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私は某国立大学で国文学を学んでいる大学1年生です。

今、この大学に通っているのは、第一に図書館司書の資格を取るため、第二に日本文学を学ぶため、です。

 私は、将来的には図書館司書として働きたいと考えています。
しかし、図書館司書の求人は少なく、その方面への就職は狭き門となっている、と聞きます。

 私の今所属している学部の就職先一覧を見てみたのですが、毎年図書館への就職者はわずか1~2人ほどのようです。(全体の約1~2%)

 やはり図書館への就職は難しいのかと、半ば諦観を抱くようになり、他の職種への就職も考えなければならないなと最近は思っています。
(まあ、その1~2人になれるように努力はもちろんすべきですが)

 私は進路へいろいろ不安を重ねつつ、図書館司書についてネットサーフィンをしていました。そして筑波大学 図書館学類の存在を知ったのです。調べてみると、図書館関係の仕事に就く人は毎年30人ほどいるようです。

 そこで筑波大学 図書館学類への3年次編入を考え始めたというわけなんですが、どうでしょう。その図書館学類では、1、2年次にプログラミングや統計学、数学を履修することになっているのです。
しかし私は完全に文系よりの人間で、数学やプログラミングはほとんど手に負えないのです。

 ちなみにその図書館学類は、3年次からは図書館学や情報処理、情報サービスを主に学ぶようです。

そこで質問です。


1、現在通っている大学が図書館への就職者が少ない、という理由で、筑波大学 図書館学類へ編入するというのは、良いアイデアと言えるのでしょうか?
(どうしても図書館司書になりたいと考えている私は、これはありだと考えていますが、念のため客観的な意見が欲しいです)

2、もし編入をする場合、数学やプログラミングの知識に乏しい私が、  3、4年次においてうまく学んでいけるのかどうか?

(上記のように、シラバスを見る限りでは、学習内容的にはついていけそうですが、実は1、2年次での知識を利用する機会があり、ついていけないのではないか? という疑問があるのです)


以上二つの疑問に関して、参考になればどんなアドバイスでも結構です。どなたかよろしくお願いします。

筑波大学図書館学類 関係者(現生徒、卒業者)の方や、詳しい情報を持っておられる方、見ておられたらぜひとも情報提供お願いいたします。


長文かつ拙い文章失礼しました。
 

A 回答 (4件)

>現在通っている大学が図書館への就職者が少ない、という理由で、筑波大学 図書館学類へ編入するというのは、良いアイデアと言えるのでしょうか?



言えないと思います。そんなことに時間を使うくらいなら、(公立図書館に勤めたいなら)公務員試験の勉強をなさった方がよいと思います。

司書職への就職は、どの大学で学んだとしても、狭き門であることに変わりはありません。では、なぜ、筑波大の司書への就職率が高く、他大の就職率が低かというと、他大の司書課程の学生は、就職活動をするときに、採用試験を受けずに司書職を最初からをあきらめてしまう人が圧倒的に多いからです。

公立図書館に勤めるには地方公務員試験、国立大学図書館に勤めるには国立大学法人等職員採用試験(法人化したので、国家公務員試験から分離されたが、内容的には国会公務員試験に類似)、国立国会図書館に勤めるには国立国会図書館職員採用試験を受けなければいけませんが、これらの試験は、公務員試験用の勉強をかなり一生懸命やらないと受かりません。公務員試験はかなりの難関ですので、ダブルスクールとして公務員試験予備校に通う人も少なくありません。
ほとんどの大学の司書課程は、他の就職に関連した資格をとりにくい文系学部に置かれているため、受講する学生は多いですが(年に1万人強)、司書になるために公務員試験等を受けようと思っていても、いざ就職活動を始めてみると、公務員試験は企業に比べると採用試験が遅く、落ちてからでは他の企業の採用試験を受けられませんので、自然と企業の採用試験優先になり、企業の内定をもらってしまうと、公務員試験を受ける気がなくなる人が多いです。
筑波大の図書館学類の学生で司書職を目指している人は、最初からどのような採用試験を受けなければいけないか知っていますから、本気で司書になりたい人は公務員試験一筋に近いと思います。それに、国立大学ですので、もともとの地頭もそれなりに良いですから、採用試験でもそれなりに良い成績をとることが多いでしょう。また、筑波大の学生は、公立図書館の司書や学校司書の志望者がほとんどである他大の学生とは異なり、大学図書館に就職する人も多いです。(その人数も、年に30人の中に入っています。)そういういろいろな点を総合して司書職への就職率が他大よりずっと高いのです。

つまり、筑波大の図書館学類に行ったからといって、必ずしも、採用試験に有利になるわけではなく、結局は、本人の努力次第だということです。ただし、司書の採用試験の最終面接に残ったとき、質問者様とペーパー試験の成績が同じ人が筑波大出身者だった場合、面接官の心象の上では、筑波大の学生の方が有利になる場合があるかもしれません。大学のネームバリューがきくのは、他の就職試験でも同じですので、そのためだけに編入するのは意味がないと思いますが。

>2、もし編入をする場合、数学やプログラミングの知識に乏しい私が、  3、4年次においてうまく学んでいけるのかどうか?

