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尿素窒素を下げるにはどうしたらよいでしょうか。

毎年秋の健康診断の血液検査で毎年尿検査でたんぱくがでています。
数値でいうと、適正範囲内にはあるのですが
【尿素窒素;BUN】
一昨年⇒8.2
去年⇒9.0
今年⇒12.2
と徐々に上昇してきています。

他の項目では、復位が去年より2cm増えたことぐらいで特に問題はないです。

今年の夏は体調を崩し、胃腸炎・白血球上昇・めまいで動けなくなる 等のことがありましたが、
これらも関係しているのでしょうか。ちなみに今は、体調は戻っています。

医学療法に詳しい方がおられましたら、ぜひ
尿素窒素を下げる方法を教えていただけないでしょうか。

A 回答 (5件)

質問者さんにとっては 情報量が少なくても何ら問題ないと認識されていたと思いますが、やっぱり、大切な情報を秘めていました。



 AST     16
 ALT     11
 総蛋白 7.8

尿素窒素が12.2 (No2で説明したタンパク不足の食生活) でありながら、総タンパクが 理想値の7.8g/dl になっている・・・この数値が示す意味は、血液から水分量が減っているのを示す。脱水血液は、5リットル流れているはずの血が、4リットルに減っている、と表現できます。
その結果、栄養や酸素が体の隅々まで届き難く、低血圧・疲れ易い・だるい・冷え性・無気力・なども起こりえます。

AST 16  ALT 11は、ビタミンB群の不足を表します。通常、健康で栄養が満ち足りていると、AST 16ならば ALT 15は程度です。ALTのトランスアミナーゼと云う酵素の基質はビタミンB6であり、B6の不足があればALTは減少します。人の体はビタミンB6単一の欠乏はなく、Bグループ全体が不足しているのを示します。

参考に、ビタミンB群欠乏の症状
B1 : 疲労、記憶障害、精神的混乱、行動障害、興奮しやすい、衝動性、よく眠れない
B2 : 震え。眩暈・不眠・音や光に過敏・精神的不活発
B3 : うつ、神経過敏、短期記憶の障害
B6 : 興奮しやすい、疲労、集中力の乏しさ、気分の動揺、よく眠れない
葉酸 : アパシー(無気力・無感動)、幼児の発達遅延、記憶障害、興奮しやすい、引っ込み思案、全ての知的過程の遅れ、うつ
B12 : 無感動、気分動揺、記憶の貧弱化、注意集中と学習の障害、幻聴、精神不安

今年の血液検査で 尿素窒素が 12.2 ですが、脱水血液のマスクを剥がすと、やっぱり昨年同様に 9.0かもしれませんね。

余談ですが、
タンパク質を食べると、消化されてアミノ酸になるのですが、体内でそのアミノ酸を結合してタンパク質に再構築されます。その時に、ペプチド結合と云う化学反応が起きて、体内で水を作り出します。この夏の暑さで熱射病から脱水になり易いので、水分と塩分を摂りましょう、と知らせていました。
実際は、タンパク摂取も大切だったのです。なぜなら、毎分毎秒、体の中で水を作り続けますから。

余談ついでに、タンパク質摂取の重要性です
タンパク質を食べると
1. エネルギーになる。
2. 体内の重要な酵素を作る。
3. 日夜作りかえられている血液・骨・皮膚・髪の毛・爪・内臓等の構成材料になる。
4. ホルモンになる。
5. 人の心を正常に働かせる神経伝達物質の材料になる。
6. 皮膚に張りを持たせたり、内臓を所定の位置に座らせておくコラーゲンの材料になる。
7. 薬や栄養素を体内運搬するときの運搬役をする。
8. 免疫力を高める(肺炎や風邪などに強くなる)
9. 血管を丈夫にする。
10. 栄養や薬、神経伝達物質を細胞内に取り込む受容体(受入場所)の材料になる。

毎年、2000万人の方が健康診断を受けていると仮定して、自己負担・企業負担・行政負担等々の費用で、数百億円が使われていることになります。しかし、その経済対効果は得られていない。
何故なら、健診を推奨しても、それに拠って得られる情報は、医療側から受診者に一言もアドバイスされていない。健診の意義に疑問を感じる一素人の提言でした。
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この回答へのお礼

本当に勉強になりました。大変お詳しい説明ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/01 09:30

完全な正常範囲ですので、体調などによる変動である可能性がありますが、気にされるのであればタンパク質の過剰摂取などはBUNを上げる可能性があるとされていますね。

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検査結果の数値とは、その値を修正することが目的のためではなく、その値が示す疾患があるのならばそれを良くすることにあります。


お示しの値だけでは特別な意味を持つほど変動とは言えません

また、同時に測られることが多いクレアチニンの値からeGFRを推測するのも1法です
http://www.kyowa-kirin.co.jp/ckd/check/check.html

