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米軍は辺野古で何をするつもりなんでしょう?最近普天間問題を調べており、やっと概観が掴めたところです。
日本政府とマスコミは戦時中と全く同じ事をやっており、嘘で国民を騙して来ているので、実体を知るのに苦労しました。
得た結論は、2006年5月に日米間で合意された「再編実施のための日米ロードマップ」にある通り、普天間基地にある海兵隊の大半がグアムに移転する計画であるということです。
この「ロードマップ」は直ぐ具体化され翌年「グアム統合軍事開発計画」として発表されたが、何か都合悪い事情が起こったらしく、国防総省のウェブサイトから一週間で削除されてしまったとのこと。でも、2009年11月20日に発表された「沖縄からグアムおよび北マリアナ・テニアンへの海兵隊移転の環境影響評価/海外影響評価書ドラフト」には詳細に出ています。英語が読める方は→http://www.guambuildupeis.us/documents(2巻と3巻)
日本語が読める方→http://www.city.ginowan.okinawa.jp/2556/2581/258 …
普天間に残る海兵隊員は計算上は3500人になりますが、宜野湾市によると、空定数(幽霊隊員:実際はいないのに、いることになっている人数)とのことです。
やっと質問に戻りますが、米軍のほとんどはグアムに移転するのに、米軍は辺野古で何をするつもりなんでしょう。何かすることがあるのですか?それとも辺野古を確保してさえおけば、日本からずっと思いやり予算をもらい続けることが出来るから辺野古に拘っているのでしょうか?
上記2つの資料は厖大で、なかなか答えが見つかりません。米軍の表向きの答えでもいいです。では、宜しく。

A 回答 (12件中11~12件)

アメリカの軍事費は50兆円以上。

日本の思いやり予算は2000億円程度。加えて、普天間がなくなろうが思いやり予算はほとんど影響がない。

この事実からいって、
> それとも辺野古を確保してさえおけば、日本からずっと思いやり予算をもらい続けることが出来るから辺野古に拘っているのでしょうか?
これは誤りでしょう。


> 米軍は辺野古で何をするつもりなんでしょう?

今までと基本的に同じです。つまり、朝鮮半島有事と台湾有事に備えることです。
この両地域の安定は日本にとっても国益にかなうこと、及び両地域の安定日本独力では不可能なため、基地自体は必要です。
これ以外にも、国連軍基地であったりいろいろとありますが、些事です。


> 日本政府とマスコミは戦時中と全く同じ事をやっており、嘘で国民を騙して来ているので、実体を知るのに苦労しました。

そんなことはありません。
マスコミはともかく、日本政府に関しては、最新の流動的な情報以外はかなりオープンです。質問者氏が個人で(おそらく自宅PCからのみで)実態を知ることができた、というのがその証拠です。
これを言うと核密約を言うかもしれませんが、持ち込んで良いという「密約」は存在しません。艦艇の中を日本国内とするかどうかについての協議を行わなかった、というだけの話です(報告書もそうなっています)。


因みに、民主党政権になってからは議事録の公開どころか作成さえも行われなくなったため、情報開示という面からはかなり後退しており、質問者氏の「嘘で国民を騙して来ている」というのは今後杞憂ではなくなる可能性はあります。

この回答への補足

折角回答して頂いて申し訳ないのですが、う~ん、ちょっと納得できないねえ。
「ロードマップ」には次のように書いてあります。
 「約8000名の第3海兵機動展開部隊の要員と、その家族約9000名は、部隊の一体性を維持するような形で2014年までにグアムに移転する。……沖縄に残る米海兵隊の兵力は、司令部、陸上、航空、戦闘支援及び基地支援能力といった海兵空地任務部隊の要素から構成される」
SACO合意では司令部がグアムに行って、実戦部隊は普天間に残るとなっていたのに、逆になっちゃって司令部と支援部隊だけが普天間に残るというんですね。
それから、2008年9月15日、米海軍長官は下院に対し「グアムにおける米軍計画の現状」を報告し、その中で、沖縄からグアムに移転する部隊名が明示されているのだが、空中給油部隊(ロードマップにある支援部隊ですね)を除くほとんどの沖縄の部隊名が書かれている。
だから空中給油部隊だけが辺野古に残って何をすることがあるんだ?と疑問なわけです。

戦時中に官民一体で国民を騙した歴史は勿論ご存知ですね?政府権力の体質がそうそう簡単に変わると思うのは甘すぎますよ。ここで私が言いたいのは、具体的には「グアム統合軍事開発計画」を日本政府は、「正式な決定ではない」として、詳細は未定なのだという立場を通してきた。これが全くの嘘であったことがばれたのです。そして外務省はグアムの海兵隊員数は18000人で、8000人グアムに移転して1万人残ると今でも言い張っていますが、そして私もずっとそう思っていたのですが、しかし実際は、在日米軍の司令部によると、1万8000人というのは「定数」であり、実際にいる数(実数)は1万2500人である。なんですね。貴方も調べて確かめて下さい。

貴方も旧権力よりの解釈をされる方のようですから、ちょっと眉唾で聞かざるを得ません。

補足日時:2010/05/10 14:47
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 軍事評論家の神浦元彰氏のホームページ「日本軍事情報センター」J-rcom というのがあります。



 神浦氏の軍事評論家としての資質には疑問をもつ人も多いのですが、長年、沖縄米軍基地問題や北朝鮮問題について解説しています。ほぼ毎日更新されていますので参考になると思います。 
 
 神浦氏はグアムでは、米海兵隊が訓練するには狭すぎるし、艦船のメンテナンスができる施設もないと考えているようです。

参考URL:http://www.kamiura.com/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>神浦氏の軍事評論家としての資質には疑問をもつ人も多いのですが
そうですか、用心しながら勉強させて頂きます。

>神浦氏はグアムでは、米海兵隊が訓練するには狭すぎるし、艦船のメンテナンスができる施設もない
どこからそのような判断が出て来たのでしょうね?
太平洋海兵隊司令部のラッセル・スミス大佐とか同じく同司令部のジョセフ・サンプソン氏(施設責任者)はグアムが訓練には最適地だと言ってるし、艦船用のドックもこれから造ると言ってますから、問題ないと思うんですけどねえ。

お礼日時:2010/05/10 14:00

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