プロが教えるわが家の防犯対策術!

小編成ライブの簡易PAシステムについて

以前も同じような質問の末に,簡易PAシステムを検討することにしました。
そこで今迷っているのがヤマハのSTAGEPASの簡易PAセットにするか,個別購入で組み合わせるか。


STAGEPASは良い評判と悪い評判とあるのですが,実際使っておられる方の感想が知りたいです。
リバーブがないとかポコポコした音だとかの評判もありますが,実際はどうなんでしょう?
手軽なセットで当方の使い方としては結構魅力なんですが。

STAGEPASはやはり止めておいた方が良い,と判断した場合は,セットを個別に組む計画です。
その場合は,スピーカーをパワードのYAMAHA CLASSIC PRO CSP10P ×2本,ミキサーをYAMAHA MG82CXで考えています。
この場合なんですが,以前ほとんど同じような組合せのYAMAHAの機材を知人に借りたときに,マイク出力をミキサー経由でパワードスピーカーにライン入力したのですが,スピーカー側もミキサー側もボリュームのつまみをかなり上げて使った記憶があります。
感覚的にこれだけ上げてこれだけの音?と少し疑問に思ったのですが,スピーカー入力の+4dbと-10dbの切替や,ミキサー出力の低さ等,何か問題があるのでしょうか?
直接スピーカーにマイク入力を入れると感度が低くて使い物にならないというのは,某販売店のレビューで見かけました。これについても何のためのマイク入力なんでしょうか?

編成はトランペット,ギター,ベース,ドラムの4人で,PAから出すのはトランペットのみの予定です。
ジャンルはジャズになりますが,ロック色も強いので,ギターやベースも結構音量あります。

何分機材に関してはあまり詳しくないので,色んな経験やアドバイスを含め,いろいろ教えていただければ嬉しいです。

宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

音量優先なら、私ならパワードスピーカ+ミキサーの方にします。


もっとも、会場の広さや電源事情がわからないと、CSP10Pで十分かどうか、また使い勝手がよいかどうかは判断しかねますが、電源事情に問題が無くて全く同条件なら、音量だけはCSP10P+MG85CXの方が上です。

以前、パワードスピーカ+ミキサーでイマイチだったという点は、実際に使った機器の組み合わせがわからないと何とも言えません。
古い機種だと、見た目の割に出力が小さいパワードスピーカもありましたからね。

ただ、概ねで10×10メートルくらいの場所なら、まして拡声は間違いなくTpだけでいいなら、STAGEPASSでも十分だと思います。
低音や重い破裂音(早い話がバスドラム等)を通すと、出力上げすぎたらバフバフ言いますが、高いTpの音ならまぁ及第点でしょう。
むしろ、金管ならそれくらいのサイズの会場なら、普通はPA無しでも通用して当たり前なので(まぁ、会場の形とか内装とかによっては必要な事もあるけど)、大した出力は要らないはずです。木管や肉声歌も念頭に置くなら、また変わってきますが。

もちろん、持ち運びとセットアップの楽さは、STAGEPASSの方が遙かに良いですが、耐久性と絶対音量とリバーブのきれいさ、操作の融通性は、圧倒的にパワードスピーカ+ミキサーの方が良いですけどね。

あと、スピーカスタンドは、ちゃんとしたのを持っておく方が良いですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりやすいコメントありがとうございます。

知人に借りた機材は
スピーカー YAMAHA CSP8P ×2
ミキサー  YAMAHA MG8/2FX
だったと思います。
ミキサーについているコンプレッサー機能というのは
マイク入力の感度を上げるものなのでしょうか?
上記の機種にはなかった様な気がして、こんかい
あるものを選定しました。考え方は合っているでしょうか?

