これ何て呼びますか

アニメに学校の要素が多い理由は何なのでしょうか?


学校を舞台としたアニメが多い、あるいは一見学校と関係ない内容にもかかわらず学校的な要素が出現することが多い理由は何でしょうか?

主なターゲットが在学年齢の者だからというのは思いつきますが、実際にはそれよりも上の年代の人でアニメファンの人は多いですよね(数的には在学者よりも多いのではないでしょうか)。にもかかわらず、学校的な要素が必要とされる理由は何だと思いますか?


また、在学年齢ではないが学校的な要素のあるアニメが好きという方は、その好きな理由を教えてください。

A 回答 (9件)

>学校を舞台としたアニメが多い、あるいは一見学校と関係ない内容にもかかわらず学校的な要素が出現することが多い理由は何でしょうか?



「影の生活」を書かないですむ点と、「省略できる/説明が不要」な点の2点で便利なのでは?

・「省略できる/説明が不要」な点(コッチの説明がラクなので先に)
例えば「昼休み」で省略できる/説明が不要な点は、
 12時前後の1時間(くらい)
 学食/お弁当/購買のパン
逆に机をくっつけて食事をしている女の子(学生服)で「お昼休み」が定義出来る。
時間(予算)の限られるアニメで説明がスットバセルのは、メリットが大きい。
例えばアウトドアのカテで「ツェルト」と書けば「日帰りまたは幕泊しない(テントを持っていない)」とか「遭難/雨/夜」とか連想が広がるし、共通の認識が得られますが、このカテと言うか大多数の人にとって「ツェルトって何?」でしょうね。
(今回新調しました。U.L.ツェルト スプリンググリーン 240g)

・「影の生活」を書かないですむ
例えば「5月の晴天」「6時限目は国語(古文)」「5時限は体育だった」と くれば。
「スイマーに襲われる!」ではなく「睡魔と戦う」とか、「食後の体育ってツライよね」とか。
「あるある~」だよね。
特訓の風景に「ロボットの腰に古タイヤ」「お姉さまに鉄ゲタ」(マルR「トップをねらえ」)とか。
実際にアニメの主人公が「放送時間以外でも生きている」と感じさせれれば、作品(主人公)に「厚み」が出せる。
脇役の先生が学生の頃「ヘビメタでキャサリンと呼ばれていた」とか「イジメでパシリしてた」とか。
1つの回想シーンで作品の中の時間が膨らめば より共感出来る。
上記とカブリますが、少ない情報と時間を有効に使うのに、共通の体験(学校生活)は非常に有効。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

30分という時間制限の特殊性によるというご意見ですね。
確かにドラマとは一話の放送時間が違います。少ない時間でこなすために如何に状況説明を省き、その世界に厚みを持たせるかですか。なるほどと思いました。

そういえば、日本人は制限のある状況で能力を発揮すると言いますよね。俳句とか盆栽、ファミコン時代の容量の少ないゲームなど。アニメの学校要素もそういった知恵の一つなのかもしれませんね。

お礼日時:2010/09/26 20:20

誰でも経験がある、というのは、他の方が述べてらっしゃる通りだと思うのですが、その他として考えたのは……




舞台設定が絞り込める。
実写のドラマなどの場合、それらしい建物があり、それらしい役者などを揃えれば、その時点で、「ここは○○の会社」「ここは、△△の会社」「ここは、××の役所」みたいな形に作ることが出来ます。
しかし、アニメの場合、背景であるとか、そういうものも全て描かなければなりません。画面に空白が作れません。
それを考えたときに、いかに、効率よく、それを防ぐのか、というのが大きなポイントになります。そうすると、学校やそこに通う生徒と言ったものを舞台にすると教室であるとか、グラウンドであるとかの背景などが使い回せます。
また、主人公が生徒であると、ある程度、生活範囲に縛りがでる、というのもあると思います(余計に、背景などの使い回しがしやすい)


