【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

(桜)前線の見方、疑問。
桜前線(生物暦)について教えていただきたいです。
桜前線は、順当に北に上がってきていないような気がします…。
前線は、日本列島を横に区切るように描かれていますがそれはなぜでしょうか?
また、同じ県であっても「太平洋側と日本海側」や、「内陸と沿岸部」でなぜ前線の出現日がずれるのか、わかりやすく教えていただけると有り難いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

サクラ前線が日本列島を横切るように描かれる



・・・日本列島は南北に長いですよね?
そして、同じ日ならば、北へ行くほど気温は下がります。
ですので、前線も横に区切ったような形で 順に北上します。

でも、同じ緯度でも、「高度」に差があります。
高い土地ほど寒い。
また、その地方独特の気象状態があり、太平洋側と日本海側ではずいぶん違ってたりします。
そのため、横一列な前線も、途中に「島」のようになって「開花が遅い地帯」が現れたりします。
長野県の内陸とか。ここは「日本アルプス」があり、寒いですからね。

それやこれやで、結局サクラが咲くのは「気温」に関係してるのです。
そういう意味では、前線は「順当に北上している」と思うのですが。

ただ、サクラは「暖かければ咲く」のではありません。
九州の南の方、鹿児島などは、暖かいハズなのに、咲くのは東京より遅かったりします。

サクラは、立春の日からの積算温度(毎日の最高気温の合計)が540℃になると開花するそうです。(数字はちょっと記憶違いだったかも。)
その意味では、暖かい鹿児島なら まっ先に咲いてもよさそうなのに、そうではない。

これは、サクラの開花には「春の暖かさ」に加え、「冬の寒さ」が必要なのです。
2℃の気温を800時間経験させないと、休眠打破しないのです。
(数値は、これまたウロ覚えです。何かで見たような・・・ぐらい。でも、とにかく寒さがスイッチの1つであることはホントです。)
それで、鹿児島のサクラは東京より遅いのだそうです。

また、昨今の「地球温暖化」の影響で、このように「開花条件」が揃うのが狂ってきて、以前のような「サクラ前線」は描きにくくなってきているのも事実だそうです。
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