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果物で皮の厚いものと薄いものがあります。
りんご、柿、梨はとても薄いです。
一方みかん、栗、バナナなどは厚かったり、固かったりします。
この違いは何で決まるのでしょうか?
植物のきまぶれであるはずがなく、なにか理由があるはずです。
りんごの皮はどうしてあんなに薄いのでしょう。あんなに薄くて大丈夫なんでしょうか?(虫に食べられやすいのでは?)
夏みかんの皮はどうしてあんなに厚いのでしょう。度が過ぎていませんか?過剰防衛のような気がします。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

>あんなに薄くて大丈夫なんでしょうか?(虫に食べられやすいのでは?)



『植物の繁殖』という観点から見た場合、虫や鳥獣に食べられた方が良いのですョ。

虫や鳥獣に果肉部分を食べられてしまっても、その虫や鳥獣が、果肉に包まれた芯の部分にある種を、体内に保持したまま遠くまで運び、糞として排泄してくれれば、そこで芽を出して繁殖することができます。
(通常、果実の種は硬い殻が噛み砕かれない限り、動物の体内で消化されずに排泄されます。植物は、種の運搬者としての虫や鳥獣に、種ごと果実を食べられるために美味しそうな果実を結実させていると思われます。)
(類人猿等は、食物が豊富だと、人間同様、芯の部分を食べなかったりしますが・・・。まあ、植物の果実を虫や鳥獣に食べられて困るのは、人間だけでしょう。)

果皮の厚さは、その植物が『生育する環境』や食べる虫や鳥獣の種類によるのでは?と思います。

全体的に見て、

・暖かい地方(熱帯・亜熱帯)に育つ果実の方が皮が厚く、
・涼しい地方(温帯・亜寒帯)に育つ果実の方が皮が薄い

という傾向がありませんか?
(理由はわかりませんが・・・、暖かいと傷みやすい&腐りやすいから、厚い皮で果肉と種を保護するとか)

栗の場合は、我々が食べている部分が種ですから、虫や鳥獣に食べられたりしては困るわけで、硬い殻に覆われ、その外側をトゲ(いが)のある外皮が覆っていますね。
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夏みかんの皮が厚いのは、私見ですが・・・・


越冬した後に美味しくなるので、寒い冬を越すためかも?? 最近の新しくできた蜜柑「せとか」などは、ハウス栽培・袋かけなど人工的に保護することを前提に交配育成されています。

文旦などもハウスで栽培すると皮が薄くなります。寒いところで栽培すると、詐欺かと思うほど皮ばかりで実が小さいです。
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一口に果物と言っても様々な「種」がありますから、単純にリンゴとミカンは比較できませんよね。

どうしてゾウは大きくてネズミは小さいの?と言っているのと同じです。答えは「違う生物だから」です。

また、普段我々が口にする果実はいずれも度重なる品種改良を経て、人間が食べやすいように改造された植物ですから、捕食者に対する防衛力の大小などは二の次です。
比較するなら原種となった野生リンゴや野生ミカンを探すのが先決ですね。
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