それから、性描写などがアニメではしづらい、というのも1つあると思います。
これ、本当におかしな話なのですが、深夜アニメなどであっても、性描写を描くな、とか、それ以前にちょっとした裸のシーンでも無茶苦茶に濃い不自然な湯気などで全く見えない、とか、そういう規制がかけられることが多々あります。
その番組の前後に、ごくごく自然にAV女優がお色気番組とかをしていたとしても、実写なら裸OKで、アニメだとNG、なんていうのがしばしばあります。
中には、それを逆手にとって、DVDなどを買えば、見えますよ、という売り方をしているところもあるわけですが、そのくらい規制が強い状態なので、性描写などは凄く描きづらい、と言えます。
例えば、恋愛をテーマにした作品で、中高生くらいが、というのであれば、性描写が無くてもそれほどおかしいとは感じないでしょう。初々しいな、などと感じるかも知れません。しかし、20代、30代が主人公で……となったら、初々しい、というより変と感じませんか? そういうものを考えて、と言うのもあるように思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>舞台設定が絞り込める。

絵であるがゆえに、ドラマの舞台装置とは違って使い回しができないということですか。
やはり、製作者側の理由が大きいようですね。個人的にはいろいろな舞台設定のアニメを見たいと思いますが、さまざまな舞台設定にすると手間もお金もかかるから難しいと。

>実写なら裸OKで、アニメだとNG、なんていうのがしばしばあります。

アニメは子供が見れるものではなければならない、という考えが強いのが原因かもしれません。でも、学生設定にしていれば、児童ポルノとの関係でいつまでも規制されたままの悪循環な気もします。この問題は一朝一夕で解決できるものではなさそうですね。

お礼日時:2010/09/28 21:17

流行歌でもそうだけど、全ての人に共通する体験を表現すればウケ易い仕組みがあります。


「スーパーノスタルジー」とでも言うべきか、そういう法則があるんですよ。

受け手が感情移入しやすい設定で物語を作るのは、規格側としての常識です。
ありえない超能力を持っている普通の市民、とかが定番です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

よくわかりました。ただ、ドラマなどと違ってアニメに突出して学校要素が多い理由にも触れてほしかったです。

お礼日時:2010/09/24 23:39

主人公やヒロインがまだセックスをしてない年齢にしないといけないので中高生なのでしょう。


サラリーマンの恋愛では人気出ないでしょうし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ちょっとよくわからないです。別にセックスをしている年齢でもよくないですか。ダメな理由は何でしょう。主人公とヒロインがセックスしないことが不自然に映るからでしょうか?


>サラリーマンの恋愛では人気出ないでしょうし。

でもドラマや小説ならあると思います。アニメでナシな理由はなんでしょうか。

お礼日時:2010/09/24 23:38

>でも、テレビドラマや小説(ライトノベル以外)などと比べてアニメの学校要素を含む割合は突出して高いと思います。

それはなぜなのでしょうか。

 舞台の表現が容易なのでは。多少の差はあれど「学校とはこういうもの」という認識があるでしょう。それに従って絵作りすればいい。ちょっと時代が古くても、逆に未来的なものでも、異世界であってさえ、基本フォーマットさえ押さえれば学校っぽくなる。

 ドラマで少ないというなら、逆に学校っぽいものはなんでも学校に見えてしまうからでは。一度つくってしまうと学校以外に使えないし、ちょっと他のものに手を加えても学校らしくないところが残ってしまう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり、学校を舞台にすれば作り手も楽だし、見るほうも楽ということですね。

>ドラマで少ないというなら、逆に学校っぽいものはなんでも学校に見えてしまうからでは。一度つくってしまうと学校以外に使えないし、ちょっと他のものに手を加えても学校らしくないところが残ってしまう。

これはちょっと意味がわからなかったのですが、ドラマではアニメと違ってセットが実在するものだから流用が効かないものはつくりにくいということでしょうか?

お礼日時:2010/09/24 23:36

確かに、テレビドラマや小説に比べて、アニメは学生設定が多いですね。



参考になるかは分かりませんが、私の知り合いで、ドラマもマンガも、学生や新入社員設定物は絶対に見ない(読まない)と言っている人がいました。
理由は自分の実年齢と離れているため、展開が浅く(若さゆえの展開や出来事)、考え方も純粋だったりして見ていて恥ずかしくなるからだそうです。
あぁ、そういう感じ方をする人がいるのか…と驚きました。

ドラマは年齢層を絞って制作されています。
学生よりは社会人の人口が多いから学生設定の割合が少なくなるのかな?

