アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

なぜ「日本語の上級表現を目指すならば、こういったネガティブな表現を含む言い方をしない方が、上品でよろしい」のでしょうか

 日本語を勉強中の中国人です。私の書いた質問文をご覧になってください。

_________________________________

 春夏秋冬の中で一番好きな季節はどれでしょうか。どれも好き、二つ以上が好きのようなご回答を遠慮させていただきます。

 私の周りに「秋」が好きな人は圧倒的に多いです。ちなみに、私も秋が一番好きです^^。日本の皆様はどうでしょうか。
________________________________


 私の上記の質問文に対して、「『どれも好き、二つ以上が好きのようなご回答を遠慮させていただきます。』という件は、具体的で分かりやすいという利点はありますが、日本語の上級表現を目指すならば、こういったネガティブな表現を含む言い方をしない方が、上品でよろしいと思います」という日本の方からのご意見をいただきました。

 私の質問文の中にどこが「ネガティブな表現」になっているのでしょうか。また、なぜネガティブな表現を含む言い方をしない方が、上品でよろしいのでしょうか。私は日本語の上級表現を目指していますが、言いたいことを言わないなら、意味はうまく伝わないのではないかと心配しています。もし「どれも好き、二つ以上が好きのようなご回答を遠慮させていただきます」を書かなかったら、どれも好き、二つ以上が好きのようなご回答をいただいたら、どうしましょう。皆様はどう思われますか。あるいは何か婉曲的な言い方がないでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (10件)

おっしゃるとおりです。



>また、なぜネガティブな表現を含む言い方をしない方が、上品でよろしいのでしょうか。私は日本語の上級表現を目指していますが、言いたいことを言わないなら、意味はうまく伝わないのではないかと心配しています。

その通りです!! 強く同意します。
日本人の大多数が「言いたいことを言わない」生活をしています。
これが日本文化であるという変な人もいます。

原文どおりの引用だとすると,
>「『どれも好き、二つ以上が好きのようなご回答を遠慮させていただきます。』という件は、具体的で分かりやすいという利点はありますが、日本語の上級表現を目指すならば、こういったネガティブな表現を含む言い方をしない方が、上品でよろしいと思います」

の表現が間違っているので,気になさらないほうが良いでしょう。

「~という件」は,正しい日本語ではありません。

基本的には,
「名詞+の+件」=「名詞」+「について」
です。
例)明日の会議の件=明日の会議について
×明日の会議の件について
×明日の会議についての件

ですから,ネットをご覧になっていればよく見かける,「~の件について」は誤りです。
この部分を書き直すなら,
×『どれも好き…』という件は、
○『どれも好き…』という部分は、
○『どれも好き…』という表現は、
とすべきです。

広辞苑第6版より引用しておきます。
ついて (1)……に関して。「あなたに―何も知らない」
けん【件】ひとくだりのこと。事柄。また、事柄を数えるのに用いる語。「先日の―」

この方が「ネガティブ」と思ったのは,「どれも好き~のような回答はご遠慮ください」という部分でしょうが,私もネガティブとは思えません。
あえて推測するなら,「二つ以上(「どれも」は4つなので二つ以上に含みますが,これは国語ではなくて数学の話)を遠慮して欲しい→聞きたくないというのが良くない,ということでしょう。
やはり気にする必要はないと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。ご意見は大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 21:34

ネガティブ、上品・・・等という言葉を使うから、日本語を学ぶ外国の方が混乱するのでしょうね。

何がネガティブで上品かは、それこそ文化や習慣、言語によって全然変わるでしょうに。
特に多くの海外では礼儀として主張や意図をはっきり伝えることが求められたりするので、日本人視点でそれを「ネガティブ」等と説明してもピンと来ないのは当然ですよ。ご安心ください。



まず「遠慮させていただきます」は、完全な‘断り’や‘否定’に使う言葉です。丁寧で謙虚ではありますが、遠まわしな意味はありません。
特に今回の様な、誰かに何かをお願いする場合に使うのは、ちょっと不相応かもしれません。

あくまでこれは一例ですが、
「春夏秋冬の中で一番好きな季節はどれでしょうか。どれも好き、二つ以上が好きのようなご意見もおありかと思いますが、今回は1つにしぼってお願いします。」
あるいはもう少し率直に言うなら、
「春夏秋冬の中で一番好きな季節はどれでしょうか。どれも好き、二つ以上が好きのようなご回答ではなく、1つにしぼってお願いします。」
・・・いかがでしょう? 少なくともこれで‘断り’の言葉は見当たらなくなったのではないでしょうか。これだけでもなんとなく、その方が「ネガティブな表現」と言ったその意図が伺えるのではないでしょうか。

日本語では‘断り’や‘否定’の言葉は慎重に扱わなくてはいけない傾向はありますね。それらを避ける方法として、「‘断り’ではなく‘お願い’の言葉で表現する」「肯定文で終わらせる」、あるいはどうしても断らなくてはならない場合でも、「相手の意見・立場を尊重した言葉を伝えた上で、断る」といった方法があります。必ずこうするというのではなく、あくまで色々ある方法の1つです。


