プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

近くの明光義塾にアルバイトを受けたのですが、「頼りない」「生徒がわからないところがわかっていない」という理由で落とされてしまいました。
ペーパーテストの結果がよかったので、出来たらもう一度腕を磨いて来てほしい、と言われたのですが、明光でチューターをやるにあたって、重要なこと、気をつけなければならないことはあるでしょうか?

A 回答 (3件)

No.2です。



アルバイトの採用試験の対策についての質問だったのですね。
まぁ、結局は同じことなのですが…。

私は明光義塾には勤務した経験がありませんので、明光義塾の採用試験の詳しいところはわかりません。
ただ、模擬授業ということですので、そうなると一斉授業の形式なのでしょうか?
通常の指導は個別なのに、採用の模擬授業は一斉授業の形式なのでしょうか?
または、個別形式の模擬授業なら、「生徒がわかっていないところがわかっていない」ということは、何の教科のどんなテーマでの模擬授業だったのでしょうか?
そのあたりがはっきりしていないので、的確なアドバイスにはならないかと思いますが、もし一斉授業の形式なら、アドバイスや注意点はちょっと書ききれません。簡単には、前回書いたことになります。

模擬授業が、社員の先生を相手にした個別形式のものであったとしたら、やはり生徒に対する時と同じことを心がけるだけだと思います。採用する側も、「この人は生徒にどう接して、どう指導するのだろうか?」という点に注目しているはずですので。

では今回は、私が個別指導のアルバイト講師の採用の際に注目していた点についていくつか書いておきます。
まず、私は採用の際には模擬授業は実施しません。模擬授業で目立つのは主に授業技術ですから、そんなものは採用してから研修で教えれば済むことです。
学力試験と、面接でその人の性格や熱意を見れば、それで十分だと思っています。

そこで、面接と模擬授業で共通してチェックできるポイントについて。
1.話をするときの視線。
視線が合わせられなかったり、目が泳いでばかりだと、「頼りない」…この印象はたしかにあるかもしれません。

2.質問に対する答え
こちらが質問している内容をきちんと把握し、それに対する的確な答えをわかりやすく簡潔に答えられるか。
質問内容とずれた答えや、くどくどと長すぎる答え方はアウトですね。生徒の質問にもずれた答えをしたり、回りくどくてわかりにくい説明をしてしまう恐れがありますから。

ということで、落とされた理由に対しての対策は…
「頼りない」
1.視線の合わせ方?
説明をするときは相手の目を見て、自分が話している内容が伝わっているかどうか、相手が理解しているかどうか(これは先生相手の模擬授業の試験自体が無意味ですよね)を確認しながら話す。

2.言葉に自信がなさそう?
教える際には、100のことを知った上で、10くらいを教えるつもりで。つまりは教えることの内容の10倍くらいの知識をもって話さないと、自信のない話し方になってしまいます。

難しい言葉や専門用語は簡潔ですが、相手が知らないと意味がありません。また自分の理解が不十分だと難解な言葉で誤魔化して逃げることができます。

難解な言葉や専門用語を使わないということは、それらの言葉を「わかりやすい」言葉に置き換えて、説明しながら話していることになります。わかりやすい適切な言葉に置き換えられるということは、十分にその内容を理解しているということに繋がります。

3.姿勢?
うつむき加減の人は、それだけで自信がなさそうに見えてしまいます。

「生徒がわからないところがわかっていない」
これは経験がものを言うのですが、大体の生徒がわからなくて躓くところは決まっています。例えば中学生の数学なら、小学5・6年生の算数の割合・速さ・比など。

わからない原因が、どこにあるのかを見抜くことが必要です。
スモールステップでの指導経験が十分に積んであれば、わからない問題があれば、そのワンステップ前の問題、それもわからなければ、さらにワンステップ前に…と遡ることで、躓いている原因にたどり着けます。

結局繰り返しになってしまいましたが、模擬授業の試験だろうと実際の指導だろうと、気をつけるべき点は同じです。当然向こうも実際の指導がどうなるかを見ているのですから。
模擬授業と実際の生徒への学習指導が違ってしまっていてはおかしい、ということはおわかりになりますよね?

もし模擬授業が一斉授業の形式でしたら、気をつけるべきポイントは多すぎて、ちょっと説明し切れませんので、その場合はごめんなさい、そういう関係の本でも読んでください。
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この回答へのお礼

非常に明確なアドバイスだったので、非常に役立ちました。
それから、「明光に勤めている方」というのは、自分の打ち間違いでした。すみません。


確かに、説明がいちいち回りくどく、長かったような気もします。もっと明確で単純でわかりやすい言葉選びを気をつけてみたいと思います。

自分が人にものを教えるときは、自分と同じかそれ以上の学力をもった人に、その人の苦手な分野を教えることが多かったので、専門的なことを平気で言っていたのかもしれません。(幸か不幸か、自分の周りには自分よりしっかりしていない人がいません。)


それから、わからなかったり苦手な分野でも、はったりをかまして不安を見せないことには自信があったのですが、その逆にわかることをもっとわかりやすく教える点で自信がなかったのは確かだったので、それが頼りなく見えた原因かもしれません。


