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持続可能な発展と環境効率性の概念はいつも整合的なんですか?

A 回答 (2件)

必ずしもそうではないと思います。


環境効率性とは環境負荷/生産高が低いこと。こちらは単位あたりの概念なのに対して持続可能な発展は環境資源のストックと使用量にかかわる問題ですから。
もちろん現時点において環境資源を効率的に使っていることは、その資源を長期間使い続けられることに結びつきますが、、必ずしもその資源が枯渇しないことを保証するわけではありません。
例えば(極端ですが)いくら燃費の良い車があっても(効率性)、長ーい距離を大勢の人が走り回っていれば大量のガソリンを使うわけで、石油が枯渇するかどうか(持続可能性)は燃費と走行距離の両方によるわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。例があったので非常に分かりやすかったです。

お礼日時:2003/07/18 13:05

答えにはならないと思うので恐縮ですが・・



「持続可能な発展」は、もと、オランダで採択された原文「sustainable development」の和訳です。
7、8年前の文献を調べるとわかりますが、当時日本語訳は3通りありました。
1.「持続可能な開発」
2.「持続可能な発展」
3.「維持可能な発展」

1は(当時)通産省&経済団体、2は(当時)環境庁、3は環境団体の手による訳で、その訳をめぐり一大論争が起きておりました。間をとった形が今の訳ですが、立場として曖昧なもので、結果的に、当時、固定の概念はなかったと思われます。「経済発展」と「環境保全」あるいは「環境発展」のせめぎあいの中にあった言葉であると認識しております。採択時の原文を読むことをまずお勧めします。

ただ、現在どのような解釈になっているのかは、私にはわかりません。ひとつの参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2003/07/17 23:49

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