける>一定数の署名及び捺印等を1~2ヶ月で集める>提出し、OKが出れば効力を発揮する
といった感じになるかと思います。
これを利用して、地方自治体の長、議会議員などを通して間接的に国に意見を述べることが出来るかもしれません。
参考にたまたまヒットした秋田県のページを、、、
http://gikai.pref.akita.lg.jp/info_seigan.phtml

2・国会請願を目指す

政府や国会に対しては、有権者が直接請願することは出来ません。
しかし、『国会法第9章 請 願』の項にて「第79条 各議院に請願しようとする者は、議員の紹介により請願書を提出しなければならない。」とあります。
つまり、国会議員を通して衆参両議会(国会)に請願することが出来ます。
両議会がそれぞれ審査し、必要と認められた場合は内閣へ送付され政策に反映されます。
現実的には、法律の改正や撤廃などを求めて市民活動(運動)を興し、それに国会議員を巻き込んで、政策に反映させるというのが一番の近道でしょうか。
一例として、こちらもたまたま引っかかった「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患の総合対策を求める」のページを
http://homepage3.nifty.com/kibd/JPAbenkyoukai/09 …
国会法
http://www.houko.com/00/01/S22/079.HTM#s9

で、こちらが実際に第171回国会に衆議院に出された請願です
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_se …

こちらは参議院
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/s …

主にこの二つしか思いつきませんでした。
因みに、今までの自民党政治でも、県議・市区町村議員なんかが国会議員や省庁に陳情して、予算や公共事業を引っ張ってきたりしていました。
その裏には、公共事業などで潤う地元住民が居ることは言うまでもありません。
ただ、今回の民主党政権に移ったことで、地方議会>国会議員>省庁というルートが断たれた所もあり、この方面でもこれから変わっていきそうです。(良くも悪くも)
朝日新聞が地方の苦悩を報じていました。
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=0300 …

どちらの方法も、大物国会議員や事務次官レベルの役人に知己の関係でもなければ、個人レベルで動かすのは不可能ですね。
となれば、同じ意見・主張を持っている仲間を集め、あるいは加わり、運動を起こす事でしょうか。
日本にも、多くの市民組織やNGO・NPOがありますので、参加するのも良いかもしれませんよ。
日本では、「市民活動家」とか言うと「胡散臭い・裏で何か利権が絡んでるだんろう」などというマイナスイメージを持ちがちですが、まじめに活動してる団体も結構ありますよ。(まぁ、同じくらい胡散臭いのもありますが)
欧米では、「市民活動」は民主主義を守るための重要なモノとの認識が一般的みたいですよ。
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 No.9です。

No.11さんの引用をお借りすると

>国民の皆さんもただ1票を投じればいいんだという発想ではなく、ぜひ政権に様々ものを言っていただきたい。政権の中に参画していただきたい。私たちが皆様方のお気持ちを、いかにしっかりと政策の中に打ち出していけるか否かは、国民の皆さまの参加次第にかかっているとも申し上げていいと思います。
 となれば、

・子供手当 反対55%
・高速道路無料化 反対75%
・外国人地方参政権 反対90%超

 これらが一切反映されず、さらに可決させようと動きがあるのは矛盾していないのでしょうか?参画する事が難しいからこそ、こういった場や調査においての回答によって参画するしかない。でも、それさえ民主党は見ぬふり?をしています。ならば、この鳩山氏が言ったであろう発言は【ただの嘘であって、信用性などない発言】という所でしょうか。


>重視する政策課題ですが、言うまでもありませんが、マニフェスト、連立政権ですから、その中で合意した中身を実現していくということです。
 逆を言うなら、社民党の合意できぬ【子供手当】については法案化しない(実現しない=公約違反)という事になります。


>そうすると財源の問題が出てきますが、事業仕分けをしっかりと行っていく行政刷新会議を稼働しながら、各省庁に徹底的に無駄をなくす方向で努力を願いたいと考えております。それなりのめどは立ちつつあるのではないかと考えておりまして、財源も少なくとも初年度分、7兆円あまりは十分にめどがたつのだと確信しています。
 無駄の削減についてはまだ3兆円すら見いだせておりませんが、埋蔵金の無いと分かった今、残りの4兆円に関しては国債ですかそうですか。そもそもが、概算要求額が一般会計で90兆円を超え、半ば近くまで行くと予想されている中、どのくらい国債発行するのかが見物ですね。


