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10年先を考えたとき、これからの公認会計士に求められるもの

現在、監査法人の就職活動中でこういった質問を面接で聞かれました。
正直考えた事もなかったので辿々しい事しか答えられなかったことが悔しいです。
でも家に帰って考えても、いまいち「コレ」と言った回答が思いつきません。
その場では「就職状況を見ても監査法人に楽に入れる時代は終わったので、もっと一般企業内で活躍できる人物を増やすべきだ」というような内容を言ったのですが、よくよく考えてみると会計士自身に求められる資質とかそういう事ではなく単なる制度的な事を述べてしまったのかなと思います。

他に思いつくのは「リーダーシップ」であるとかなんだかチープな答えしか浮かびません。
じゃあ今の会計士には「リーダーシップ」がないのかと聞かれるとそうではないと思うし、なんだか考えがまとまりません。

「面接ウケする良い答え」でなくても良いので、何かご自身の考えや周りの環境で思いつく事があれば教えていただきたいです。

A 回答 (5件)

監査法人に10年程勤務している会計士です。


今後10年先というのであれば、
「語学に堪能で、海外と会計や監査の議論を互角にできること」
というのがすぐに思いつく姿です。

今や、会計にしても監査にしても、
国際的な枠組みの中で全て議論がなされており、
日本で仕事をするにしても、
海外動向を無視するわけにはいかなくなっています。
既に現在の監査法人内でも、最先端の会計・監査の研究をするためには、
英語で原典を読み、海外の会計士と議論することが必須です。
そのため、将来有望な若手会計士には、
海外事務所での勤務経験を積ませるというのが、
キャリアパスの一つになっています。

当然ながら会計士としての技術を磨きつつ、
更には語学力をも身につけるというのが、
今後求められていく姿かと思います。



ちなみに、監査法人のリクルートであれば、
「新規関与先の開拓」は殆ど求められていませんし、
「独立の意思がある」というのは、
むしろマイナスだと思いますので念のため。
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この回答へのお礼

とても説得力のあるお答えありがとうございます。
やはり語学は必須ですか。
単に語学が堪能というだけでなく「海外の会計士と互角に議論するため」というのは現役会計士ならではの答えでとても参考になりました。
私は国内監査のみが希望だったのですが、海外に目を向けることも大切だと改めて認識しました。
国際的なコンバージェンスだけでなく、日本が会計業界をリードしなくてはいけませんね。

お礼日時:2010/09/12 02:49

一つ一つの回答に対して、お礼をつけていらっしゃる点は感心できますが、反論をされるのは…。




語学力のお話が出ていますが、これは勿論10年後必要となるでしょう。
寧ろ現況において既に皆が必要と感じています。

「もっと一般企業内で活躍できる人物を増やすべきだ」と、お考えなら、
クライアントの属する業界の状況、クライアントが抱える或いは抱えるであろう問題(issue)について
敏感な会計士という答えはどうでしょうか?
これもまた常に求められている(期末の段階で問題が露見しているようでは、限られた時間で処理しきれないため、常に問題を事前に潰しておく必要がある)のですが、一般企業内で活躍しようとするならば、これらを適時に把握して解決しておく必要があるように思います。
他にも、会計のみならず財務やテクノロジーについて詳しいなど。

最終的には、監査の側に立とうが、会社の側に立とうが、会社についての深い理解をした上で会計という言語に乗せて開示するわけですから、会社のことを理解する能力が必要なのです。

と、まあ特に10年後といったことで望まれる会計士像ではないですが、私はこう考えます。
お望みの回答で無いかもしれません。すみません。


さて、さしでがましくも、冒頭で小言を言ってしまいましたが、違うなと思っても、いきなり「それは、違うと思う」というのは、時によっては、とても損をすることもあります。相手によっては、そう言われて機嫌を悪くされる方もいます。それが、クライアントの方だったらどうでしょうか。
実際に現場に立たれると監査は思ったよりもヒアリングが重要だと気付かれるかと思います。
その大事なヒアリング相手を…。
当然自らの考えを主張し、説得することは求められてはいるのですが、その説得のさせ方というのが、実は経験が必要とされるところです。

