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貸借対照表の「利益剰余金」が、前期も今季も赤字計上していますが、前期より今期の数字はさらに悪くなっています(仮に500万円さらに悪化したものとします)。

一方、損益計算書の「当期純損失」もマイナスです。これは「利益剰余金」と同じ数字でなければなりませんでしょうか(500万円でなければならないのか)。それとも仮に純損失が300万円として、
数字が違ってもいいのでしょうか。

違う場合、なぜ差異が出てくるのでしょうか。

粉飾決算をしている可能性はあるのでしょうか。

教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

繰越剰余金と当期の損益との違いを再度考えてください。



貸借対照表の繰越利益剰余金は当期だけでなく設立以来の損益の累積から社外流出、配当や役員賞与を除いたものです。

一方貸借対照表状の当期利益や当期損失はあくまで当期1期限りの利益または損失です。
従って両者は一致しないのが当たり前です。

貸借対照表と貸借対照表の当期利益は当然一致するのですが、これと繰越利益は逆に滅多に同じにはなりません。


株主資本等変動計算書はこの剰余金の前期中の変動要因を項目別にあらわした表です。

利益剰余金の増減は、利益や損失以外に、配当、役員賞与、減資等でも発生します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変参考になりました。
助かりました。

お礼日時:2010/10/21 18:41

配当を支払っている可能性があります。



去年の剰余金 1,000
配当      △100
当期純利益   △500
剰余金      400

とまあこんな感じのズレですね。
株主資本等変動計算書でこの辺のズレが説明されています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
前期と今期ともに配当金は支払っていないのですが、
過去に1度でも配当金を支払えばズレてくるものなのでしょうか。

再度お手数おかけしますが、何卒よろしくお願いします。

お礼日時:2010/10/21 15:59

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