3,4年の専門科目の必修科目の内容をご覧になった方がよいでしょう。必修科目の中に、情報数学やプログラミングの知識が必須の授業がなければ、大丈夫かもしれません。

それから、ご存知だと思いますが、現在の図書館はかなり電子化が進められていますし、さらに今後どのように進めていくかということは大きな課題でもあります。プログラミングが得意である必要はありませんが、WWW等の電子メディアやインターネット・セキュリティなどについての基礎的な知識は司書でも必須だと思います。

これは、No.1の回答者様へですが、

>べつにそれでフリーソフトが作れるようになるわけでもソフトハウスに就職できるわけでもないでしょう。
>普通に考えれば、図書館にプログラマーは居ないでしょうし。

図書館情報大学の時代には、プログラマーやSEとして電気メーカーに就職した人が卒業生の半分くらいでした。筑波大と合併した後、何度か改編されていますから、今は、もっと文系寄りになっているかもしれませんけど。

何かのお役に立てば、幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど。私は結論を急ぎすぎていたと言っていいようですね。
ほぼ編入試験を受ける気でいました。

要するに、編入して得られるものはネームバリュー程度というわけですね。
それなら、編入のために使う労力を公務員試験の勉強にあてたほうが良いのもうなずけます。

疑問はすべて解決しました。
ご丁寧な回答本当にありがとうございました。

今通っている大学の学部で勉強できることを精一杯身につけようと思います。もちろん、公務員試験の勉強も早めに手をつけることにします。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/18 02:27

はじめまして。

筑波大学知識情報・図書館学類のある春日キャンパスで学生のキャリア支援をしている者です。
※私自身も前身である旧図書館情報大学(および大学院)を出て、その後就職情報誌・サイトの制作等をしていたことで、現在このような仕事をしております。

ということで、私が回答するのが適任かな?と思い書かせて頂きますね。

***

1、現在通っている大学が図書館への就職者が少ない、という理由で、筑波大学 図書館学類へ編入するというのは、良いアイデアと言えるのでしょうか?
(どうしても図書館司書になりたいと考えている私は、これはありだと考えていますが、念のため客観的な意見が欲しいです)


【回答】
就職率や就職者数があなたの判断基準であれば、来ることに価値があると思います。
しかし、実際に司書になりたくてもなれない人間は多いです。
率でいったら高いでしょうが、実数でいったら司書希望でも相当なれていません。
ただ、図書館情報学を学ぶにおいて、附属図書館には図書館情報学に関わる、NDC(日本十進分類法)でいう01*(図書館学)、02*(書誌学)、007(情報学)に分類される資料が充実しているのは事実です。
また、それぞれ専門の教官が揃っているため、議論を交わしたければいくらでも交わせる相手がいます。当然院生等上級生に対して投げかけたって構わないです。
このように自ら勉強するのであればいい環境だと思います。
しかし、つくばは陸の孤島です。たとえつくばエクスプレスが開通した今でも。。。
司書の気質として求められる「情報収集に対する距離的不利さ」は否めません。
インターネットを活用した情報収集が便利になったとしても、社会情勢、とりわけ東京にいたら簡単に入手できる情報であっても、つくばに引っ込んでしまうと途端に入ってきません。(そのため私自身都内へは仕事、プライベートどちらを理由にしてでも月2,3回は出るようにしています。)

図書館員は資料だけ扱っていては「適切な資料」を情報を欲しているお客様に対して提供できないのです。そこは勘が研ぎ澄まされてなくてじゃいけないのです。
そのため、学外の人たちや地域外の人たちと接することが求められます。
※つくばは、学生が住む地区と研究所が立つ地区、社会人が生活する地区、商業地区がはっきりと分かれてしまっているため、交流という点では自ら飛び出さないと全くと言っていいほどありません。留学生数も多い大学なのですが、自らアプローチしていかないと、接することもないようです。(私は学生時代留学生宿舎も日本人学生宿舎も分け隔てなく遊び歩いていたので「え?なんで留学生の友だちがいないの?」と驚くのですが。。。)

