プロが教えるわが家の防犯対策術!

実家の空いている敷地に母の趣味室のようなものをつくることになりました。私が建築関係の仕事をしているので話をすすめているのですが、資格もありませんし経験もあまりないため、教えていただきたいのです。
約50m2と小さいので、建築士でなくても確認申請が出せるので私が自分で出すつもりでいますが、その際、指定確認検査機関というのは役所の建築指導課に出すのとどのような違いがあるのでしょうか?
もちろん法規を守るのは基本なのですが、指定確認検査機関にだしたほうがスムーズというような話も聞いたので、スムーズなのに越したことはないと思うのです。
もしかしたらやっかいなのかもしれないと気になっているのは、次の点です。
1.同じ敷地内にすでに建物がある(土地を分割してもそれぞれの建物に問題はありません)
2.準防火地域で外部にも木を多用する工法にする(認定されている工法ですが実家の方ではあまり施工例はなさそうです)
指定確認検査機関にだして確認申請がおりてから、役所のほうから何か言われるということはあるのでしょうか?また、指定確認検査機関というのはどこの地域にでも対応するものがあるのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

こんにちわ。



現在は、指定確認検査機関に確認申請が出されるパターンが大多数と思います。
特定行政庁も指定確認検査機関も審査の内容は変わりません。
ですから、理屈ではスムーズさには変わらないはず。
ただ、指定確認検査期間は、それが専門で商売をしていますから、審査の期間は早いです。
これは一部の業者には大きなメリットです。

構造疑惑があった時、指定確認検査期間は信用がおけないと、特定行政庁に確認をあえて出す業者も現れました。
役所というステイタスを求めたのだと思います。

審査の内容も、法で明確に定められていないものは、その機関の判断となります。
ここに民間と役所の考え方の違いが現れます。
民間が厳しいことを申請者に言えば、お客は逃げます。

役所はまちづくり全体の概念がありますが、民間にはそれはありません。
いわゆる行政指導は、民間機関には無縁です。

お住まいの区域を営業区域としている機関は、財団法人 建築行政情報センターのHPで探せます。
全国に支店を持って営業をしている大手もあります。
地域を限っている、比較的小規模な機関もあります。
http://www.icba.or.jp/j/ken/siteikikan.htm

ただ、質問者様は建築士の資格をお持ちではないのですね?
この場合は確認の4号特例が使えなくなるので、準備をする図書はけっこう多くなると思います。
基本設計を自分で行って、申請手続きだけを事務所登録をしている建築士に依頼するのも一つの選択かと思いますが、いい経験ですからチャレンジするのもいいでしょう。
手取り足とり教えてもらうなら、手間で費用をカウントしない特定行政庁のほうが向いていると個人的には思います。
確認申請の手数料も、おそらく民間よりも安いと思います。

ご質問の2点は、敷地の可分不可分を含めて、ご心配であれば提出しようと予定する指定確認検査機関あるいは特定行政庁に事前に相談をされればいいと思いますが。
ダメなものは、どちらでもダメ。全く同じです。差はありません。
申請をしてみようと思われるのであれば、質問者様も法の知識が全く無い訳ではないでしょうし。

ただ、指定確認検査機関に申請する予定なのに、特定行政庁に見解を聞くのはダメ。
あくまでも、提出するところの前もって確定した解釈。

指定確認検査機関が確認を処分し、その後に特定行政庁から何か言われることはあまり心配されなくてもいいかと思います。
法では違反建築物を確認処分すれば特定行政庁が取り消しをできますが、よほど悪質でひどいケースでしょうね。
指定確認検査機関も法を扱うプロの集団ですから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速に丁寧なお返事をどうもありがとうございます。

基本的にはどちらの機関でも同じで、色々聞きながらすすめていくには役所の方がよいかもしれないということですね。

以前に仕事で役所に確認申請を出しに行った際には、とても親切に丁寧な対応をしてくださって感激でしたが、時間は予想外にかかってしまいました。

今回は管轄の役所に行ってみたら、担当の人があまり丁寧に教えてくれる感じではなかったことと、やはり4号特例が使えないのでどの程度時間がかかるかわからないといわれたこともあり、指定確認検査機関というのもあるかもしれないと思ったのです。

申請図面については、構造は構造設計事務所に頼むので、それ以外の図面ならば私でも出来そうだと思い、自分でやりたいと考えています。

教えていただいたサイトを参考に費用等のことも調べ、検討したいと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/02/25 23:22

ほぼ前の方の回答で書き尽くされた感はあります、経験談程度を加えます、思いつくまま。



建築の知識の無い者が申請を出したケースを知っています。
あまりにも近い存在なのですが・・・。
2階の増築、10数年前です。
うろ覚えですが数ヶ月は掛かったはずです、ただし役人は懇切丁寧に教えてくれたそうです。
北側斜線を理解するのが一番苦労したと言っております。
当時、役所によればこの手の申請は年に数回あった、との事。

平成19年の法改正により、手間及び書類の数が驚く程増えました。
当然申請件数が減りました。
揺れ戻しが来て、3年後の今では4号特例物件は三日で降りています。
民間機関は営利団体ですから客が来なければ潰れます、当然でしょうね。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/ …
ご存知かとは存じますが上記に拠れば申請手間が間違いなく激減します。(対応遅すぎ・・・)
とは言え早くて来年からでしょうから待てませんよね、しかし審査機関も省の動きに合わせ柔軟な対応をとって行く事になるはずです、現行法が悪法である事に御墨付きが出ている訳ですから当然です。
現にそんな雰囲気が審査の仮定で感じ取れます。
(真淵さんはなかなかの見識を持ってますねえ)

私の事務所では飛行機を使わねば行けない様な遠方の物件なども多いです。
当然最寄の全国展開の審査機関に提出します。
そうそう、どこでも審査してくれるんですよ、大手機関ですと。
手数料は役所より2.3割は高いですが、住宅規模であれば2.3割ったって数千円ですよね、御心配なく。

とにかく審査者はすこぶる優しい人が居れば万年生理か!ってなキッツイ奴も居ます、やかましいのは経験上女に多いです。
この手の仕事を志す女性は鼻っ柱が強いようです(偏見)。

審査窓口のパーソナリティー如何で状況は大きく変わるでしょう。
個人的には役所対応が悪ければ審査機関にも行ってみる、そんなスタンスで宜しいのでは?。
逆でももちろん良し。

概して田舎の役所や審査機関は・・・・甘いです。

頑張って下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お返事どうもありがとうございます。

御礼が遅くなってすみません。前の方のお話しを聞いて役所の方に行ってみたら、決まりとしてはそういうものもあるが、現実的にはありえない話だからちゃんと建築士を通してくれと言われ、落ち込んでいました。去年、二級建築士でさえ落ちてしまった自分が情けなくて・・・。

でも、やっぱり出来ないことはないのですね。今回どうするかはともかく、そういう実例があるということを知れただけでもうれしいです。

やはり自分でやって、指定確認検査機関にだそうかと今は考えています。と同時に、今年は資格も取れるようにがんばりたいと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/03/13 12:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!