演奏場所は広い結婚式会場から立つのもやっとぐらいの狭い
ステージ、小ホールや屋根のある屋外等です。

以前も回答者様と同様の御指摘を受けたのですが、
確かに狭い会場でトランペットにマイクは要らない
のですが、周りの音で自分の音がモニター出来ないので
モニターの役目も半分期待しています。

自分自身もそうですがメンバーにもモニターしにくいみたいで、
前には良く音が出ている時でもモニターが欲しいんです。
自分の楽器がトランペットの中でも重たい楽器で、前には
よく音が飛ぶんですが近くでは聞き取りにくいみたいなんです。

以前はキーボードアンプKC-350というもので代用していましたが
耳の高さまで上げれないのと、用途違いのせいか、こもりぎみ?
になるので音量を上げても聞き取りにくいのが実情でした。
できれば今回選定のCSP10Pに直接マイク入力を入れて
モニターに使いたいぐらいですが、実際は使い物にならないので
しょうか?一応マイク入力可能とあるようですが。

前回指摘されたのは、自分の音がモニター出来ないぐらい密集した
ところ(しかも内装がコンクリートむき出しで天井が低く
かなり音がまわるようなところ)でマイクを通したところで、
周りの音がモニターに入って意味が無いということでしたが
まさに同感でそういう場所での演奏はとにかく慣れるしかない
とあきらめているのも確かです。

どうせ購入するなら拡張性や耐久性も気にしたいので、
やはりパワードスピーカー+ミキサーが良さそうですね。
スタンドの件、アドバイスありがとうございます。
ちゃんとしたのというのは3000円くらいの安ものはやめておいた
方が良いということでしょうか?すぐに壊れますか?

お礼日時:2010/01/06 10:07

まぁ、私の発想そのものが、「10メートル四方程度まで、あるいはもうちょい広くても披露宴会場の『余興』までなら、金管に客席PAは原則不要」というのが前提ですから、そこんとこは質問者の方と考え方の差は有ると思いますので、それを踏まえての意見になりますが…



ただ、上の私の考え方で行けば、逆にStagePasでMCの拡声が十分できる程度の会場なら、金管にPAは不要…ってことにもなります。
で、例えばStagePasのスピーカ2本のうち1本をモニターに、1本を会場への金管補完用に…って使い方で割り切り、もっと大型会場ではPAは別途付くのが前提で考えるなら、StagePas300程度で良いんじゃないかとは思います。

個人的には、上の考え方とまた違った「私の趣味」的な考え方で、私なら約6万円(スタンドや小物ケーブル別)の予算があるなら、CSP10P×2とミキサー買いますね。
もっと言えば、さらに完全に私の趣味としてですが、私ならパワードでないCSP10か、可能なら口径の大きいCSP12とパワーアンプとミキサーをバラで買うか、非アクティブのスピーカとパワードモニターを考えます。
まぁ例えば、
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
の組み合わせなど。

本当はスピーカ・アンプ・ミキサーバラ買いで、ミキサーはMG82CX、スピーカはCSP10のペアとして、アンプをこういうのにするとか。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …

これは、「オールインワンタイプは、何か1つでも不調が起きたら、下手したらすぐに総買い換えになるので、長い目で見たら非効率」という私の主義によるモノです。
併せて、「オールインワンタイプは、何か一つ不満点が出てきても、やっぱり総取り替えになる」ということもあります。全部バラなら、ミキサーに不満ならミキサーだけ、パワーに不満ならパワーアンプだけ何とかすればよいので、一見割高でもグレードアップ考えたら1回当たりの投資額は少なくて済むという点も。
まぁ、私の主義と言うよりは、単なる貧乏性かもしれません。

そのかわり、バラ度が上がるほど、StagePasよりセットアップは面倒です…といっても、私にとっては総バラでもミキサー→アンプ間の結線と若干の配線が増えるだけなので、大した手間ではないと考えてしまうわけですが。

StagePasの悪評は、全ての悪評に完全に共通しているのはリバーブの質の悪さ…これは私もそう思うので、私もStagePasを扱う時は内蔵リバーブは使いません。
けど、リバーブ自体は、質問者の方の使い方では不要だろうとは思いますので、そこがマイナス要因になるかどうか。
また、一部、パワーについて悪評を書いてる人は、よく読めば恐らくはドラムやエレキ系を拡声した人の悪評で、これは瞬間的な大パワーが無いという点での共通評価ですね。アコギ1本と歌…みたいな形らしき人からは、パワーに関しては好評。ここをどう読むか。
私は、Tpのみならどうってこと無いようには思いますが。大きな会場の客席拡声ならどうかってとこが選択点かと。
大会場では別途PAあり前提なら、気にしなくて良いかも。

