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どうして体罰は禁止されたのですか?
唯一無二の教育手段が封じられ学級崩壊?

A 回答 (14件中1~10件)

現役の教員です。


一応、その立場から・・・。

1.親の意識が変わった。
「うちの子が悪さしたらぶんなぐってくれ」なんて、うちの父親は言ってました。昔の親は、多少の体罰を認めていたような節があったんだと思います。
まあ、今でも、「うちの子が悪さしたら・・・」と同じ事をいう人はいますが、実際ふるうと・・・まあ殴り込んできますね。
ようするに、今の親は体罰を認めていないんです。


2.かばってくれる人がいない。
昔は、校長先生や教頭先生が、「なんかあったら俺がかばってやる」的な兄貴的な管理職が多かったですが、最近では、そういう人は少なくなりました。
行政、PTA、マスコミ、どこを見てもかばってくれる人なんていません。
そんな状況で、リスクを冒してまで教育効果があるのかというと、(後述しますが)まあ、ほとんどありません。


3.教育効果がない。
これが最大の理由かな。
今の子供達には、体罰は逆効果なんです。
情報量が桁違いに多い現代の子供達は、「体罰がいけないことだ」ということをしっかりとわかっています。おまけに、そういったいけないことをする教員に対して、どこにどう訴えればいいのかもしっかりわかっています。
ですから、何か、悪い事をしても、そこに教師の暴力があれば、
「あいつは暴力教師だ、悪いやつだ。」
と、変な大義名分を持ってしまって、まったく反省することができなくなってしまいます。



こんな状況ですから、体罰そのものに意義がなくなってきたんだと思います。
とはいえ、荒れた中学校とかにいくとそうも言ってられないので、今でも生徒ととっくみあいをすることもあったりします。・・・内心、びくびくですが。
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そーですなー、私が中学生の頃は竹刀や棒を持って授業している先生は珍しくなかったですね。



実際叩かれてたりしてましたね。

でも中学生ぐらいになると先生が自分のことを思って殴ってくれたのか、学級経営とか、指導力不足から殴ったのかおおよその検討はつく訳。

戦後教育で‘でもしか先生’という言葉から想像できる通り、生徒のことを思って殴ることする先生なんていませんでした。(実体験w)

そういった暴力教師をみて子供を持つぐらいに成長したその生徒等は、教師の暴力に対しては否定的に捉えてきたのでしょう。
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体罰は元々刑法違反(暴行罪/傷害罪)です。



教育のために必要であるという社会的認知が存在していたときは容認(黙認)されていました。今は、あらゆる面で社会的許容度が低い時代となっているため、非合法行為に不寛容となり禁止されています。

学級崩壊は社会環境変化の複合的な要因から生じた現象であって、単一の理由に帰して問題の矮小化をしてはいけません。
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本来的には体罰を使わない方が教育効果は高いと思います。



悪いことは何故悪いのか、よく考えて自ら善悪を判断できる能力をつけてやることが本当は大事です。
自ら善悪を判断できないと、"再犯"につながるからです。

ただ、そのためには膨大な時間をかけて子供と対話し、コーチングしてやる必要があるのでかなりの手間がかかります。

たくさんの悪童に対していちいちそんなことはやってられないので、伝統的に体罰で手っ取り早く済ませるやり方がとられたのでしょう。

体罰は一見即効性があるように見えますが、子供は怖い先生の前で表面的に良い子のフリをするだけなので、恐怖がなくなれば"再犯"します。
結果としてあまり教育効果は無いと思います。


学級崩壊の問題は質問者様がご指摘のとおり、体罰と若干は関係していると思います。

学級崩壊の根本的な原因は、レベルの高い子と低い子を1つの学級に混在させてしまうために、指導が困難になっていることです。
足し算もできない子がいる一方、分数の計算が自在にできる子が学級に混在するなら、いったいどんな授業をすれば全員が真面目に聞くでしょうか。

昔もそのような問題はあったはずですが、先生が絶対的な存在だったので多少の問題があっても体罰等の手段で表面的には子供をおとなしくさせて乗り切ることができたのでしょう。
今は親の学歴が高くなり、コーチング的な質の高い教育を求める傾向が増したため、先生はとりあえず体罰で乗り切るということが出来なくなりました。

質の高い教育を求める親と、過度な要求を負っている先生の狭間で学級崩壊が起きていると思います。
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体罰は実は明治時代から禁止されているのですよ。

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この回答へのお礼

だから日本は駄目なのですね

お礼日時:2010/06/11 20:44

私は高校生の時、早弁をして先生に殴られました。


その時はクラスの半分以上が早弁をしました。
早弁をした生徒がみんな立たされ一人一人頬を平手打ちです。
その時は先生って恐いもんだと思いながら悪い事をしたからたたかれるんだと反省したものです。
もしたたかれず言葉で叱られるだけならまたやっていたかも知れません。
時々、昔の仲間が集まってクラス会をやるのですが、恐かった先生の話題は必ず出て来ます。
みんな自分と同じ様にいい思い出になっております。
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ヒャッハw図が高いwwwwww図が高いわあwwwwww


あwコラ?生徒の分際で先生に刃向かうとはゆるさねぇぞゴルァ!!

貴様ら生徒は先生の言う事を聞かねばならんのだwwwww!!!
先生に逆らうのか?
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーーーーーー!!


仕方のない生徒だ。内申点は0点だな。一生残るからな?あひゃひゃひゃひゃひゃwww

世の中、世紀末な先生も居るのですよ。
それに体罰で恐ろしいのは、本当に体罰を与えるべき生徒にしなかった先生が多い。
DQNに加担してDQNとDQNの親と一緒に暴力を振るっていた先生も多かった。

トドメに教育委員会からの暴力が連鎖して生徒、学校に感染したのもある。
今でも連鎖してるけどね。
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体罰を与えることに快感を感じるごく一部の馬鹿教師がいたことは間違いありません。

しか、そんなやつらはいつの時代にもいます。(今でもいます。体罰できないので別のいじめ方をしてるだけ。)

マスコミがその問題を大きく取り上げるようになって、繰り返し繰り返し報道したために、体罰はできないことになってしまいました。時代で言うと1975~1980年頃に朝日新聞が「今学校で」を連載したあたりからじゃないかなあと思うのですが。校内暴力もこのころ話題になりましたが、それとセットで体罰禁止も強調されるようになったような気がします。
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モンスターペアレントという呼称が出てくる前の時期に原因があるでしょう。


おそらくは、教師の幼児化ですな。
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 廊下にたってなさい!



っていうのも体罰なんですね。

 こういうのは復活すべきだと思います。
悪いことをしたら罰を受ける・・・至極全うなルールだと思います。
たとえば、提出物を忘れる、宿題を忘れる・・・そういった細かいルールがあればいいのかもしれません。

 ただ、そういったルールがない場合。その悪いことを判断する先生側に問題があるのかもしれません。
生徒を正しい理由で罰することの出来る先生がいなくなり、その先生のそのときの気分で体罰が与えられることもあるからです。もちろん、私はそれでもいいと思いますが。
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