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50年以上生存が確認されなければ絶滅と考えられるそうですが、どうして50年という期間なのでしょうか?
*もし詳しい方がいらっしゃれば、誰が(何の資格を有する人が)、どの位の人員で、どの程度の活動を50年間して絶滅を確認するのかも教えてください。
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

はじめまして。

自然環境調査の仕事(主に魚類等の水生生物)をしています。
今回の質問は西湖で確認されたクニマスのニュースを見られてのことだと思います。
あのニュースには自分も驚きました(京大の中坊先生も予想外の事だったようですしね)。

環境省では「過去50年前後の間に、野生において信頼できる生息の情報が得られていない種」を野生絶滅と定義しています。
環境省で絶滅種に指定されている魚類はクニマス・スワモロコ・ミナミトミヨの3種になります。
50年という期間の根拠なのですが、一般に50年間も信頼できる生息情報がなければその地域からは絶滅したと考えられるからです(多くの野生動物を寿命を考えると50年間という数字は妥当だと思います)。

絶滅種は分類群ごとに大学の先生方が過去の調査記録(学術論文・河川水辺の国勢調査・その他の信頼できる魚類調査)などから選定し、必要に応じて現地調査も行われています。
特定の種を50年間も調査していというわけではないんですよ。

環境省ではレッドリストの見直しを数年おきに行っており、既に2回の見直しが行われています。
見直しごとに選定種が増加していくのは残念ですね。
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この回答へのお礼

詳しく教えて下さり有難うございました。

お礼日時:2010/12/18 08:11

単純に、「見た」 という人が現れないまま50年経つと絶滅扱いだと思いますよ。

ソースは地元民。

>誰が(何の資格を有する人が)、どの位の人員で、どの程度の活動を50年間

種の認定を正確に行える専門家という意味? 彼らにも仕事があるはずで (しかも50年!)、そんな暇なことはとてもやらないはずです。だから 「絶滅した」 という判定は曖昧で、一度絶滅扱いされた種が新発見されることもある。素人が一目で判別できないような小動物は人しれず絶滅していると思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。

お礼日時:2010/12/18 08:09

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