プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

著作権についてちょっと教えて頂きたいのですが。

1:ローリングストーンズのベロマークやキッスのロゴのパロディを
Tシャツに描いてだれかに売った場合、著作権侵害になりますか?
よく街中でそんなのを見かけるのですが、ちょっと気になりました。

2:以前、ちょこっと猫の絵を描いて人み見せたら「キティちゃん?」って
聞かれました。別に真似たわけではないのですが、たまたま似てたようです。

これと似たことなのかもしれませんが、最近、ミッフィの作者が日本のある企業を
著作権侵害で訴えたことがありました。

私が思うに、例えば犬、猫、ウサギ、くまなどのマーク的なイラストは誰が
描いてもほとんどの場合似てくるものだと思うのですが、その辺の著作権の
ボーダーラインってどうなってるのでしょうか。

すいません。お詳しいかた教えて頂けると助かります。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

1.いわゆるパロディ商品ビジネスは常にリスキーです。

放置されることが多いですが、ちょっとしたことで訴訟に発展するケースもあります。このビジネスにおいては最終的に侵害となるか否かよりも、係争が生じてしまうか否かのほうが問題です。係争となれば弁護士費用等で(例え勝訴しても)利益は飛んでしまいますから。

2.猫のイラストは書く人によって千差万別です。
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&source=imgh …
 キティちゃんの潜在的な記憶が、似たイラストをあなたに書かせたのかどうかが論点になります。
 著作権は「模倣」を禁止する権利ですから、模倣したか否かがボーダーラインになります。模倣していないことが立証されれば、著作権侵害にはなりません。
 サンリオのキャシーは、客観的に見ればミッフィーと似ているかどうかといえばやはり似ていると思います。ただ、模倣したか否かはキャシーの創作者しか分かりませんし、今となれば創作者ですら分からなくなっているかもしれません。オランダの裁判所は、客観的な類似性の度合いから模倣と判断しましたが、控訴審でどうなるかはまだ分かりません。
 模倣したか否かにかかわらず、著名なキャラクターに類似するものを販売することは、同様の係争に巻き込まれるおそれが大きいですから、ビジネスとして展開されるなら、たとえ模倣していないとしても著名なキャラクターに類似するものは取り扱わないようにすることが得策です。
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この回答へのお礼

大変よく分かりました。とてもご親切に解説して頂き、
心より感謝申し上げます。
あなた様のご親切に接することができたのは、ネットを
してて、本当に良かったと感じました。
ご丁寧なご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/11/20 16:50

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