>ネガティブな表現を含む言い方をしない方が、上品でよろしいのでしょうか
それも一概には言えませんね。
何かを断りたい場合に「すみません、遠慮させて頂きます」と言った方が美しく見える場合も確実にあります。(その場合は困った風な笑顔で好意的に。)変に言葉を選び過ぎて結論を濁すと、逆に疚しい印象に映ったり、煮え切らない態度が相手を不愉快にする可能性もあるからです。


この辺のデリケートな日本語表現に関しては、もうこればかりは経験ですね。
その場でその場でどういった言葉が用いられるのが相応なのか(日本人の言う「相手をネガティブにさせない言葉」になるのか)、注意しながらネイティブの日本語を聞いてみてはいかがでしょうか。頑張ってください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。例文を拝見しました。聞き手にとって、私のより気持ちがいいですね。今回は日本の文化を勉強するいいきっかけとなりました。いろいろとても参考になりました。本当にありがとうございました。頑張ります。

お礼日時:2010/06/23 21:45

ネガティブな表現というのは「ご回答を遠慮させていただきます」の部分。


解答不要という言い方はやはり気分良く聞こえない。

いらないという言い方ではなく“回答の仕方をこちらで選択させていただきます”というニュアンスで言えば問題ない。
つまり「どれか一つをお選びください」にすれば解決する問題。
こっちを使えば誰も気分を悪くしない。
複数ある場合でも、例えば「どれも好きだけど強いてあげれば○○」などの回答になる。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご親切に回答していただきありがとうございます。例文を拝見しました。これから気をつけます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 21:56

回答者に質問の意図を理解してもらうことは大切だし、そのために回答への条件を提示することは理解できます。

試験やテストへの解答なら尚更です。

でも個人的な疑問や質問への回答であるなら少し違います。回答者は「答える義務はない」が「質問者への善意で答えている」ことになります。そういう状況で「制限や要求する表現」を使うと不躾な印象を与えます。

日本では控えめな表現や遜った表現が好まれる傾向があります。日本語の上級表現を目指すなら、そういう感覚を取り入れたほうがよいということだと思います。

それから例文の「遠慮させていただきます。」は控えめな言い方ですが、その前文から考えると妙な表現だと思います。
あなたが提示した条件が当然の要求であれば控えめな表現になりますが、答える義務が無い相手に更に条件をつけるのは「控えめ」とは正反対の行為です。

「ご遠慮下さい。」という言葉はサービス業などでよく使用されますが、いずれも「当然の要求をする場合の控えめな言い方」として使用されています。例えば飲食店の禁煙席で喫煙されたら、店側は「してはいけませんよ!」と言う権利があります。しかし、お客様に対しては控えめに「ご遠慮下さい。」と言います。

この違いを理解することはコミュニケーションをとる上で重要です。言っていることが「当然の権利」であるかどうかで、「遠慮させていただきます」や「ご遠慮下さい」の言葉のニュアンスが違ってきます。

質問文の文末にある「それも教えていただければ幸いです。」は、控えめな表現で適切だと思います。

先ほど回答者は「善意で答えている」と書きましたが、回答者の中には悪意を持って回答する人もいますので、すべてを真に受けないようにしてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。私の表現は不躾な印象を与えてしまいましたね。反省しています。これから気をつけます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 22:07

私は日本人ですが、割とはっきりものを云う方なので、


なんでネガティヴな表現なのか、上品でないのか、よく分かりません。
質問の主旨をはっきりさせるため、確認されているだけと受け取ります。
わざわざ「一番好きな季節を一つだけ選んでお答えください。」
とか重複した云い方をする方がいいのでしょうか。
後付け加えるとしたらなぜその季節なのかを問う、
「その理由もどうぞよかったら、お答えください。」
くらい付け加えてもいいかもしれません。

私は寒い冬を耐えて咲く春の花がすきなので、春がすきです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。解決方法を教えてくださり、大変助かりました。Mendelssohnの「春の歌」が好きです。春になると必ず聴きます。http://classic-midi.com/midi_player/classic/cla_ …本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 22:16

さっきの補足です。

日本人は雰囲気とか余韻にこだわるところがあるかも知れないから
ぴしゃりとした云い方に感じるのかもしれません。
「・・・・ご回答はご遠慮させてください。よろしくお願いします。」にしたら、
抵抗がないのかもしれませんね。
ふー大変ですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 再びありがとうございます。書き方はとても参考になりました。日本の方の考え方を理解したいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 22:20

まず、「丁寧で、且つ明確な否定表現」という意味で優れている「遠慮させていただく」という表現自体に問題はありません。


「婉曲的に表現したい」と思えば使わないほうが良いでしょうし、「明確にしておきたい」と思えば使うというだけです。
件の回答者さんが、「ネガティブ」という印象を受けたのには、2つの大きな理由があると思います。

