No.2
- 回答日時:
人の心理としては当然でしょう。
なので、前にあった大阪の二児を殺した母親には、同じ目に合ってもらいたいと思います。
しかしながら、そのような事を言えるのは、実際被害にあった被害者本人だけだとも思います。もちろん、遺族も被害者に入ります。
以前、それまでは「死刑反対」の中心になっていた弁護士が、自分の奥さんが殺されてからは「死刑賛成」に回ったと言う話を聞いた事があります。
世の中には「自分が同じ目に合わないと分からない」輩がいるのも事実です。
自分のした事が、どれ程の事だったのか、分からせると言う手段では正しいと思いますね。
ただ、議論がこじれそうですが、情状酌量の余地がある事件があるのも事実。
ま、おおよそにしてそのような人は、自分も同じ目に合う事を「覚悟」している人が多いですよね。
難しい所です。。。
No.3
- 回答日時:
それは、自然法(自然界の自然淘汰の原理の反映)では許されますが、
組織化された社会集団の構成員同士の間の争議は、法に基づいてのみ
処罰されるので、被害を受けた個人に反撃の権利はありません(臨時的
な正当防衛は除き)。
一方、社会組織の規範は、「構成員の社会性の維持」と「社会全体の
最大限の利益」の観点から制定されるので、必ずしも「目には目を」には
なりません。
それは日本の刑罰の本質が、「処罰」ではなく「更正」であることからも
明らかです。
もちろん、「目には目を」という厳しい罰により、「構成員の社会性の維持」
が促進されるだろうという考えもありますが、社会全体としては、囚人を
管理するのもコストのかかることであり、可能ならば真っ当な人間になって
生産に復帰してくれる方が“お得”だという考えも成り立つのです。
現実は、その中間にあり(死刑は「更正」ではない)、百%「目には目を」
とは言えない、というのが正しいでしょう。
No.5
- 回答日時:
>法律のカテゴリーではないので、ハンムラビ法典の是非について聞くものではありません。
【質問】
故意によって他人に危害を加えたものであれば、同じだけの危害を加害者も受けるべきだというのは正しいと思いますか?
はい、正しいと思います。何が同じかと言うことは難しい問題ですが、ここは哲学的な質問と受け取ることとして、その加害者も哲学的な抽象化能力がある者と仮定しての話しです。
ただし、その抽象化能力の無い者に対して「同じ」危害を与えるべきではないと思います。だから、子供にこの原則を当てはめるわけには行きません。
この事実に人類史的に最初に気付いたのは、どうも日本人のようです。実際江戸時代の初期には、大人の犯罪と子供の犯罪の間で、罰に対して一等の格差を付けていたのですが、それは西洋人よりも2百年ほど早かったようです。江戸時代の歌舞伎の八百屋お七の話しなど、その事実を理解していないと全く理解できない話しですからね。
余談ですが、アメリカでは未だに13才の犯罪でも大人と同じ裁きを受けています。これは、私の知る限り、日本は愚かヨーロッパでは有り得ない現象です。そう言えば、11ドルの強盗を働いた罪で終身刑の判決を受けて監獄に入れられていたアメリカの黒人姉妹が、15年ほど後に恩赦で釈放されたと言うニュースが、つい最近アメリカで流れていました。
No.6
- 回答日時:
こじれるので細かく書くな、との事なら回答は「いいえ」です。
まるっきり平等な状態で裁く事に無理があると思います。加害者と被害者の関係を加味すると。
例、酒飲み暴力亭主が妻を殺した、妻が暴力亭主を殺した。
罰が与えるインパクトは個人毎に違う。
例、鈍感な人間を暗室に一週間閉じ込める、閉所恐怖症を暗室に一週間閉じ込める。
罰に意味がない事がある。
例、海賊版の製造販売。目には目を、販売には販売を?
罰のみではなく、反省と更正も加害者によっては効果あります。まずは加害者が罪を犯した事をわからせる事です。悪事だと気がつかない奴が再犯し、逮捕されなければ何してもいいと、逃げまくります。
No.7
- 回答日時:
結局は目には目をになっちゃうんだけど、
今日のようにお金(賠償金)で片付くならそれもありではないでしょうか。
実際、ハンムラビ法典も、それ以前の法典もそうだったかもしれませんよ。
No.8
- 回答日時:
受け止める視点に依るのではないでしょうか。
凡人は、それぞれ視点に違いがあるようなので、答もさまざま。
でも、神の視点に立てば聖書に、たしか右のほほを打たれたなら左のほほを出せ、と云ったようなことがあるように、目には目で、という事を否定しています。
神の視点では「否」でしょう。
No.10
- 回答日時:
「目には目を 歯には歯を」というのは、古くはハンムラビ法典に見られる法律ですが、その他の聖書にもみられます。
聖書はいくつかハンムラビ法典の内容を採用していますが、ハンムラビ法典の「目には目を」は、同様の身分だったもに限り、同じ報いを与える というもので、身分が高い人が他人の奴隷を殺した場合、殺されることは無かった。
奴隷の主人は奴隷が一人減ったので損害を受けたので、この場合は殺した側が損害賠償を支払ったようです。
聖書になると、身分に関係なく、神が罰を与える、つまり律法により裁かれる となっているようです。
従って、報復として殺すのではなく、律法により裁かれ、神の判断によって報いを受けるかどうか決定するとなっているようです。
しかし、「偽証してはならない」とあり、性的関係を強要したが断られた腹いせに「姦淫をした」と裁判に訴えた者が、逆に偽証した罪により石打の刑にあった など コミュニティーの信頼関係を破壊する行為をした者に厳しい罰が与えられていると思えました。
そして石打の刑というのは、みんなで石で殴り殺すのではなくて、石を投げて当たって死んだ場合は、それは真実を知っている神が、その者を罰として殺したとなり、投げても当たらなかった あるいは当たったが死に至らなかった場合は、神がその人の罪相当の罰を与えた となって、それで終わりだったようです。
で、別な民族ではもうちょっとこの言葉は別なものとなり、「相手の目を失明させたものは、同等の報いを神が与えるので、神に任せて自ら相手を失明させるな」というニュアンスになっている。
つまり「復讐は自らせず 天にまかせろ」ってことなわけです。
「ロクな死に方をしない」という言葉も似たニュアンスがあると思います。
恨みを持ったり憎んだ相手に対して、直接手を下すのではなく、天が下すに違いない として、相手に害を与えないやり方。
「こんなでは人に恨みを買い続け、他人から嫌われ、不利になったとき、誰も助けてくれず野たれ死ぬだろう」
つまり天の唾する というのに当たると思う。
従って復讐のため相手に同じことをやったら、相手と同じ穢れたものになってしまうので、家族を殺されたからといって、相手の家族を殺すということは正しく無いと思います。
天に逆らった行為なので、天から罰を受ける。もし幸福のその人がその後の人生を送ったのなら、それは天の判断だと思います。
ちなみに私が言う天とは<真理>という言葉に近いものです。
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