アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

等身大の人間が主人公のおすすめの小説を教えて欲しいです
それは橋本治が「生きる歓び」「つばめの来る日」「蝶のゆくえ」などで描いたような物語です
「生きる歓び」の解説から引用すると『これらの作品に共通するものは、ドラマチックな事件がないということである。なんのへんてつもない一人の日本人が主人公となり、彼や彼女が「ただそこにいる」ということを淡々と示す。演劇の言葉を借りるならば、これらの作品はすべて「一人芝居の小説」である』『一人の人間は必ずひとつの物語を持っている、ということだが、この物語は当然のことながら、ドラマチックな事件性を有するものではない何の変哲もない日常の中にあるものこそが「物語」なのだということである』
この系統にあると私が感じたのは綿矢りさ「蹴りたい背中」藤野千夜「夏の約束」などです。
この系統にある小説を教えてください

A 回答 (2件)

リチャード・ブローティガンの「アメリカの鱒釣り」とかはどうでしょうか。



心躍るストーリーはゼロで、アメリカ人の怠惰な日常を鱒と絡めてユーモラスに皮肉っていく小説です。
「え、何言ってんの?」というような難解な部分もあるので、立ち読みして興味があれば読んでみてください。

挙げられてる小説の内「蹴りたい背中」しか読んだこと無いので(しかも内容を覚えていないです・・・)、要望とズレてたらすみません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます
面白そうです。読んでみます

お礼日時:2010/06/28 21:25

「太郎物語・大学編」なんかどうでしょう。


ちょっと生活感がありすぎなのと、
説教臭さをかすかに感じるかもしれませんが。
太郎という若者が名古屋の大学に下宿した1年目を描く話です。

学問を志す青年らしく金枝篇なんかを読みながら、
見真似でタンシチューを作って、
段ボールから皿が見つからなくて茶碗で食べたりする。
同級生と親交を築くけど、別に青春的に親しいんでも無い。
でも引越しには集まって、手伝ったりダレたりする。
そんな暮らしの中から、太郎がこれからの自分の生き方を少しずつ探っていく。

そういう本です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます
面白そうです
読んでみます

お礼日時:2010/06/30 18:33

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!