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共同研究先(大学)から、TGマウス(糖代謝関連遺伝子を導入)を会社で譲り受け、肝細胞を調製したいと思います。このようなTGマウスは、会社にある通常の動物飼育施設で受け入れ可能でしょうか?
飼育は独立した飼育部屋に、飼育用アイソレータ(ドア付き)に並べ、その中にマウスゲージを入れる形式です。
ガイドラインの入手先などもわかると嬉しいです。

A 回答 (1件)

詳細は、



 国立大学動物実験施設協議会
「動物実験施設における遺伝子導入動物の取扱いに関する手引き」を参考にしてください。
 http://www.shiga-med.ac.jp/~hqanimal/tga9507/tga …

 また、日本実験動物協会の飼育ガイドラインなどもあります。
 http://www.nichidokyo.or.jp/guideline.html

TGマウスの大まかな概要としては下記のとおりです。

 トランスジェニックマウスの実験は、文部省告示「大学等における組換えDNA実験指針」
(平成3年1月31日第4号)に従う必要がある。
また、この指針に基づき国立大学動物実験施設協議会では、
「動物実験施設における遺伝子導入動物の取扱いに関する手引き」を作成している。

組換え実験は内容に応じて以下の3つのレベルがある。
1. 大臣承認実験
2. 機関承認実験
3. 機関届出実験

トランスジェニックマウスの作成はこの告示の中で「組換えDNA実験に準ずる実験」に分類され、特殊な場合(付属資料第12)を除いて2の機関承認実験として扱われる。
大学等にはそれぞれ安全委員会が置かれているので各部局の庶務掛等を通じて申請を行う。

トランスジェニックマウスを作成するときは実験責任者と実験従事者等必要事項を明記して別紙様式1と3を安全委員会に提出する。DNAのコンストラクトを作成するグループが別紙様式1を、トランスジェニックマウスを作成するグループが別紙様式3をそれぞれ作成する事ができる。

別紙様式1 組換えDNA実験計画申請書
別紙様式3 組換えDNA実験に準ずる実験(動物個体を用いる実験)計画書

トランスジェニックマウスの供与を受ける場合は供与する側が別紙様式6と7を安全委員会に提出する。さらに受け入れ側は、所属動物実験施設等の指示に従って動物の受け入れの手続きを行なう。この場合「動物実験施設間における系統動物の分与に関するガイドライン」に従い別紙1.2を作成する。


別紙様式6 動植物個体又はその子孫の供与等の計画申請書
別紙様式7 動植物個体又はその子孫の供与等の計画


 
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この回答へのお礼

大変詳しい情報ありがとうございます

お礼日時:2010/06/16 18:04

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