ちなみに、明光では基本的に1対2か3の授業形態なので、ほとんど個別授業と同じです。なので、この回答はダイレクトに必要な情報が入っていてとてもありがたいです。
模擬授業の教科は、その時は中学社会の歴史の飛鳥時代のところでした。
自分が難なくスルー出来た分野だったのが逆に残念な結果をもたらしたのかも知れません。

お礼日時:2010/07/01 01:55

長年、教育関係の仕事をしている者です。



明光義塾ということは、個別の生徒の質問に答える程度の指導ですので、一斉授業と比べるとアドバイスも少なく、わりと簡単なことですよ。

まず、塾に来る生徒というのは、勉強の面で悩みや病気を抱えている患者だと思ってください。
今のあなたは新米の医者ですから、診察の仕方も、治療の仕方も、薬の出し方もわからないのは仕方ありません。

ではベテランの医師は何をするか?
1.患者の症状を良く聞く。
2.診察して、その原因を探る。(←必要があれば検査をする)
3.適切な治療をする。
4.日常生活面の指導をし、必要な薬を出す。
こんな感じでしょうか。

それぞれが学習指導場面の何を意味しているかわかりますよね?
また、それぞれの場面で、きちんと理由や原因・目的などを説明してあげると、患者も安心しますよね。

問題なのは、上の2と3ですが、これはある程度の経験が必要なことです。
今の時点で、教える際に心がけてほしいことは下記の3つです。

1.ゆっくりと説明する。…早口の説明では子供は理解がついてきません。また自分に自信が無かったり緊張していたりすると、つい早口になります。気をつけましょう。

2.わかりやすい言葉遣い。…子供の理解できる易しい言葉を選んで説明します。専門用語は極力避けましょう。自分の知識が曖昧だと、つい難しい言葉でごまかそうとします。きちんとわかっているのなら、平易な言葉でも説明できるはずです。

3.スモールステップの原則…学習させる際は、課題をできるだけ細切れにして、簡単に到達できるようにしてあげます。2階へ上がるのに、階段が3段くらいしかなかったら上がれませんよね。でも15段もあれば、誰でも上がれますよね。また足に大怪我をしているようでしたら、30段くらいにしてあげれば上がりやすくなりますよね。

もう一度腕を磨いて…ということですから、まずは家庭教師でもしてみることをお勧めします。
とにかく経験を積むことが大切です。がんばってください。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
明光に勤めている方からの回答とはとても心強いです。


ですが、これは塾に入ってからの問題であって、採用試験では塾の先生を相手に模擬授業をするので、かなり勝手が違ってきます。
早口についてはものすごく細心の注意を払っていました。これについては自分でも納得のいく出来でした。

今思い返してみると、明光の授業の方針の「答えを教えてはいけない」と「ヒントを与えなければならない」の差し引きでだいぶ困惑していたような気もします。
これくらいならわかるであろうというヒントでも、塾の先生では「これでは不十分」と思われたかも知れませんし。

ですが、15分の模擬授業中に、段階的にヒントを与えるなど不可能ですし、きっと自分はその場でどうすべきだったかが分かっていないんだと思います。


試験に合格するためのテクニックを聞いているようで非常に申し訳ないのですが、90分ある授業なら、生徒自身が自分の能力に合わせて学習設定ができるので、そこをどう配分するかは検討はつきます。今、自分が問題にしているのは、その場に上がるための方法なんです。

補足日時:2010/06/28 23:09
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人にアドバイスするって、難しいです。



私は何度かひとに教える立場に立ったことがありますが、自分では苦もなくできてしまったことを、できない人に教える、これが本当に難しかったです。結局うまく教えられずに終わりました。

できない人は、もちろん「なぜ自分ができないのかわからない」
で、私も、「あなたができない理由がわからない」

で、悪循環です。もうドロドロ。


「ペーパーテストの結果がよかった」
これが却って問題かも、ですね。
(いや、問題、といってもあなたの今回の採用に直接響いた、という意味ではありません)

結果がよかったってことは、あるいみ「すべてちゃんとわかってる」ってことですよね。

教えるとか、アドバイスする立場に立つなら、まずは、「できない人を理解する」のが重要です。つまり、何がどうわからないのか。これを理解、あるいは解釈するのが本当に難しいです。自分に経験がないものをシミュレーションしないといけないですから。しかし、自分で「できなかったことがない」ものだから、なかなか基礎データがないわけです。

だから、何が必要か、といえば、それは

「想像力」

に尽きると思います。つまり自分の経験にないものをいかに現実的に想像していくかってことです。
次に大事なものは分析力、ですかね。

どんな採用試験があるのかわかりませんが、教える力って、そうそううまく計れるものではありません。ペーパーテスト以外で、あなたの「(想像力から生まれる)指導力」を図れるものがあるとよいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。


ペーパーテストは数学と国語で、数学は高校の単元テストレベルで、国語は中学生レベルだったので、自分でも難なく解けましたが、自分は数IIBはほとんどできないので、「できないことがわからない」というような天才じみた感性はもってません。

大学でも、よく友人の統計学(数学的なものではなく、コンピュータでの)を手伝っているので、人にものを教えること自体には慣れています。

自分の思う問題点は2番目に回答してくれた方の補足に書いておきました。自分は「試験」に落ちたのであって、「授業」で詰まっているわけではありません。


ですが、この回答には人に物事を教える上での重要なことが書かれていたので、今後も実践していきたいと思います。

お礼日時:2010/06/28 23:17

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