A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
No3 & 4です。
>国債が売れ残ると金利が上がるのは全世界共通です。
日本も大量の国債を発行していますが長期金利は世界最低水準です。国債の所有者もほとんど国内で海外の所有者は数%です。(リンク先参照)
需給ギャップを埋めるまで国債を発行しないとGDP自体が減ってしまいます。長期金利が年1~2%程度ではまだまだ国債発行の余地があります。長期金利が年15%とかになれば発行を中止すればいいだけでしょう。この場合の指標は金利でしょうね。
これも三橋氏の著書からですが、イギリスや中国では国債の未達=売れ残りが出ています。その場合、金利を上げて再入札するか中央銀行で引き受けるしかなくなります。日本の場合はまだまだ余裕がある・・というか資金を吸い上げる必要があるといえるでしょう。
南アフリカ等の高い金利は海外の資金を「借りる」ためのものです。日本のように資金がだぶついている状況ではありえない話です。
ちなみに、国債の多くは金融機関が保有していますがその原資は過剰な預金です。
話を本題に戻すと、輸出過剰の状況で円安を維持すると使えない外貨がたまるだけです。揺るやな円高やむなしでしょう。急激な円高には対策が必要ですが長期的には業種転換が必要でしょうね。
さらに質問に戻ると、国の経済に対する影響を比較する場合、各国の経済構成の割合を考えないと比較できないでしょう。アメリカの輸出は日本より絶対額では大きいので日本より影響が大きいのでしょうか?そんなことはないでしょう。
参考URL:http://www.bb.jbts.co.jp/data/index_kinri.html,h …
No.6
- 回答日時:
中国みたいに変動相場制をどうしてもいやだって言うならわからんでもないが。
変動相場制をとってる以上、円安とか円高とか言ってどうにかなるのでしょうか?
そもそも、政策で円安にするなんていうことには限界があるし、要因は自国だけでなく他国の事情にもよるわけで、そのときどきのレートに対応するしかない。
だいたい、円安思考の人間の言ってることは自己都合と矛盾のかたまりでしょう。円が安くなるという意味は、日本が叩き売られるほどダメになるっていう意味しかないんだが^^。どうしてもハンデもらわんと勝負に勝てないというんなら中国みたいに変動相場は嫌だって言えばいいのに。
No.5
- 回答日時:
現状(内需がスカスカ)なら「問題ある」という事ですよね
↑
まさにその通りだと思いますね。
内需が堅調なら、と言う限定が付けば、家計にとったら、円高は有利です。例えば、内需が堅調→国内の生産が好調→ある一定の所得レベルを確保→円高の目減り分を生産性上昇によって吸収可能→ある一定レベルの所得確保→家計は円高の恩恵受ける、と考えればよいと思います。
しかし、内需が低迷している段階での円高では、そもそも、国内生産が弱く、円高の目減り分を吸収できず→賃金の下方圧力が強いですから、輸出依存うんぬん言われても、最も回復力(成長力)がある外需に冷や水を浴びせる円高は、日本経済にとったら良くないという帰結にならざろう得ないと考えるべきじゃないかな?従って、三橋さんの結論は、おそらく、国内経済の建て直しをやるなら、内需に目をつけろと。なぜかと言うと、輸出依存度が15%だから、経済立て直しのためには、インパクトのある内需拡大させるのが本筋の話と言いたいんじゃない?
ただ、三橋さんが、円高にしても問題ないと言っているとしたら、結論として間違っていると思いますね。まず、内需拡大に成功して→円高にするなら、ある一定の所得レベルを確保しての、円高ですから、それは良いですが、ある一定の所得レベルを確保しないでの円高では、現在の経済には悪影響が多いと見る。なぜなら、純輸出以外、全部、経済の回復力が弱いからです。藤井財務大臣などは、円高にしたら家計が助かるなどと無責任な事言っていましたが、内需拡大した後に、言うべき言葉で、内需拡大もしない段階で、円高メリットを解くのは、全く間違っていると思いますね。逆に、中国のような国ですと、国内生産が好調で、ある一定の所得レベルが確保されていますから、これなら、ある程度の通貨高は、国内経済にとって、十分メリットがあると思いますし、やっても全く問題ないと思います。要するに、ある一定の内需の成長があれば、三橋さんが言っている、日本経済は、内需のほうが大きい論は、容認されて良いと思いますが、35兆円もデフレギャップがあり、外需しか成長している部門が見当たらない経済下では、三橋さんの指摘は、ちょっと、当てはまらないと見る。株式市場などは、円高で、すぐに売られました。少なくても、市場は、三橋さんの考えを容認していないと思います。
No.4
- 回答日時:
No3です
>「金利が低いから」
需要がないから金利が低いのですよ!