>これは財務大臣、さらには国家戦略室の菅大臣を中心に、これから早急に議論を詰めていくというのが、基本的なスタンスであります。私からあえて申し上げれば、当然のことながら、今までの手法というものはゼロベースで考え直していくということでありますので、シーリングのやり方なども基本的に考え直していきたいと考えております。そうは言っても、このようなある意味で遅れてスタートはいたしますが、年内で編成ができるようなスケジュール感で臨んで参りたい。現在はそのように考えております。
 内需拡大を提言されている中、藤井財務大臣による円高容認発言によって日本の輸出製造業が衰退するのは目に見えているんですが、これは内需拡大を目的としているものなのでしょうか?ゼロベースで考え直すならば、徐々に切り替えて行く事が重要であって最終段階である円高容認発言はあの時にすべきではないと考えていますが、これは藤井氏の行動を制御出来なかったと思ってよろしいのでしょうか?

 支持率出ましたね。毎回調査するごとに、5%ずつ下がっているような気がします。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091016-00000 …
 そういえば、この記事には何%下がったと書いてないあたりが笑えます(笑)

 公約違反について責任はご自身でおっしゃってるので取って頂きたいですね。
 

 そうそう。国債を発行するのは【バカな政治】ともおっしゃっていますね。実に面白い総理だ。
 http://www.dailymotion.com/user/coo8880/video/xa …

 所詮は付け焼き刃の政権。この不景気に政権を持つべき政党ではありません。

>もう少し国民の声を聞いて、もう少し吟味し直しても良いのではないかと思いますが
 まず、聞いてません。
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小泉問題発言集(《お断り》そういうものがあるかどうかはわかりませんが筆者が見聞きした範囲で)のなかに、「公約(マニフェスト)が実現不可能でも公約違反に当たらない《()内は筆者注記》」というのがあります。


アメリカさまの傀儡であることすら認識のないザル頭(サルではなく判断力が抜け落ちているいう意味です)の小泉が言うには少しだけ機知(既知と言う意味でもいいです)に富んでいておもしろかったです。

政治では一定の割合で野党による牽制が入り、マニフェストがある意味改善されることを容認できることが政権党としての民主的な判断でもあります。これがなければ野党に票を投じた民意は反映されないでしょう。これこそが民主主義の正道ですね。
これに対しマニフェストが100%実行されないからおかしいとか政権党のマニフェストに対して横槍(誹謗中傷)のみで対応するなど小学生のケンカに等しい愚行です。
過去にこれと同じような感覚で薬害エイズ問題にかけて転向を果たしたのがゴーマニズムの「よしリン」です。
このような事例は枚挙にいとまがなく「批判されたら長いモノに巻き付け
!」的な転向を遂げる文化痴人(幼人ともいう)は多いです。
いわゆる左が右になってしまう好例です。

もし民主党(時の何れの政権党でも)が目安箱なるものを設置したらまともな要望や批判を注進できる国民たりたいですね。
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この回答へのお礼

国民の声が簡単に届くようなシステムになると良いですね。
ただ、あまりにも簡単に届きすぎると量が多すぎて結局少数意見は切り捨てられてしまうんでしょうね。

必ずしも多数意見が正しいとも限らないし、あまりにも少数意見を取り入れすぎてしまえば、国民の反感を買ってしまうだろうし、その辺の見極めは難しいですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/16 15:15

全くその通りですな。

恐らく国民が民主に求めてるのは、税金の無駄遣いと官僚天下りの廃止の2点のみ。

国民目線を謳うのなら民主のマニフェスト。載せなかったのも再度明らかにした上で、参政権ある国民全員に賛成反対のアンケートを出して、それを吸い上げるシステム構築してもらいたいものです。
つまり民主党はこれとそれとあれをやるつもりですが賛成ですか?と再度聞き直してもらいたい。

国連演説やオリンピック招致で飛び回るのもいいが、予算凍結させたままでいいのですか?そんなことより国会を開いて下さいと言いたいです。そもそも所信表明しましたっけ?彼はどこの国の総理大臣ですか?
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この回答へのお礼

所信表明演説はまだですね。
民主、国民新両党は代表質問をしないことになったようです。

オリンピックと言えば誘致を反対していた社民党党首が誘致できなくて残念とテレビで言ってました。立場が変わると・・・

ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/16 15:09

>マニフェストに書かれた事はすべて実行するべきなのでしょうか?もし、実行しない場合は約束不履行、公約違反とたたかれてしまうのでしょうか?



