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私は研究者志望の大学1年です。

今の私は、研究者になりたいという志はあるのですが、まだ知識も浅く、夢実現のための表立った行動に出れていません。また、研究には、医薬系や食品系…様々な分野があると思うのですが、自分が何をしたいのか、ということがいまいちつかめていません。

そこで、研究者の方、もしくは研究者を目指している方に質問です。
大学生の間に、研究者になるためにしておくべきこと、また、様々な研究の分野の中から自分のやりたいものが何なのかを見つける方法を教えてください。

最後に補足なのですが、回答の際に参考にしていただければと思い、私について少し書きます。
私が理系に進んだ理由は、中学生の時、ある会社の研究内容に興味をもち、将来こんな研究をしたいな、と率直に思ったからです。(その研究は食品系の研究でした。)それから、私は中学生の間はずっと、食品系の研究をしたいと思っていました。しかし、高校生になり、生物の授業で遺伝子や癌について学び、食品以外にも興味がわくようになりました。今は、いろいろと気になるという状態なのですが、早く1本に決めて、その分野の知識を深めたいと思っています。
私についてはこんな感じです。

回答、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

研究者を目指している院生です。

無責任なアドバイスを。
まだ1年生ということなのでそれほどあせる必要はないと思います。
徐々に夢に近づいていきましょう。

先ず学内のいろいろな研究室に見学に行くといいと思います。
早いうちから研究室に所属して研究の雰囲気をつかんでおくのがいいでしょう。
興味がある分野がみつかったら積極的にその分野をリサーチしましょう。
可能ならばその分野の研究者を尋ねて国内外問わず飛び回りましょう。
分野にもよると思いますが研究はコミュニケーションが命です。(天才的な人は一人でもやっていけますが稀です)
人脈を広げてアンテナを張りましょう。
外国の研究者との共同研究や国際学会での発表のために英語ができたほうが圧倒的に有利です。(特にスピーキング)
研究者としての資質は悲しいかな研究業績(論文と学会発表)で評価されるので早いうちから学会に出てプレゼン能力を磨き、論文をどんどん書きましょう。
学部卒業までに論文を1本書けるかが勝負です。早いうちに論文を書きたい旨を研究室の先生に伝えるのがいいと思います。
博士課程になると学振という制度があり、毎月20万円もらえるようになります。ただし、これに受かる人は2~3割です。評価の基準は論文数と国際学会発表数なのでこの点をクリアすれば、取れる確率はぐっとあがるでしょう。
博士課程は、友人たちが企業に就職して業績をあげるなか、自分は授業料を払って研究をさせてもらう立場なので、精神的にきついです。博士号を取れずにやめていく先輩方を何人を見てきました。学振が取れるかどうかは、モチベーションを保つ意味で重要です。

最後に一番重要なのは、自分ならできると信じることです。
きっとあなたならできます!
夢に向かってがんばってください!
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この回答へのお礼

回答と応援メッセージありがとうございます。
背中を押してくれてる気がして、うれしかったです。

今まで漠然としていた研究者への道が、jacorroさんのおかげで、はっきりしたものへと変わりました。
まずは、大学の研究室の訪問から始めてみようと思います。

jacorroさんも頑張ってください!

お礼日時:2010/05/03 17:43

バイオ分野の院生です。

あなたの質問文の中で
>今は、いろいろと気になるという状態なのですが、早く1本に決めて、その分野の知識を深めたいと思っています。
という1文が気になったのでアドバイスです。

確かに研究分野の知識を深めることは重要ですが、今は、分子生物学全般の知識を身に付けることをおすすめします。なぜ?と思うかもしれませんが、がん細胞を例に取ると、細胞周期だけでなく細胞骨格や接着分子、シグナル伝達などと関係があるからです。(ちなみに私の研究は、がんではありませんが・・・。)

>自分のやりたいものが何なのかを見つける方法を教えてください。
場合によっては、細胞の分子生物学を読んで特定の章にすごく興味を持ったりするかもしれませんが、そうでない場合は見つけなくて良いと思います。研究室に所属してからその研究室でやっている研究分野の勉強をして、その分野が好きかどうかで決めれば良いと思います。(配属方法によっては第一志望の研究室に入れなかったりしますが、勉強してみると実はすごく興味が出てくるかもしれませんし、逆に第一志望でも、自分のイメージとは違ったりするかもしれないので。)大学院から分野を変えるのもアリなので、あせらずじっくりと考えてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

あせらずじっくりですか。
正直、自分は焦りすぎてたな、と思いました。
何もわからないまま、空回りしてた気がします。
まだ1年なので今決めてしまうのももったいないのかも、なんて思ったりもしました。