普通は、金利を政策的に下げればお金があふれインフレになります。あふれずに海外に流れたということは、国内の消費(需要)が国内にあるお金より少ないからです。デフレの理由もその辺でしょう。
解決策として、三橋氏やリチャードクー氏は国が最後の消費者になるべき、すなわち国債を発行せよといっています。最終的に需要が回復するまで続けなければならないでしょう。三橋氏は、国債を日銀が引き受け名目成長を数パーセント程度にすれば、安い金利との兼ね合いで相対的な国の債務がGDP比で下げられるといってますね。
このまま輸出過多の状態が続いて海外投資用の資金やアメリカの国債が増えても日本が豊かになりません。リチャードクー氏はこのまま国が国債を発行して消費を支えない場合、経済の縮小均衡が進んでいわゆる「恐慌」になるといっていますね。
参考URL:http://www.nli-research.co.jp/report/econo_lette …
この回答への補足
日本の復興方法について質問しているのではありません。
あと、「需要がないから金利が低い」
逆です。
正反対。
国債が売れ残ると金利が上がるのは全世界共通です。
NEWS見たことありませんか?
南アフリカのランドがなんであんなに金利が高いのか。
なにがなんでも売れ残った国債をさばくためですよ。
No.3
- 回答日時:
まず、輸出の絶対額について言えば、日本よりアメリカ、中国、ドイツが多いですね。
日本の輸出額とフランスの輸出額がほぼ同じです。輸出を減らした場合の影響は、日本は他の国に比べて少ないということは絶対額でも言えるでしょう。ちなみに輸出依存度はドイツが約40%、中国が約35%、フランスが約25%、日本が約15%、アメリカが約10%です。パーセンテージで比較するのは国全体に対する影響の大きさを比較するためだと思われます。
次に、三橋貴明氏は円安の場合は売り上げ金が海外に投資され日本のGDPの向上につながらないという主張をしています。円高で輸出産業が影響を受けても、国内に資金が残って消費に向かいGDPを押し上げるほうが重要という主張です。 円安時代の円キャリートレードで本来国内で消費されるお金が逃げたといっています。
それから、皆さん勘違いされているようですが、問題なのは急激な為替変動で経済が混乱することであって、今回は投資を回収する前に円安→円高と急激に変わって輸出産業が突然「死亡」したのが問題なだけです。長期的に円高傾向なのは日本にとってはよいことだと思いますよ。輸出を続けても代金が大量にアメリカ国債として眠っているだけでは日本にとってよいとはいえないでしょう。
参考URL:http://blogs.yahoo.co.jp/m2t1clsmobile/12851118. …
この回答への補足
う~~~~~ん
「円安時代の円キャリートレード」ここがちょっと疑問です。
キャリートレードされたのは「円安だから」じゃなくて「金利が低いから」ではないでしょうか?
で、アイスランドがデフォルトして逆流してごらんの有様、と。
ですので、キャリートレードされない程度の金利にして、マイルドな円安が最良かと思います。
(それこそ、日本の高い技術力で輸入依存しなくても良いってやつです)
No.2
- 回答日時:
数字で見ると、事実関係は、三橋さんの言っているとおりだと思いますが、結論がおかしいと思います。
私だったら、現況をかんがみると、15%もあると考えてしまいます。国内経済は、デフレギャップが35兆円も存在していますから、総需要の底上げをやらないといけない。しかしながら、政府は、国民新党を除いて、どちらかと言うと、何となく藤井財務大臣を中心に、財政規律重視論が台頭しています。そうなると、国内は、家計も企業も切り詰めてやっていますから、政府も思い切ったことをやらないなら(実際はかなり財政資金を出しますが)、もう需要拡大が見込めるのは、外需しかない。その外需が目減りする円高は、日本経済にとったら、かなりきついのではないでしょうか?家計部門や企業部門がある程度堅調なら、三橋さんの言うことは素直に受け取って良いと思いますが、総需要構成要因の、消費、投資、が極めて弱い段階で、輸出依存論を出すのは、ちょっと視点がずれている様に思えます。ただ、消費や投資が持ち上がるような有効な政策をもってこい!というのが、三橋さんの発言の趣旨なら、結論としては正しいと思います。基本的に、三橋さんは、信用できる人だと私は理解していますので、一応、どんなこと言っているのか、全体的に聞く必要はあると思います。う~~~~~ん、
とりあえず今回の話は「日本は円高でも問題ない」かどうかですので、
現状(内需がスカスカ)なら「問題ある」という事ですよね。
まぁ、シンプルな話ですよね。
回答有り難うございました。
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