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治療薬でエピネフリンがありますけど、このβ刺激作用による房水流出促進作用って毛様体筋ですか?毛様体筋って弛緩したら房水流出抑制だと思うのですが???

A 回答 (1件)

眼圧をコントロールする房水は毛様体筋ではなく、毛様体無色素上皮から産生されます。

またこの房水は後房→瞳孔→前房→隅角→線維柱帯の順に流れていきます。

エピネフリンは交感神経作動薬で毛様体無色素上皮からの房水産生を抑制すると共に、線維柱帯における房水流出抵抗を下げる効果を持ち、このダブルの効果で眼圧を下げます。

エピネフリンは弱いながらも散瞳効果(交感神経が興奮すると、瞳孔散大筋が収縮するため)がありますが、散瞳した場合には隅角に流れ込む房水量が増えますので、狭隅角や閉塞隅角緑内障の方では急性緑内障発作を起こす可能性があるため、使用には隅角の状態をチェックする注意が必要です。(交感神経作動薬は毛様体筋には作用しません)。

以下のサイトが緑内障について詳細に書かれていると思いますので、一度ご覧ください。

参考URL:http://www4.justnet.ne.jp/~y_hirai/glauco.htm
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます。緑内障に関するサイトを探していたのですが、なかなか僕の疑問に答えてくれるサイトが見つかりませんでした。

お礼日時:2003/07/10 00:51

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