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遺伝子を扱う実験を手伝っています。

器具を滅菌する方法として、主に乾熱滅菌とオートクレーブ滅菌を行っていますが
二つの方法を比較したところ疑問が生まれたので質問しました。

オートクレーブ滅菌の方が時間もかからず、経済的だと思うのですが
乾熱滅菌を併用するメリットって何かあるのでしょうか?

A 回答 (4件)

10mlのピペット用滅菌缶はかなり長い


ので、これを滅菌するには大型のオート
クレープが必要になります。これを加熱し
て冷ますのは、半日仕事になります。なら
ば、乾熱で160度2時間の方がずっと
速いです。
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こんにちは.



私は#2の方のご回答とは違った角度から書き込みたいと思います.

例えば動物にある薬物を静脈内に投与する場合,必ず滅菌されたものを投与します(静脈内だけとは限りませんが).
もちろんヒトも同じです.
投与物質を規定の濃度に調製後,滅菌済みのバイアルビンに入れるとします.
このとき,オートクレーブでバイアルを滅菌したのであれば,その内部がきちんと乾燥していなければ,規定の濃度に調製した意味がありません.
理由はおわかりですよね.

ですから,きちんと乾かす時間があるならオートクレーブでも良いと思いますが,バイアルなど規定の濃度に調製したものを入れるならば乾熱滅菌でしょうね.
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乾熱滅菌は金属やガラス、その他の温度に強いもので有効で、水を使用すると錆び等が発生するので、時間はかかりますが、さびを嫌うもので特に有効です。

ステンレスの器具や道具、ビーカーやシャーレを乾燥で滅菌すると、汚れなくて済むのです。

オートクレーブは二気圧等の圧力を水蒸気で得ますので、奥の方までスチームが入りますが、水蒸気が汚れていれば、表面にその汚染物が残るし、当然匂いも付きます。滅菌には有効なので、培養したものを滅菌、殺菌する目的でまずオートクレーブにかけ、シャーレを洗えば、安全に微生物等の管理が出来ます。きれいにして乾燥させたら、乾熱滅菌で仕上げという訳です。気持ちの上でも同じオートクレーブをもう一度使いたくないですよね。

私は手術の道具やその他もオートクレーブも使いますが、ちょっと匂いが気になるのと、刃物は痛むし、ステンレスは錆びやすいので、安物だけオートクレーブで、あとはエチレンオキサイドかホルムアルデヒドです。ワイヤーや針金は乾熱滅菌です。
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この回答へのお礼

早速の回答どうもありがとうございます。
錆びは気づきませんでした。

お礼日時:2003/06/30 18:40

下記サイト、ご参考になればよいのですが。



参考URL:http://micro.fhw.oka-pu.ac.jp/microbiology/poiso …
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/30 18:40

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