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Piaget described the children as having a unique set of physical, cognitive, social and emotional attributes that differentiates them from any other age group.

ピアジェの発達段階に関する文ですが、unique set of の
set がうまく訳せません。
attributes は属性と訳しても自然でしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

ピアジェは、子供の身体的、認識的、社会的および感情的特性の組合せは独特であり、他のどの年代のものとも異なっていると言った。



setは「組合せ」で良いと思います。
attributesは、普通「属性・特質」と訳すようです。
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#3です。

少し補足しますね。

ichi-kumiさんがおっしゃるように、"a set of"なら、あってもなくても全体の文章の意味に与える影響は小さいです。
訳すときには、無視する方が自然な日本語になることが多いでしょう。

ただ、問題の文章は“a unique set of”となっています。
“unique”が修飾しているのは“attributes”ではなく“set”です。
つまり厳密に言うと、組合せが“unique”だと言っているだけで、ひとつひとつの“attribute”は他の年齢層の人にも共通に見られる特徴かもしれません。

読む人が分かっていれば良いですが、そうでない場合は、少し注意して訳す必要があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに、この attribute は他の年齢層の人とも比較のできるものであると思います。

お礼日時:2003/08/30 22:27

結論から申し上げますと…



○ a set of... は冠詞の a と同じで、往々にして翻訳する場合には訳出の必要はありません。もちろん辞書的には「ひとそろいの」ですが、a set of TV 「テレビ(一台)」と同様です。いちいち「ひとそろいの」とか「一組・組み合わせ」と訳していては、日本語が読みにくくなります。これは省いても文意に影響を及ぼさない表現であるため、翻訳の現場では無視するのが自然です。

○ attributes はこのように、普通は複数形で「特徴」のいみで使います。日本人の多くはおそらく、高校から大学にかけて「属性」の意味で習い、そのイメージが強すぎるかと思いますが、日常的には「特徴」の意味で良く使う単語です。児童心理学者の文章だからといって、「属性」などという難しい単語に違いないと考えてはいけません。意味は同じなのですが、日常的な英文で書かれているときに、和訳の段階で硬い文章になるというのはいけません。

一応、直訳したうえで、自然な日本語訳、つまり「良い日本語訳」を書いておきます。

⇒ピアジェは、こうした子供たちは他の年齢層に属する子供たちとは異なる、独特な身体的、認知的、社会的、感情的特徴を備えていると述べた。

⇒ピアジェによれば、この年齢層の子供たちは、身体、認知、社会性、感情のいずれにおいても他の年齢層とは異なる、独特な特徴を備えていた。
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hanamaturiさん、こんにちは。



>Piaget described the children as having a unique set of physical, cognitive, social and emotional attributes that differentiates them from any other age group.

describe 目的格 as 補格
~を~~と評する

He describes himself as a greatest statesman.
彼は、自分のことを、偉大な政治家だと言っている。

He described her as attractibe.
彼は彼女のことを魅力的だと言った。

なので、
Piaget described the cildren as having~
ピアジェは、子供たちを、~のような性質があると説明した。

a unique set ofですが
a set ofで、一そろいの、とか集合の、みたいな感じですね。
ユニークな(独特な)傾向のある集合、という感じ。

どんなユニークな傾向かというと
psycal 肉体の、身体の、
cognitive(a)認識力の、知識の←cognition(n) 認識力、知識
social 社会的な
emotional 感情的な

>attributes は属性と訳しても自然でしょうか?

属性、でいいと思います。
属性とか、本質、といった感じだと思います。

differentiate A from B
AとBとを区別する。

differentiate man from the brutes
人間と獣とを区別する

なので、訳してみますと
「ピアジェは、子供たちを、他のどんな年齢層のグループからも、
身体的、知識的、社会的そして感情的にも、独特な傾向の集合を持つものとして、区別した」

のようになるのではないか、と思われます。
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a set of で、「一組の」という意味で、set は数学用語では、「集合」の意味もあります。この文章の場合、英文で読むと、云わんとしているところは、よく分かるのですが、日本語ではどう表現するかは、何か難しいです。

>ピアジェは、子供というものを、他の年齢別グループ(集団)と区別される、独特の、身体的、認知的、社会的、感情的特質の組み合わせを持つ存在として描写した(説明した)。

ジャン・ピアジェの発達理論では、「子供」は、身体的、空間的、認知的、社会的、感情的、知的な「認識シェーマ」が、未だ、相互参照で「均衡」に至っていない、構造を構成しつつある途上の心を持つ存在として把握されました。

他の年齢集団(グループ)では、認識は、安定した恒常的特質を持つ均衡シェーマで把握されるのですが、子供の段階とは、この「恒常的均衡シェーマ」の構造が、築かれつつある、構成が試みられている段階であると考えた訳で、これが「子供が子供である特質」だとも云えます。

身体的特質、認知的特質、社会的特質、情緒的(感情的)特質……これらが、それぞれにおいて、大人と違って、独自な状態にあり、かつ、それらが、「均衡」を目指して、構造構成されつつあるということが、子供の特質なのです。従って、「このような特質の独特な組み合わせ」を備える者が、子供だということになります。

何が「独特」かというと、諸特質が、均衡を目指し、構造化されつつある途上にあるということが、独特なのです。操作シェーマの構造化は、大人でも起こりますが、子供の場合、十二歳ぐらいに完成を迎える、知能の基本的な恒常的構造性の成立が、心の色々な機能において、圧倒的に重要な発達の達成だと見做されているのです。

操作シェーマの均衡は、数学の「群」に似た、ピアジェが「群性体」と呼ぶ、独特の数学的操作構造の成立として完成します。

attributes は、「属性」ではなく、「特質」と訳す方が、適切だと思います。ある認識シェーマが、身体的属性、社会的属性を持つのではなく、身体的シェーマ、社会的シェーマなどが並行してあり、これらが参照を通じて、構造化されるというのが、発達過程だとされます。
 
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この回答へのお礼

ピアジェの発達理論に対する説明、ありがとうございます。
彼の理論を理解した上で、自然な日本語訳ができればと思っております。

お礼日時:2003/08/30 22:29

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