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なぜルーランに抗うつ効果があるのでしょうか?躁うつ病でうつ病エピソードがひどかったのでリフレックスとルーランが処方されました。先生いわく、ルーランには抗うつ効果があるとのこと。セロトニンアンタゴニストのルーランになぜそんな効果があるのでしょう。そもそもうつ病はセロトニン不足で受容体にセロトニンが十分いかないからうつ状態になるのではないのですか?

A 回答 (4件)

うつ病でうつ病エピソードがひどかったのでリフレックスとルーランが処方されました


双極性障害のうつ状態に坑うつ剤を使うと躁転し易く、
しいては病相がラビットサイクラー化する恐れがあるので
気分調整薬(リーマス、デパケンR等)を主剤にするべきと聞きます。

>そもそもうつ病はセロトニン不足で受容体にセロトニンが十分いかないからうつ状態になるのではないのですか?
これはあくまでも仮説です。
古典的モノアミン仮説から、延々と続いてる仮説ですよ。
たまたま、坑うつ剤がこの仮説に基づく、作用機序で作られてるに過ぎません。
双極性障害のうつ状態は、うつ病性障害のうつとは同一視されていません。
どちらも現在の所、ハッキリした原因は解明されない「原因不明の精神障害」です。

>セロトニンアンタゴニストのルーラン
全てのセロトニン受容体に拮抗する訳じゃないですよ。
セロトニン5-HT2A受容体には拮抗作用だけどセロトニン5-HT1A受容体へは作動作用する。
非定型では坑うつ作用が強いと言われてるエビリファイと同様に
5-HT1Aへのアゴニスト作用が坑うつ作用を持つと言われている。
同様にリフレックス錠もセロトニンの増加でセロトニン5-HT1A受容体を刺激して
坑うつ作用を生み出しています。
全て、同じ様な作用機序を持ってるのです。
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ルーランはドパミン受容体を遮断し、かつセロトニン2(5-HT2)受容体も遮断する事から、セロトニン拮抗薬と言うよりはセロトニン・ドーパミン拮抗薬(セロトニン・ドパミンアンタゴニスト)と言われています。


また、他にもセロトニン1(5-HT1)部分作動作用を持つため抗うつ効果がでます。


つまり、ルーランはセロトニン・ドーパミン拮抗薬でセロトニン1部分作用薬であるお薬のようです。
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うつ病の原因は分かっていません。

(1)セロトニン不足ではないか(2)ノルアドレナリンが効果があるのではないか ・・・・・諸子さまざまです。

そこで抗ウツ剤単体ではなく、抗精神薬や躁うつ病用の薬を併用すると効果が倍増することが臨床で認められています。これも原因が分かっていません。A+B=ABではなくA'の効果があるということしか分かっていません。
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薬の詳しい内容は、下記の通りです。


ルーラン:
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179043 …
リフレックス:
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179051 …

ルーランについては、私が読んでいる精神科医のBLOGが参考になるかと思います。
テーマで、ルーランを選択するとルーランに関する所見? 体験談? 処方談?が読めますので処方に関して、「多分、こんな事を思って処方されているんだろうな~」と思える内容になっているかと思います。
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10242512139.html

ご参考にどうぞ
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