これは、方針転換した時にしっかりと「根拠を示して説明」できるかにかかっていると思われます。
あとは、野党やマスコミが行う短絡的な「非難」する材料され、「方針転換の説明」がかき消されないようにすることでしょうね。

>私は必ずしも100%マニフェストどおりにする必要はないと思います。もう少し国民の声を聞いて、もう少し吟味し直しても良いのではないかと思いますが、マニフェストで約束したことは守るべきですか。

これについては、ちゃんと鳩山首相が就任会見の時に述べていますよ。
以下は、朝日新聞の全文掲載より引用です。

===以下引用===

(前略)
国民の皆さんもただ1票を投じればいいんだという発想ではなく、ぜひ政権に様々ものを言っていただきたい。政権の中に参画していただきたい。私たちが皆様方のお気持ちを、いかにしっかりと政策の中に打ち出していけるか否かは、国民の皆さまの参加次第にかかっているとも申し上げていいと思います。
(略)
【質疑応答】

 ――鳩山政権で当面最重要視する政策課題は? 子ども手当では依然、財源の問題が言われる。予算の執行停止などで、景気の腰折れが懸念されているがどう折り合いをつけるか?

重視する政策課題ですが、言うまでもありませんが、マニフェスト、連立政権ですから、その中で合意した中身を実現していくということです。

(中略)

そうすると財源の問題が出てきますが、事業仕分けをしっかりと行っていく行政刷新会議を稼働しながら、各省庁に徹底的に無駄をなくす方向で努力を願いたいと考えております。それなりのめどは立ちつつあるのではないかと考えておりまして、財源も少なくとも初年度分、7兆円あまりは十分にめどがたつのだと確信しています。

(中略)
 ――来年のマニフェストについては、7.1兆円のめどが立ったというようなご発言がありましたが、来年度予算の編成が喫緊の課題になると思いますが、まず、シーリングについてゼロベースで見直しをされるのか。それと年内編成を行うのか、そして年度内成立を目指すのか、そのへんのスケジュールについてはどのようなお考えでしょうか。

これは財務大臣、さらには国家戦略室の菅大臣を中心に、これから早急に議論を詰めていくというのが、基本的なスタンスであります。私からあえて申し上げれば、当然のことながら、今までの手法というものはゼロベースで考え直していくということでありますので、シーリングのやり方なども基本的に考え直していきたいと考えております。そうは言っても、このようなある意味で遅れてスタートはいたしますが、年内で編成ができるようなスケジュール感で臨んで参りたい。現在はそのように考えております。
(以下略)

朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0916/TKY200 …
毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/seikenkotai/news …
===以上===

ということですので、マニフェストに沿ってその政策の実現を目指すモノの、必要に応じて闊達な議論を通して修正されていくということですね。
その為にも有権者に参加して欲しいと。
とはいえ、民主党もマスコミも国民も、今のところは「マニフェスト」に縛られすぎている感がありますけど。
そもそも、「マニフェスト(Manifesto)」を「政権公約」と訳すから、「政権をとったら100%実現しなければ」などという「マニフェスト至上主義」が生まれているように思います。
日本ではよく耳慣れない、日本には明確に当たる訳語がない外来語を訳し間違えた為におこる混乱や誤解が生じることが多々ありますが、これもその例の一つでしょうね。
本場の英国では、政策の達成率を競い合わせようというような低俗なことをしてません。
そちらよりも、今後国をどのようにしていくかという「将来像・理念」の方が重要となっています。
数値目標というのは、時に手足を縛ることになり、現実に即した柔軟な対応が求められる政治にはマイナスとなることも多々あります。
「マニフェスト」を声高に叫び自らを縛り付ける民主党に危うさを感じます。
「マニフェストの数値目標の達成」よりも「的確な優先順位と柔軟な対応」をして欲しいですね。

この回答への補足

お礼を書き忘れてしまいました。
申し訳ございませんでした。

ありがとうございました。

補足日時:2009/10/16 14:43
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この回答へのお礼

国民の意見を聞き入れてくれると言うことですね。

>国民の皆さまの参加次第にかかっている
私達はどのように参加すればよいのでしょうか?
例えば手紙を書いたり、メールをすれば良いのでしょうか?
ぜひとも声を届けてみたいと思います。

お礼日時:2009/10/16 14:40

マニフェストに書いていることについては、すでに回答が出ている通りです。


ただ、(選挙に不利になると見て)マニフェストに書くのを止めた闇法案を通すのだけはやめてほしいですね。
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この回答へのお礼

都合の良いことだけファにフェストに書いて、都合の悪いことは隠していると言うことですね。

都合の悪いことも選挙前に公表して欲しいですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/16 14:34

