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株式会社が病院を経営するようになるとどのような問題があるのでしょうか。
客である患者へのサービスの向上につながると思うのですが、そんなに単純ではないのですよね。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

株式会社というのは 利潤を上げる事を目的とします


例えば 似た効果の薬があれば 値段の高い方を使います
ベットの回転率が高いほうが儲かりますから
重度の患者を受け入れなくなります。

病気というのは 必ずかかりますから
競争で値段が下がるなんていうのは考えられません
もし価格競争で人件費の低下になれば
高い学費を使って医者になる人間が減りますし
きつい看護婦のなり手も減るでしょう。

とまぁ 様々な問題があるわけですよ。
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この回答へのお礼

私も価格での競争ではなく、質での競争になりサービスの向上につながると思いました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/15 08:16

#1さんに付け加えるならば


良い医療には金がかかる という
アメリカ並みのことがおこるでしょうし
 金にならない病気は診ない という
ところも 出てくるでしょうね。
 競争といっても 製造物のように
単に価格競争へ 進んでくれればいいですが
医療機関の場合は 生存競争へ進む可能性が高く
 今以上に 算術へはしらざるを得なくなり
一般庶民にとっては よくなる見込み
と言うのは少ないのではないですか?

 ごく一部の人たちにとっては
よくなるのかもしれませんが。
 あなたがどっち側の人かにもよるでしょうね。

 民主主義なんて言うものは 突き詰めると
平等からは遠くなりますからね
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この回答へのお礼

私は今の保健体制を維持すればアメリカのようにはならないと思っていました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/15 08:17

株式会社が病院経営に参加する様になると、恐らくは保険診療の部分では従来の医療機関と差は付きにくいので、ケアの付加価値や自由診療の部分をビジネスとして成立させる方向に行くのではと考えます。


漠然と連想すると、経済的に余裕のある方はいろいろと医療の付加価値を受けることが出来、その他のヒトは従来の医療形態の枠の中に組み込まれたまま・・という風にも取れるのですが、経済的に余裕のある層だけを対象としていたのでは、ビジネスとしては成立しないと思います。従って、例えば医療保険のようなものを同時に商品化し、「何かあれば○○株式会社が経営する医療機関が付加価値の高い医療をご提供します」みたいな形で保険ビジネスを同時に展開するのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

勉強になりました。私も同感です。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/15 08:18

株式会社が医者を雇うとすれば、従来の病院と差別化を図り、富裕な人に多く来てもらうため、高給で名医と呼ばれる人や専門医を多く招き、それをウリにします。

そうなりますと、従来の地域医療の中心である公立病院はどこからの招きのない医者ばかりの掃きだまりのような感じになり、収入に応じた医療の色彩が強くなります。
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この回答へのお礼

私はshoyosiさんの意見のことが、医療者の努力を促し、日本の医療レベル全体を押し上げることになるのではと期待しました。回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/15 08:22

医療分野への市場原理の導入はアメリカですでに行われており、まちがいなく失敗だったとアメリカ人自身が評価しています。

その猿真似をしようという厚生労働省の方針は愚の骨頂としか言いようがない
李啓充氏(作家:内分泌科医:元ハーバード大助教授)が
週刊医学界新聞で現地からの報告や提言を述べられています 著書も数冊出てますし 医学書院からバックナンバーが無料で閲覧できます

参考URL:http://www.igaku-shoin.co.jp/
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この回答へのお礼

すごく勉強になりました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/15 08:23

株式会社が病院経営をするということは、


短期的には患者のサービス向上で良いと思います。
しかし、長期的には難しいことは良く分からないのですが、お金持ちが余命(または健康を)お金で買う事になってしまうのではないでしょうか?
営利企業は利益を追求するためには、ニーズの少ない又は儲けの薄い部分を切り捨てなくてはいけません。
ですから、株式会社病院が増えると、お金を持っていない患者さんは診療拒否となりかねません。
それが目的ですから、誰にも責めることはできないでしょう。
今、日本は諸外国に比べ低い医療費で誰もが全国何処でも同じ医療を受けられるように、同じ保険点数が使用されていると思います。
(海外旅行の時保険に入るのを勧められるのは、日本の医療費との差が大きいからです)
病気の人を商品と捕らえるか、それとも国民皆で救済するための福祉と捕らえるか・・。この違いではないでしょうか。
個人的には、私が老人になって資産がなくなったとしても、資産のある人と同じ医療を提供してくれる現在の保険制度を残してもらいたいと思ってます。
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この回答へのお礼

なるほど・・。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/17 19:34

株式会社が医療に参入したら、間違いなく医療費は将来的に相当上昇するでしょう。



日本の医療費は対GDP比で世界の18位にあり、先進国中ほぼ最下位の価格になっています。一方ご存知のように平均寿命は世界第一になっています。以上のことより、WHOは日本の医療制度を世界で最も優れた医療制度と認定しました。費用対効果の効率を考えたら、これ以上優れた国は世界の何処にも無いと考えてよいと思います。その効率を維持する為に厚生労働省の医療に対する縛りは大変厳しく規定されていますし、医師、看護師の労働時間は非常識な過重状態になっています。

先進諸外国に比べて現在の日本の医療は、100円ショップやファーストフード店の様な安い状態で行われています。それを高級デパートや高級レストランのようなサービスを受けたい場合にはそれなりの負担がいることになります。

鴻池大臣のような高級所得者には解からないでしょうが、命を扱うサービスが所得の違いで差がついて良しとするならば、それでも仕方がありません。しかしそれならば何故警察、消防も株式会社の経営にしないのでしょうか?命が関係している事、社会保障の一貫としてのサービスも同じです。

外国で医療を受けられた方は日本の医療の優れた事を実感出来るのですが、日本にいるとそれがなかなか解からないのでしょう。
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