このように、評価の得点だけ見ずに、具体的な悪評の内容と、書いてる人の使い方の分析とセットで考えないと、単に悪評が多いか少ないかだけで判断したバカを見ます。

ただ、パワードのCSP10Pとミキサーの組み合わせの方が、StagePas300より絶対音量が上なことだけはは請け合いますが。

あと、MG82CXのコンプレッサですが、録音の時は音量『感』のアップ効果も狙えますけど、ステージ拡声での音量は最終的には電力パワーです。あんまり過信してはダメです。それに、小規模PAなら普通は管楽器にはコンプレッサは使いません。
でも、軽く掛けると音の安定感は出るので、その意味とリバーブの質で、MG82CX自体は私は悪い選択ではないと思います。掛けすぎたら高域がスポイルされますから注意。

それから、2本1組買いで、1本を客席1本をモニター自体は、私もやる事はあるのでそのこと自体は良いですが、小さいステージで、Tp自体の位置と客席向けスピーカの位置が、客から見てやたら離れてたら、メッチャへんてこに聞こえます。2本だとモノラルでステージど真ん中から音が出た感じになるので、仮にTpがステージ端でも観客からは視覚効果で実際のTp位置から音が聞こえるように錯覚するのですが、1本だと音源が全然違う場所から2つ来たら、気色悪い事があります。これに対しては、スピーカ据え位置の工夫が必要です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

kentaさん

ほんとにありがとうございます。
決断しました。

ひとまずモニター用にCSP8P 1本でやってみます。
私自身も色々機材を考え出したら揃えだしてしまうタイプ
なんですが,kentaさんのコメントを色々読むうちに,
これはキリがなさそうだ!となんかスキッとしました。

自分の本業は(アマチュアですが)トランペットなんだから,
移動が楽で,最小かつシンプルな構成で行く。こう思いました。

ついついこんな場合はこれくらいあった方が,とか
もしボーカルが入ったらとか(まあ実際にあるんですが)
色々考えていましたが,そんな時はその時に依頼主に
お願いしてPAを段取りしてもらうか,機材レンタル代を
考えてもらいます。

一瞬,kentaさんが紹介してくれた非アクティブのスピーカと
パワードモニターの組合せに心が傾いていたんですが,

>Tp自体の位置と客席向けスピーカの位置が、
客から見てやたら離れてたら、メッチャへんてこに聞こえます

これにえらく納得してしまって,割り切ることにしました。
とにかくモニターだけで考えてシンプルに!

色々教えてもらったうえにこんな決断になってしまってすみません。
というか有難うございます。
もう少しで,いろんな機材を購入して持ち運びに偉い目にあうところでした。
ライブに行くのに機材の事で疲れてしまいそうで,今の決断に至った事に感謝します。

ありがとございました。
また宜しくお願いします。

お礼日時:2010/01/09 01:39

えーと、以前の時もずっと気になってたんですが、とにかく用途として「客席向け拡声用」と「ステージモニター用」は、『機材の扱い方が全く違うモノだ』という割り切りをきちんとしておかないと、これはエライ目に遭うのでくれぐれもご注意を…と思います。



その、『扱い方の抜本的な違い』を踏まえた上で、「客席用」と「モニター用」のどちらにも(ステージ構成によって)『使い分けが可能な機材』を模索選択するのは一向にかまわないですが、「客席用」と「モニター用」を『1セットで同時に使える』なんていう機材は、本来的にはあり得ない・・・あり得ないけど何とか工夫は否定しませんが・・・ということを、正しく認識しておかないと、本当に現場でエライ目に遭いますから。

モニター用なら、マイクの前方か前即方から演奏者の向けてスピーカを配置しないと、話になりません。つまり、モニター用スピーカは原則として客席には音は流さない配置にするのが大前提。
客席用は、当たり前ですがステージ側から客席に向けないと意味がありません。
そこで、演奏者の後方にスピーカを置いて、演奏者の頭越しに客席に音を響かせようとしたら、まず普通はマイクのハウリングの恐怖にさらされますから、その方法は原則御法度です。
実際、よっぽど上手くやらないとろくな事はないし、ステージが狭ければ狭いほどスピーカ配置は困難。ハウリングを防ぐ方向に工夫するほどモニターとしては聞こえにくくなるので、両立は非常に難しいです。