2.は続きに。。。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

やはり専門的な資料は充実しているのですね。
本格的に図書館学をやりたいならうってつけですね。

友人から聞いていましたが、やはり都会へのアクセスはあまりよろしくないのですね。

参考になりました。ありがというございました。

お礼日時:2010/03/21 15:31

No.2の回答者です。

まだ、締め切られていないようなので、少し補足です。

>要するに、編入して得られるものはネームバリュー程度というわけですね。

得られるものは、ネームバリュー程度ではないです。専門科目として学ぶ図書館情報学の内容は、司書課程で学ぶ内容とは異なります。図書館情報学を専門として学べば、図書館についてもっと幅広く深い知識が得られます。ただし、それで司書職に就ける確率が高くなるかというと、それは別の話です。

ご存知だと思いますが、米国では、司書課程は、大学の学部を修了してから学ぶものです。司書だけでなく医者などもそうですが、専門職は、別の専門分野の知識が十分ある人が、専門職に必要な知識をそれにプラスして学ぶのが望ましいとされているからです。つまり、米国の司書は、一般的には、(大卒相当の)別の分野の専門知識と(修士修了相当の)図書館情報学の専門知識を両方持つことになります。

日本の大学で、図書館情報学を専門としない学科で司書課程を学ぶ人たちが期待されることは、米国の場合と同様に、他の専門分野の知識に加えて、図書館情報学の知識を持つことです。現状では、司書課程で教えられる内容は、司書として勤めるために最低限必要な内容だけであり、司書課程の学生の図書館情報学の知識は、図書館情報学を専門に学ぶ筑波大や慶応大の学生の足元にも及びません。しかし、逆に言えば、筑波や慶応の学生は、他の専門分野の知識を他大の学生のように深くは持っていません。つまり、筑波・慶応で学んでも、他大の司書課程で学んでも、米国のような専門職としての司書の育成方法とは異なってしまうということです。

図書館情報学を専門的に深く学びたいなら、筑波大に編入することをお勧めします。しかし、図書館情報学を深く学ぶことは、公立図書館の司書として就職するためには必須ではありません。他大の司書課程で学ぶ学生は、図書館情報学の知識は最小限しか持っていないかもしれませんが、その代わりに、別の専門分野の知識を持っていることが筑波大の学生にはない強みだと思います。

そういうわけで、質問者様の場合には、公務員試験の勉強をされるほかに、所属されている学科の専門分野をしっかり学び、司書課程で図書館情報学の初歩を学び、おまけとして、図書館関係の雑誌(「図書館雑誌」や「みんなの図書館」)を読んで図書館についての最新の話題をおさえておくのがよいのではないかと思います。

それから、ご存知のように、地方自治体で、司書枠を別に設けて試験をしているところは本当に少なく、ほとんどの自治体では、事務職として採用し、現場の希望・本人の希望などで図書館に配属するのが一般的です。また、公立図書館では、指定管理者制度を導入し、外部の業者に業務を委託しているところがどんどん増えています。公務員試験だけでなく、そういう図書館関連企業(TRCや紀伊國屋屋など)に就職することも視野に入れられた方が現実的かもしれません。

ご参考になれば幸いです。
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どちらも知りませんが、



> 実は1、2年次での知識を利用する機会があり

であれば、そこからやり直せ、と言われるのが普通というか筋でしょう。
編入試験にそこの内容が出て、それでOKなのを確認するか、どちらかでしょう。
したがって、シラバスを見るときは、当然一二年生の内容からしっかりチェックしなければならないでしょうね。
逆から考えて、どうしてそこの連中は数学やら情報やらの内容に入れるのでしょうか?
入試でそこをチェックしてないのであれば、大学で鍛えた、ということになります。

で、ご心配の数学系や情報系のシラバスの内容を転写してください。
勿論、必要があれば一二年生の内容も転写することになるでしょう。
基本的には、情報≠プログラミングです。
食≠料理人ではないでしょ?
作る人と食べる人がいるわけです。
普通に考えて、図書館の職員が作る人な訳はないでしょう。食べる人の方です。
普通に考えれば、食べ方を学ぶことになるはずです。
まぁコンピューターの仕組みを勉強する上で、作ってみると言うこともやるかも知れませんが。
べつにそれでフリーソフトが作れるようになるわけでもソフトハウスに就職できるわけでもないでしょう。
普通に考えれば、図書館にプログラマーは居ないでしょうし。
それにしても、検索一つできない、情報入力一つできない、では図書館の職員失格でしょう。
ひょっとすると、ネットワークコンピューターの簡単な管理ができればいいかも知れません。
普通に考えればその程度の内容だと思うんですがね。
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