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船舶エンジンについてなのですが、適当なカテゴリーがないので、エンジン等機構に詳しい方が多いであろうこちらで質問いたします

船舶免許の問題文の中に
「換気ブロアーは大気を吸入してエンジンルーム内に吹き出す押し込み式である」

という肢があり、解答にはこれが誤った肢であるとなっていました。

これについて解説していただける方はいらっしゃいませんでしょうか。

A 回答 (2件)

船舶に限らず機械室やエンジンルームなどの換気は特殊な場合を除き、機械の設置部分から外気への排気方式をとります。

機械設置部分へ外気を取り入れることによる換気ももちろん可能で、特殊な場合においてはこちらの方法をとる場合もありますが、この方法だと設置室内の気圧が外気より高くなるため設置室内に有害物質や可燃性ガスなどがあった場合、それがすべての開口部(隙間等も含む)から排出される可能性があり場合によってはきわめて危険です。設置室内からの排気方式をとればたとえ有害ガスや可燃性ガスの発生があっても換気装置の排気部分において安全対策(火気から遠ざける・人のいないところへの排気)をとればよいことになり対策が簡便になるからです。

船舶において考えるなら、もしエンジンルームへの押し込み方式で換気装置を動作させてしまうと、万一燃料漏れや排気ガス漏れなどが発生しエンジンルーム内が汚染されていた場合、換気装置の作り出す圧力でエンジンルーム内の有害ガスなどが船内に充満する可能性があり危険なのでこのような方法はとりません。吸出し方式であればエンジンルーム内は負圧となるためガスが船内に広がる可能性がなく、吸い出された排気を船外の危険のない場所に導き放出してやれば安全に処理できます。
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この回答へのお礼

大変分かり易い解説をうかがい、とても助かりました

IDのお名前から察するに船の関連に詳しい方なのでしょうか。

本当にありがとうございました

お礼日時:2011/01/23 00:36

台所の換気扇で吸い込み式なんて見たこと無いと思います。


そんな物が有ったら、スイッチを入れた瞬間サンマの煙が家中へ広がります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2011/01/23 00:34

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