お礼の文を簡単に拝見しただけで、余計なことを書いてしまいました。
見当違いなことも書いているかもしれません。すみません。
老婆心ですが、少しでも気に留めていただけると、これからのためになるのではと思います。

乱文失礼しました。

この回答への補足

質問の趣旨を理解して回答して下さい

補足日時:2010/09/24 13:57
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読ませていただきました。



ご回答、有難うございます。

私のコメントに拙いところがあったのだろうと推察します。

でも、
「あなたにとってリーダーシップとは具体的にはどのようなことを指していますか?」と
人事担当者に問われたとすれば、
私のコメントのようになると思いますが…。

私があなたと同じ場面にいれば、
「知識」とか「資質」を問うているとは思いません。
大学の教授になるのではないのですから。
監査法人だって民間企業なのですよ。
大手の監査法人でさえリストラをしているのが現実ですし。

以前、税理士事務所に勤務していたので
「ツボ」をお伝えしたのですが…。

お役に立てなくて残念だなあ…。

あっ、そうそう、
あなたは困って質問してるんだし、
もうちょっと考えて回答しないといけないと思いますよ。

うまくいくと良いですね。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

申し訳ないのですが、内定自体は頂いています。
質問の趣旨をご理解していただけると幸いです。

お礼日時:2010/09/09 15:01

読ませていただきました。



私(30代・独身・男性)も会計士の受験生をしています。

私は、5月の短答式で落ちていまして、
予備校に張ってある大手の事務所の「セミナー」などには行けないので、
地味に、ネットの求人で地元の事務所に応募しているのですが、

人事担当者のウケが狙えそうなコメントは、
たぶん、
とりあえずは実際の可能性なんか無視して、
「新規の関与先を獲得して、御社に貢献したい」と
深く考えずに言うのが
より良いと思います。

もし、
「独立開業の意思はありますか?」と
尋ねられたら
実際には「そのつもり」もないとしても
「あります」と答えると
ハードルを1個クリヤーできます。

この前、
とある事務所の面接で
正直に「ないです」と言ってしまって
不合格になりましたので、
使えるネタになると思います。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答いただいて申し訳ないのですが、多分そういう事じゃないと思うのですが…。
「将来、会計士に求められるもの」という問いに「御社に貢献します」じゃ意味がつながってないと思います。
私が聞きたいのは「面接に受かる方法」ではなく「会計士に求められる資質とその理由(背景)」です。

例えばですが、昔なら監査とコンサルの同時提供は出来たけど今は禁止になりました。
それなら「これからは形式だけでなく、本当の意味での精神的独立性の保持が必要になってくる」という答えになるなってことです。

お礼日時:2010/09/09 12:22

税理士を目指したことのある者です。



会計士試験の改正などが行われ、今まで以上に会計士が増えていくことでしょう。
会計士の中心的業務は監査業務などとなるでしょうけれども、これからは、監査業務での深い知識はもちろんのこと、周辺業務・関連業務などの知識も今まで以上に深く広く必要となることでしょうね。

会計士の名で行える業務(他士業登録を含む)には、税務・社会保険・労働保険・商業登記・許認可・経営コンサルタントなどいろいろありますからね。大企業の監査ではあまり関係ないかもしれませんが、中小零細企業向けの業務を考えれば、必要な知識ともいえますからね。
私の友人に会計士がいますが、監査法人での業務と自分での必要性を感じたことから司法書士試験を受けていましたね。さらに業務では、M&Aなどで弁護士と一緒に業務を行ってもいましたね。その友人は、後には独立してワンストップサービスの事務所を行いたいと考えていましたね。
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この回答へのお礼

幅広いフィールドで活躍できるって事はなんとなくわかるのですが、なんで?とかこうした方がって理由付けがなかなか思いつかないのですよね。
じゃないと一般論で終わってしまってなかなか自分の言葉で話せません。
一言でまとめると「監査に留まらない幅広い知識」「他資格との複合」という感じでしょうか。
今、現在生まれているニーズ(昔はなかったけど)ってものがなんなのかイマイチ理解していないのだと思います。
参考になりました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/08 14:25

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