尿蛋白が陽性ならばその原因について腎臓内科医判断を受けられるのがいいでしょう


くれぐれも根拠の乏しい民間療法などに惑わされませんように

参考URL:http://www.jsn.or.jp/general/list/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。最近よく体調を崩すようになっていて、少し気にしすぎてしまったのかもしれません。特別な意味を持つほどの変動とは思えませんの一言で少し安心いたしました。民間療法には決して惑わされないようにいたします。

お礼日時:2010/10/23 01:58

結論から申し上げると、尿素窒素が低すぎます。


低い理由は、蛋白尿のせいなのか? タンパク摂取不足なのか? それを調べる必要があると思います。

脂質と糖質は酸素 O+炭素 C+水素 Hからできています。一方、タンパク質は、酸素 O+炭素 C+水素 H+窒素 Nが構成成分です。
食べたものは利用され、要らなくなったものは排泄されなくてはいけないのですが、糖質と脂質は、炭酸ガス CO2 と水 H2Oと云う形で呼吸、尿などで排泄される。しかし、タンパク質の窒素 Nは腎臓で濾過を受けて排尿と云う形で外へ出される仕組みになっています。

従って、腎臓が健康であるならば血液中の尿素・窒素は腎濾過作用で、尿中排泄されるために、BUN 8~20mg/dlの間に留まります。しかし、腎機能が悪くなると、濾過能が低下して窒素は再び血中へと戻されて、BUNは25を超え30とか40に上がってしまう。
医療では腎機能検査のために尿素・窒素を調べます。

しかし、分子栄養学的に尿素・窒素を観るときは、タンパク摂取量を読み取りますので、タンパク食を毎日どれだけ食べているか? 聞き取り調査します。
国民栄養所要量では、タンパク摂取量を 体重1kg あたり 1.14gのタンパク質を食べましょう、と薦めている。60kgの体重の人は 凡そ70gのタンパク質を食べなくてはいけません。
それをしっかり守ってタンパク摂取が満ち足りた方々の尿素窒素は15 mg/dl 以上になるのが普通です。
従って質問者さんの数値は、タンパク不足のためにBUNは低い、或いは、タンパク摂取は足りているのに尿タンパクが多過ぎて、BUNが低いとも考えられます。

その他にも、タンパク不足なのにBUNが上昇するケースもあります。上部消化管出血、脱水血液、など。
脱水とは、血液が濃くなってしまっている状態で、薄味の味噌汁が煮詰まって量が減り、塩味がほど良くなっている、と例えれば解りやすいと思います。
その場合、今年のBUNが質問者さんのように昨年同様 9.0の筈なのに、脱水によって12.2に上昇するのは良くあることです。下痢や発汗等も脱水の原因になることがあります。

血液検査の項目で、総蛋白  アルブミン  が幾つなのか? これもタンパクの判断材料になります。総蛋白は7.5g/dl アルブミンは4.5 g/dlほど欲しいところです。

また、毎年続く尿蛋白+の原因は何なのか? この原因究明のほうが大切かと思います。

情報量が少なく、これ以上はなにも云えません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変詳しくわかりやすい説明で理解することができました。また、あの尿素窒素の数値が低いということ、正しい知識を教えてくださりありがとうございました。
情報が少ないとのことでしたので記しておきます。
 肝機能検査
 AST     16
 ALT     11
 γ-GTP 13
 総ビリルビン 0.5
 総蛋白 7.8
 ALP 174
腎機能検査
 尿素窒素 12.2
 クレアチニン 0.61

まず、尿検査の再検査にいってこようと思います。

お礼日時:2010/10/23 01:51

ストレスが強すぎると進化した細胞群は元へ戻ろうとします。

例えば胃ですがもともとの腸から派生したものです。胃の細胞は強いストレスで腸上皮化生をおこすことが知られています。
血管は血液細胞が進化したものです。血管のない時代から次第に進化、血球を効率よく末梢の組織へ運ぶために血球自らが管になった(血管内皮細胞がいまだにマクロファージのように貪食能力をもってることからも分かります)ものですが、同じようにストレスが強過ぎると元へ戻ろうとします。血管内皮細胞が管になることを止めるわけです。すると血中の蛋白質が尿に漏出したり場合によっては赤血球までもが漏れることになります。
お分かりのように蛋白尿は例えば強い感情の抑圧、あるいは長時間の過重労働など心や体の慢性的な強いストレスが原因です。免疫力が低下していますので、心や体のストレスを減らし体を温め血流を良くするように心掛けることが第一です。これは単に腎臓の働きを良くするだけでなく他のトラブルの予防にもなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても勉強になりました!ストレスを減らすのは難しいですが、やれることからやってみます。まず体を温めて、食事と睡眠もきちんと取って、血流を良くするように心がけます。

お礼日時:2010/10/21 14:22

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