今は経験を積むという気持ちで、いろんなことに触れていこうと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/05 15:40

tottokosannさんへ



上記の二つの質問の参考になれば幸いです。

<まずはじめに>

  研究者は、ほとんど、大学、企業、あるいは公的機関の組織に属し、それぞれの組織を(財政的に)支援する人達に如何に貢献するのかを念頭に置き、その目的のために研究を真摯に取り組むことが使命であると考えております。何かの自然現象のメカニズムの解明を取り組むような基礎研究中心の組織にしても、その組織を支えてくれる人達がいるわけで、如何にその人達の役に立つ研究を行うことが出来るのか考えることが可能であります。「何の役に立つのか?」を考えると、研究的発想が画一的になってしまうと思われがちですが、それさえ打ち破る「基礎的研究が何の役に立つのかを考える」発想力が人間には備わっているものです。
 tottokosannさんが将来に所属する研究組織が、その組織を支える周囲の団体(人達)に如何に貢献するのかを理解するには、その人達がその研究組織に期待する生の声を自分で直に聞かねばなりません。その際に知った、その組織を支える周囲の声(貢献する内容)が、tottokosannさんがその研究組織で道に迷うことなく軌道修正するための指針となります。

<研究者になるためにしておくべきこと>

そこで、tottokosannさんがしておくべきこととして、おすすめは、自分たち組織を支えている人達に耳を傾けて、その貢献を研究の中心に据える能力をみがくことです。言わば『情けは人のためならず。』の組織版というべきものですが、その分かりやすい内容として、『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』と言う本がベストセラー急上昇中ですので、本屋で一度立ち読みをしてみましょう。

<様々な研究の分野の中から自分のやりたいものが何なのかを見つける方法>

それはすごく簡単です。tottokosannさんと言う人間を形成するのに、おおいに関係した重要な人達(出会った人以外にも書物上の人物も含む)を紙に徹底的に列挙してみることです。そして、その人達を自分なり(特に法則はありません)にグループ化して、各グループ化した人達の生活を向上させるのにどのような研究をすれば良いのか毎日考え続けると、自分のやりたいことが不思議と向こうからやって来ます。本当は、自分のやりたいものを見つけるためのアンテナが形成されただけなのですが・・・。

  早く1本に決めて、その分野の知識を深めたいとありますが、その研究が与える周囲への貢献度をまず始めに理解しておりますと、モチベーションが一気に上昇し、一心不乱に研究に打ち込み始め、知識を吸収するための立派なアンテナが形成され、短期間に知識が増えて行くので大丈夫です。知識よりも、まずアンテナ形成を。


  自分が目的を達成するためのアンテナの形成のために、他人とのやり取りの中で生まれるアイデアについて書かれた

(1)『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
(2)『経営者の条件』→ひとりひとりが目標を設定する現代人のための指針本。
(3)『イノベーションと企業家精神』→研究者になった際のアイデアのつくり方、満載。

おすすめです(3は、特に研究者におすすめ)。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

アンテナの形成、早速やってみました。
…が、あまりにも経験値が低くて、うっすらとしかつかめませんでした…。
なので、とりあえず、行動して経験を積んで、もう1度やってみようと思います。

自分のやりたいことを見つける方法を具体的に示してくださってありがとうございました。

あと、3冊の本読んでみます。
自分の知りたいことがたくさん詰まってそうな気がします。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/05 15:24

 いろいな本を読み、さまざまな経験をすること。

これに尽きます。学生は、時間があるので、1週間に2冊は本は読めるでしょう。1年で100冊、4年間で400冊。これだけ読めば、世界の見え方が変わる、と学生に毎年勧めますが、「時間が」とか「本を買うお金が」とかで、・・・。大学の図書館は何の為、と教えたいのですが、聞いてはくれそうにありません。

 研究室=研究室、のイメージがありますが、文系の人は、研究室には閉じこもりません。また、理系でも、数学や理論物理は、鉛筆と紙でも可能です。生物カテゴリーなので、紙と鉛筆では無理でしょうか、研究とは
1)「新しいことを見つけること」です。
2) 新しい工夫です。工夫して、効率を高めることは、同じ時間で多数生産出来るので、会社では必要不可欠。これは、新しい発見ではないが、多くの場合必要です。私の実験で、昔は1日に1サンプルしか測定できませんでしたが(ノンビリしたいい時代が懐かしい)、今では50サンプルでも測れます。

 生物の分野では、メンデルの遺伝の法則は、時代遅れ(メンデルは尊敬に値します)、だと断定できます。たとえば、致死遺伝子は、そのような遺伝子があるわけではありません。生存に必要な遺伝子が欠けているので、死んでしまうのです。これは、10年以上悩んだ末の結論です。
 研究することは、工夫すること。研究室にこだわらず、いつでも、どこでも、できます。そのためには、分野にこだわらず、多くのことを経験してください
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

本を読むということ、本当に大切なことだと思いました。
今の私に足りないものはやはり知識量です。
本を読んで様々なことに触れ、柔軟な考え方ができるようになれれば、と思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/05 15:04

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