 No.1さんの書いてらっしゃる事がある通りですが、その辺は民主党も予想しています。

だからこそ、参議院選挙が終わるまでは派手なアクションを控えるでしょう。参議院選挙が終わった瞬間に、しまったキバを一気に剥き出しにする。それが民主党です。

>もし、実行しない場合は約束不履行、公約違反とたたかれてしまうのでしょうか?
 すでに実行は不可能な事案があります。高速道路無料化。マニフェストには「原則完全無料化」と明記してあるにも関わらず、一部有料化となっています。これは、マニフェスト発祥の地であるヨーロッパからすれば「解散総選挙」に該当するような大きい問題なのだそうです。ヨーロッパでは、マニフェストを公約ではなく確約と比喩します。「目指す」のではなく「実現する」なのです。

>民主党又は民主党候補者に投票した人は民主党のマニフェストすべてに合意したわけではないと思います。
 もちろんそうでしょう。しかし、それは自民党時代から同じでしたよね?マニフェストの良し悪しに関わらず、政権を取った方が「マニフェストは承認された」とするのは。だからこそおかしいんですよ。今回のように、選挙の後に総裁選挙があるなんてのは。代表の意向で、マニフェストの中身なんてどうにでも変わります。であれば、総裁選挙の後でマニフェストを作り、そして国民に問うのが順序ってものじゃないでしょうか?

 マニフェストの中身が成立するかどうかについて。私は、「提出された法案については可決する」と見ています。民主党連立政権は、316議席にものぼります。これは、2/3である320議席に最も近い数字です。つまり、「仮に参議院で否決されても、再び衆議院において2/3可決する可能性が高い」という事を意味します。これは、民主党独裁政治と言っても過言ではありません。そして、その独裁政治の中身は「鳩山氏・小沢氏両名を代表とする党である」という事。今回初当選した1年生議員は、小沢氏から選挙協力されているばかりか、資金提供も受けているそうです。つまり、小沢氏の犬という事になりますね。小沢氏の構想については、両手を挙げて全面賛成とするしかないでしょう。

>私は必ずしも100%マニフェストどおりにする必要はないと思います。もう少し国民の声を聞いて、もう少し吟味し直しても良いのではないかと思いますが、マニフェストで約束したことは守るべきですか。
 それなら、のマニフェストを見て投票した方からは約束不履行・公約違反になるでしょうね。そもそも、「あれはマニフェストではない」の後にマニフェストが出て来なかった訳ですから、民主党のマニフェストという物は存在しないんですがね。
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この回答へのお礼

>「あれはマニフェストではない」の後にマニフェストが出て来なかった訳ですから、民主党のマニフェストという物は存在しないんですがね。

そういえば、そのような事を言ってましたね。その後、新たなマニフェストを出していないわけですからね。

財源が確保できそうもなく、今まで反対していた赤字国債も発行しそうですね。民主党大丈夫なんでしょうか?

ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/16 14:32

 マニフェストを実現できない場合には”説明責任”が求められ、実現できない理由が妥当でないと判断された場合には政策実現力のない、今後国政を任せるに値しない党と国民からみなされるため、次の選挙に重大な影響を与えます。

そのため、党の政策を全て載せるのではなく、比較的必要性の高いものや実現可能性の高いものを選んで載せています。例えば、外国人地方選挙権などの合意形成が難しそうなものはマニフェストに載っていません。
 このように、マニフェストという制度は政党に対しては実現可能な政策を選挙公約として提示するインセンティブを与え、国民に対しては公約によって投票する選択肢を与える効果があるわけです。

 にもかかわらず、民主党のマニフェストの”全てに”賛成して投票した人が多いとはいえないからといって、マニフェストを実現しなくてもよいという印象を与える行動や言動を民主党がとった場合には、マニフェスト選挙という制度そのものの信頼を失わせ、政治不信を招く可能性があります。政策で投票先を選ぶ習慣が定着していない日本では今が正念場です。
 
 そのため、マニフェストを実行できない場合には、最大限に努力した姿を見せた上で、どうしてもできない事情があり、断腸の思いでマニフェストを修正せざるを得ない、という経緯を経る必要があります。
 したがって、民主党議員が現在、「最大限実現するつもりだ」と言っている場合でも、既に修正を見込んでいる可能性もあります。我々有権者としては、本当に実現する気があるのか、それとも後の修正を見込んで努力しているふりをしているだけなのかを見極める必要があります。そしてそれらの判断を次の投票にに生かすことで、マニフェストの役割が成就します。

 ちなみに、国民が民主党のマニフェストに合意したのだからマニフェストに書かれていることはすべて正しいと考えるのは確かにまずいと思います。政府はマニフェストを掲げて民主党が勝ったという事実にプラスして、マニフェスト掲載の政策の必要性をこれからも説明していく必要があると思います。
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この回答へのお礼