ひとつめは、
「遠慮させていただきます」という「(丁寧ではあるが)明確な否定表現」は、今回のようなアンケート的な「和やかな雰囲気でなされる質問」にはそぐわない、と感じたのでしょう。
「>婉曲的な表現」に関しては、#2さんが適切な例文として2つあげておられるので、これ以上付け加える必要はなさそうです。

ふたつめの理由は、私はこちらのほうがネガティブと感じた理由としては大きいのではないか、と推測するのですが、「を」という助詞の使い方にあります。
「どれも好き、二つ以上が好きのようなご回答【を】遠慮させていただきます」
という表現は、
「どれも好き、二つ以上が好きのような【間違った】ご回答」が『必ずあることを前提にした表現』です。
「間違った回答がある」と決め付け、それを「ご遠慮させていただきます」というニュアンス。
こういった「回答者に対する疑念」を「ネガティブ」と感じたように思います。

ひとつめの理由は、個人的な感覚の違いによって様々な受け止めかたができますが、このふたつめの理由は日本語表現として正当なものなので、「ネガティブ」という印象を与えてしまうのは止むを得ません。
つまり、この表現は今回のシチュエーションにおいては、「明らかに間違った表現」と評価されるべきものでしょう。正しくは、
「どれも好き、二つ以上が好きのようなご回答【は】遠慮させていただきます」
とする必要があります。
このようにすると、

・「どれも好き、二つ以上が好きのようなご回答」に関して述べておきたいのですが、【それは】遠慮させていただきます。

という意味になり、「間違った回答がある」と決め付けていることにはなりませんから、ネガティブという印象は軽減されるはずです。
これは、「遠慮させていただきます」を「明確な否定表現」として使えるシチュエーションにおいても同様のことが言えますのでご参考になれば、と思います。
  
書き終えてふと見たら、#6さんも同じようなことをおっしゃっていますね。
不明点は補足なさってみてください。
   

この回答への補足

>これは、「遠慮させていただきます」を「明確な否定表現」として使えるシチュエーションにおいても同様のことが言えますのでご参考になれば、と思います。

『「遠慮させていただきます」を「明確な否定表現」として使えるシチュエーションにおいても同様のことが言える』とはどういうことなのでしょうか。この文の意味がよくわかりません。

補足日時:2010/06/23 23:05
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 いつもご親切に教えていただきありがとうございます。二つの理由はよくわかりました。大変参考になりました。意味がよくわからない言葉がありますが、もう一度教えていただけないでしょうか。

お礼日時:2010/06/23 23:08

いくつか出ていますが、私も「遠慮させていただきます」はいただけないと思います。


よく見かけますけれどこういうのを慇懃無礼というのですよ。

答える方にすればどうでもいいようなアンケートをお願いする立場でこういう表現をしてはいけないですね。
「○○お断り」ではなくて「××という風にお願いいたします」が望ましい。

「遠慮させていただく」は、強い拒絶・禁止をしたいのだけれど、なおかつ丁寧な言い方をしなければいけない時のための文句であってこういう質問にはそぐわないと私も思います。
二つ以上の答えは「するべきではない正しくない事」ではなくて、あなたが望まない・希望しないだけ、あなたが決めただけの条件なのですから「遠慮させていただきます」ではダメなのです。

「遠慮させていただきます」は人から何かを勧められてそれを断る時の断り文句です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただきありがとうございます。慇懃無礼ですね。大変参考になりました。今後、気をつけます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 23:13

質問者の方は、「遠慮する」のは誰か、に注意する必要があります。

#4や#8の方のご指摘にあるように、「遠慮する」のは(すなわち、遠慮するの主語は)質問者ではなく、答える人です。
 従って、「自分の側」から「遠慮させていただきます」というのではなく、相手の方で「遠慮してほしい」という意味で「ご遠慮ください」というのが普通だと思います。
 しかし、中には「こちらからお願いするにしては、失礼な言い方だ」と、お考えの人もありましょう。そこで、もう少し「気配り」をして、「失礼ですが、このアンケートの趣旨から考えると、複数の季節をお答えなさらずに、『もっとも』好きな季節にしぼってお答えくださるよう、お願いします」とでもしたらどうですか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。例文はとても参考になりました。大変助かりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 23:18

#7です。



>>これは、「遠慮させていただきます」を「明確な否定表現」として使えるシチュエーションにおいても同様のことが言えますのでご参考になれば、と思います。

『「遠慮させていただきます」を「明確な否定表現」として使えるシチュエーションにおいても同様のことが言える』とはどういうことなのでしょうか。この文の意味がよくわかりません。

今回は、アンケート的な「和やかな雰囲気でなされる質問」でした。
そのため、「遠慮させていただきます」という「明確な否定表現」はそぐわない、と感じる方もいらっしゃるわけですが、もっとシリアスな質問で「遠慮させていただきます」という表現が適切な場合もあります。
このような場合でも、
「ご回答を」ではなく「ご回答は」と表現なさるほうが良いでしょう。
という意味です。
  
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 再びありがとうございます。よくわかりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/06/24 20:05

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!