それを踏まえて、とにかくTpのみのモニターとして使うのが最優先なら、今は流通在庫しかないみたいですが、StagePass150クラスでも十分におつりが来ます。むしろ、100W程度の比較的小型で取り回ししやすいスピーカを、客席目線やマイク軸線に影響がない位置/角度で上手く配置する方が、モニターとしては遙かに「安全で聞きやすい」です。下手に大型大パワーを構えるよりよっぽど良い。極論ですが、「最低限の小型小パワーが望ましい(といっても、一定の余裕は欲しいが)」とも言えます。

でも、客席用だったら、想定される最大の会場でも有効に働くものが望ましく、またある程度は「大は小を兼ねる」は有り得ます。

この2つの方法の「運用方法の大きな差」について、質問者の方がどのように理解されているかが、非常に気になるところであり、当方の説明にもかなり響いてくるところです。

なので、現時点では、「もっぱらモニター用として客席側(またはステージ側方)からTp演奏者に向けたスピーカ配置で使う」と考えるなら、候補製品ではStagePas300で十二分です。

そして、キャパ100人台の屋内ステージで「Tpのみの客席拡声」という点でも、まぁTpのみの拡声で間違いなく問題ないなら、StagePas300でいけるでしょう。

ただし、StagePasしてもパワードミキサーにしても、客席拡声として使う場合なら、私からは「悪い事は言わないので、もう1台モニター用機材を追加すべし」としか言いようがないです。

ちょっと話変わって、YAMAHA CSP8Pというのは聞いた事がない(CSP8PならClassicPro製のはずなので)ですが、モニター用なら例えばClassicProのCSP8PなりCSP10Pを1台、フロアモニターにしてやれば、ほぼ万事解決ではないかと思います。

また、これはちょっと辛口かもしれませんが、想定のような狭いステージでは、「自分の音をちゃんと聞けるように」まではわかりますけど、「自分の音を正確に聞きたい」というのは、私からしたらかなりの無茶です。
音程の正確さのためのモニターは理解できますが、音色の正確さまで求めるのは相当な無理があります。
その意味では、モニター用途では音量の問題以外で「KC-350でもかなり贅沢な方だがな」と思いますけどね(KC-350の高域再生不良の可能性もちょっと別にしてですが)。

スピーカスタンドは、StagePasやCSP10Pクラスまでなら
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
クラスでよかでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

kenta様

そういえば以前も色々教えていただいたのはkentaさんでしたね。
これは失礼いたしました。この度もありがとうございます。

すべてにおいておっしゃる通りです。
そもそも1台で全てという発想が無茶で贅沢な話なんですよね。

>「客席用」と「モニター用」を『1セットで同時に使える』なんていう機材は、本来的にはあり得ない

ほんとにその通りだと思います。


>100W程度の比較的小型で取り回ししやすいスピーカを、客席目線やマイク軸線に影響がない位置/角度で上手く配置する方が、モニターとしては遙かに「安全で聞きやすい」です。下手に大型大パワーを構えるよりよっぽど良い。

なるほど。以前と比べて今はこう考えるようになりました。
・モニターはやはり欲しい。しかし音色はそこまで追求せず、音程の確認程度でいい。
・客席への拡声は無しでよい。(狭い会場で第3者に確認してもらいました。)
・あわよくば、客席への拡声はトランペットの音でなく、MCの音が出ればうれしい。
 (これも欲張りすぎでしょうか? (^^;))
となると御指摘の様にCSP8P(勝手にヤマハブランドと思ってました。。。)クラスが良さそうですね?
確かにこのサイズの方が取り回しが良くて助かるんです。



>客席拡声として使う場合なら、私からは「悪い事は言わないので、もう1台モニター用機材を追加すべし」

そうすることに考え直しました。
CSP8P1台をモニター、もう1台を客席へ。(ほんとうは客席側は2台の方がいいのかな?)
ただし大きい会場の時のみ、もしくはMCが通らないときのみとイメージしています。


>KC-350でもかなり贅沢な方

たしかに。。。(^^;)



あとはやはりパワードスピーカー+ミキサーか、STAGEPASか。
移動はコンパクトにまとまったSTAGEPASの方が楽そうですが、今後の拡張(まずほとんどないと思いますが)を考えると。。。
あまりサウンドハウスのでのレビューが良くないのが気になります。

お礼日時:2010/01/07 10:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!