>民主党のマニフェストの”全てに”賛成して投票した人が多いとはいえないからといって、マニフェストを実現しなくてもよいという印象を与える行動や言動を民主党がとった場合には、マニフェスト選挙という制度そのものの信頼を失わせ、政治不信を招く可能性があります。政策で投票先を選ぶ習慣が定着していない日本では今が正念場です。

そうですね。あまりにも簡単にマニフェストを変更してしまうとマニフェストの存在価値がなくなってしまいますね。

やはり、実行する努力はしてもらって、国民の意見を聞き修正していくことが大事なのでしょうね。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/16 14:26

民主党は党首本人も言っているように「未知との遭遇」体験をしている真っ最中です。

初めて政権を取って。
何をどうしたら良いのか皆目見当付かない状態に現在なってしまっているわけであり、そういう最中で政権らしく振舞うためにこそ、マニフェストが活用されているんですね。

何かしなければならないから事前に策定して置いたマニフェスト通りに動いている…マニフェストにしか政権運営の方向を示す根拠が無い…と。

ところがそのマニフェストは、まるで優秀児童が中学校の学芸会発表用に作成した夢想的政策が散りばめられていますから、付き合う国民はたまったもんじゃない。
民主党議員各員が以前から自称していたように、まるで大学の宿題のレポート作成をしているかのような雰囲気での政策決定。
現実味が薄いのです。夢想妄想の類だから、それを実施してもらうより、何もしないでキャバクラ通いに政治資金を費やしていてもらった方が国民の為になります。

そしてそのマニフェストには、人気取りの為にテンデバラバラ国民各層への買収工作として国庫使い放題の出鱈目政策が満載していますし。
民主党マニフェストに現実味があるとすれば、この無定見なバラマキの恩恵により、国民のそれぞれ一部が経済的な得をする…という、そういう現実味ですから。

ここで国民の側から民主党にマニフェスト・公約を実行せよと迫るのは、このバラマキによる恩恵を与えよ…と要求するに等しくなる。夢想的政策については、俺らはそんな事は知らん…勝手にやれば?となる。

もう方々で民主党政治のホコロビが出てきていますから、ここで小沢が政権運営の実行部隊に入って来た。「どれどれ、チミ達も困っているようだから、もう一度現実に立ち戻ろうじゃないか」との方向を小沢が示す事になる。

とりあえずは民主党の党内体質の為に、面と向かってマニフェストを破るとは言い難い。誰でも良いから俺達の暴走を止めてくれよ、でないと日本が壊れるし、俺達も壊れる…と。閣僚の大部分は多かれ少なかれそんな感覚でオシゴト中なんでしょね。
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この回答へのお礼

>まるで優秀児童が中学校の学芸会発表用に作成した夢想的政策が散りばめられています
そうなんですよ。
確かにマニフェストをすべて実現しましたら、私個人にとっては大変ありがたいことなんです。
高速道路は無料になるし、ガソリンも安くなる、子供手当てはもらえる、中小企業の税金は少なくなる、地球環境はよくなる。
大変ありがたく、ばら色なんです。
しかし、どこかにしわ寄せが行きそうで怖いんです。
お金は沸いてでてくるもんではないですから、移動しているようなもんですよね。お金をどんどん印刷してばら撒けば良いんでしょうが、それではインフレになってしまいますし。

全部実現してしまったらどうなるんでしょう?

お礼日時:2009/10/02 17:02

質問者様はマニフェストを読んだ上で質問なさっていますでしょうか?



マニフェストを見ると、
「・・・をめざす」や「・・・を検討する」が
たくさんあって、
「・・・を実現する」というのは少ないので
マニフェストに書かれていることをすべて実行したところで
たいしたことはないと思いますけど。

もしマニフェストを読んだ上での質問でしたら
どの辺を見直した方がよいと思いますでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私は自民党と民主党と幸福実現党のマニフェストが手に入りましたので、3種類読みました。隅々まで読んだとはいえませんが、三党とも語尾は断言しておりました。

今マニフェストは手元にないので、民主党のホームページでマニフェストを確認しましたが、「・・・をめざす」や「・・・を検討する」はほとんどありませんでした。

逆に質問させていただきますが、回答者様はどちらの政党のマニフェストを見ていらっしゃるのでしょうか?

断言したマニフェストでないと力強さを感じられないし、あやふやな表現のマニフェストはどこの政党であろうと作って欲しくないです。

お礼日時:2009/10/02 16:48

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