また、小説は読む人が限られますよね。
マンガは読むけど小説は読まない人が周りにも大勢います。
ジャンルによっては、学生設定が厳しいこともあるし、学生ではイベントや行動範囲が限られてしまうため、難しいのかな?と考えます。
私は小説は推理ものが好きですし、旅行記ものや歴史ものも読みます。このジャンルでは学生設定はほとんどないです。
でも、マンガやアニメは学生ものも読んでいます。
若い時に読んでいたマンガがアニメ化されたり、作家さんを限定して読んだりするので、学生設定もすんなり受け入れられますね。
質問者さまの仰るとおり、元々の対象が学生が多いから、大人になっても違和感なく読んでいる人が多いんだと思います。

キチンとした回答ではありませんが、今の私の精一杯で答えさせていただきました。
一つの考え方と、軽く読んでください。
とはいえ、長文ですみませんでした。
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この回答へのお礼

いえいえ、とんでもありません。ありがとうございます。

>ドラマは年齢層を絞って制作されています。
学生よりは社会人の人口が多いから学生設定の割合が少なくなるのかな?

確かにそういった印象は受けますが、どうしてドラマは年齢層を絞っているのにアニメは絞らないのかという疑問が湧きます。

>小説は読む人が限られますよね。

確かにそうですね。書き手の側が読み手を選んでいるようなところもあるかもしれません。一つ思いついたのは、アニメの原作であるマンガやライトノベルは原作の段階から既にアニメ化などのメディアミックス戦略の一環として作れられているようなところがあって、小説と違って、トータルでコストがかかるため、確実に利益を出すために万人受けしやすい学校設定が選ばれやすいのかもしれないと思いました。

お礼日時:2010/09/24 23:34

共感しやすいってのもそうなんですが単純にイベントが起こしやすいってのが大きいのではないでしょうか?


運動会やパーティー・学園祭等もそうですが多種多様な人間(不良から優等生・変人奇人)を一箇所に集められるので製作者側が作りやすいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

要するに、見る側が求めているというよりは、製作者側の便宜で学校設定が使われている面があるということですね。

ただ一つ疑問が。学校を舞台としていないにもかかわらず、学校的な要素をあえて盛り込んだように見えるアニメがあると思います。具体例を複数挙げられるほどの知識は無いのですが、覚えているので言うと図書館戦争(これ自体原作は小説なので例としたあげるのが微妙ですが)というアニメで社会人である主人公らが研修のために講義を受けるシーンが過剰に学校っぽく見えます。他にもそういった取ってつけたような学校要素のあるアニメが多いのではないかと思っています。個人的には社会人設定にした以上、学校的な要素はいらないと思うのですが、共通の前提を提供するために必要と考える人が多いということなんでしょうかね。でもドラマではあまりない気がします…。

お礼日時:2010/09/24 23:32

>学校的な要素が出現することが多い理由は何でしょうか?




主人公もしくはその周辺が学生。という設定だからでしょう。
これが会社員で会社が舞台だと
学生さんたちがついてこれない場面がたくさんでてきそうです。

社会人も昔は学生だったわけですから、学校なら違和感はないでしょうし。

また、会社だと大企業と中小零細企業とでは全然性質や環境が違うので
理解できない部分も出てきますし、何より作者が理解できないから
書きようがないというのもあるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに、日本人のほとんど全てに共通する体験は学校でのことが多いのかもしれません。社会人になると細分化されてしまって、みんなが同じような視点で見れる状況はなかなかないのかもしれません。

でもやっぱり、ドラマとか映画はどうなんだという疑問があります。

>何より作者が理解できないから書きようがないというのもあるでしょう。

それはありそうですね。

お礼日時:2010/09/24 23:29

全ての層に於いて、学校生活は必ずと言っていいほど経験があり、共感しやすいからだと思います。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど。老若男女問わず、学校的な要素によって、誰もが共通の前提に立つことができるので、物語に入っていきやすいですね。

でも、テレビドラマや小説(ライトノベル以外)などと比べてアニメの学校要素を含む割合は突出して高いと思います。それはなぜなのでしょうか。

お礼日時:2010/09/23 21:11

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