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最近四色で映せるテレビのシャープのクアトロンができましたが。なぜこれまでは四色では映せなかったのですか?

A 回答 (4件)

特に余分なコストをかけてまで4色を使う必要がなかったと考えられていたからです。


RGBの3色があればとりあえずほとんどの色は表現できますし。

コストをかければ5色でも何色でも使えますよ。
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基本的に3原色あればすべての色が表現できるからです。


それに、4色表示にすると、1画素あたり4ドット(サブピクセル)必要になりますから、
同じドット数のパネルだと、画素数が3/4にしかなりません。

また、基本的に映像信号に黄色の情報は含まれませんので、わざわざ黄色を演算抽出して
表示するメリットもなかったんだと思います。

ちなみに質問者さまはクアトロンの実機をご覧になりましたか?
私は必要以上に誇張された黄色っぽい絵がものすごく不自然に感じましたが。。
要は奇をてらってみただけだろうという感想です。

それにしても4“原色”という宣伝の仕方は、物理現象を無視していてエセ科学的な
胡散臭さを感じます。。
光の原色はあくまで3原色ですから。
質問者様はご存じのようで4色と表現されているので非常に好感が持てます☆
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 人間の場合、眼の網膜には、赤色の光のみを感知する細胞と、緑色の光のみを感知する細胞と、青色の光のみを感知する細胞の3種類の細胞と、暗い時に使われる色を区別出来ない細胞が存在します。


 人間が色を識別出来るのは、この特定の色のみを感知する3種類の細胞が、それぞれどの程度の割合で光に反応しているのかを、脳で分析する事で、どんな色かを判断しているからです。(例えば、赤を感じる細胞から送られて来る信号が全体の50%、緑の信号が50%、青の信号が0%の場合は、黄色の光だと脳が判断するという具合です)
 ですから、人間に見せる場合は、赤緑青の3色だけ、個別に割合を調節出来れば、人間が見る事が出来る全ての色を作り出す事が出来る訳です。
 従って、テレビも3色だけで充分であり、4色以上にする必要が余り無かったのです。
 しかし、テレビで色を再現するために現在使用されている規格による3色は、実際に人間の眼が感じる事の出来る3色とはズレがあったため、テレビで完全には表現出来ない色も存在するのです。
 この点を改善し、表現出来る色の領域を広げるために、クアトロンでは4色方式を採用したという事の様です。
 それから、液晶画面の場合、赤緑青のそれぞれの色のフィルターの後ろから白色光で照らす事で、色を作り出しているのですが、色フィルターは必要な色以外の光を吸収してしまうため、光の利用効率が悪く、後ろで照らしている光の明るさに比べて、画面が暗くなっています。
 その短所を改善するためにも、黄色の画素を追加したという事の様です。

【参考URL】
 原色 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E8%89%B2

 錐体細胞 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%90%E4%BD%93% …

 シャープ株式会社 > 液晶テレビ アクオス > クアトロン技術 > 知っておきたい、色の話。
  http://www.sharp.co.jp/aquos/technology/color/1/ …

 シャープ株式会社 > 液晶テレビ アクオス > クアトロン技術 > 知っておきたい、色の話。 > 色再現技術の広がり
  http://www.sharp.co.jp/aquos/technology/color/5/ …

 もし、テレビの色再現規格が、人間が色を感知する基準となる3色とズレが無かったならば、4色方式にするメリットは無かったのではないかと思います。

 それから余談ですが、鳥類や魚類、爬虫類等に含まれる多くの種では、4種類の人間とは多少異なる色を感知する細胞を使って、色を識別していますし、昆虫の一部には、紫外線を含む5色を基準にして色を識別しているものもいます。
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放送やDVD/BDなどは3原色なので4原色にする必要はありません。


つまりクアトロンの場合は,黄色の表現力がちょっと上がったという程度です。
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