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質量M、長さ2Lの一様な細い棒ABに、質量mの小さなおもりが、
Bからの距離dのところに取り付けられている。
おもりと一体になったこの棒を、図のように、
水平な粗い床と角度θなして、滑らかな鉛直の壁に立てかけたところ、
棒は動かずに倒れなかった。重力加速度の大きさをgとする。

おもりと一体となったこの棒の重心(おもりと棒の重心)の位置を
Bからの距離であらわすと(  1  )である。
この値をl(←小文字のエルです!)とする。おもりと棒に働く
重力のBのまわの力のモーメントの大きさはlなどを使うと
(  2  )である。また壁が棒の一端Aにおよぼす
垂直抗力のおおきさをNとすると、この垂直抗力による
Bのまわりの力のモーメントの大きさは(  3  )である。
したがって、棒が倒れずにいることから、床が棒の一端Bにおよぼしている
静止摩擦力の大きさは(  4  )と導かれる。



今日学校でとかされたんですけど
まったくわかりません~~~;;
解答おねがいします!!

ちなみに図は↓です

「物理の問題。解答おねがいします!!」の質問画像

A 回答 (1件)

棒が倒れずにいるということは、棒が上下左右に動いたり、回転したり(角度が変わったり)しないということですから、


・棒に加わる力の釣り合いが成立している
・棒に加わるモーメントの釣り合いが成立している
ということです。以降、図に力の大きさなど書き込みながら考えて下さい。(gは重力加速度)

(1)棒だけの重心は点Bから距離Lのところ、つまり棒の中点にあります。おもりを含めた重心(点Gとします)と点Bの距離をlとして点B回りのモーメントを考えると
棒の質量に起因するモーメント:MgLcosΘ
おもりの質量に起因するモーメント:mgdcosΘ
この両者を加えたとき、(M+m)gの重力が点Gに働いているのと同じになるので、この重力に起因する点B回りのモーメントが上記の二つのモーメントの和に等しいとおくと
(M+m)lgcosΘ=MgLcosΘ+mgdcosΘ
(M+m)l=ML+md
l=(ML+md)/(M+m)
(2)棒とおもりを合わせて考えると上記で求めた重心に(M+m)gの重力が働いていると考えられます。この重力の、棒に垂直な成分は(M+m)g・cosΘなので、この重力に起因する点B回りのモーメントは(M+m)lg・cosΘ です。

(3)壁からの垂直抗力の、棒に垂直な成分はNsinΘなので、この力に起因する点B回りのモーメントは2NLsinΘです。

(4)棒は回転せずに静止しているので、(2)と(3)で求めたモーメントはひとしくなります。よって
(M+m)lg・cosΘ=2NLsinΘ
N=(M+m)lgcosΘ/2LsinΘ=(M+m)lg/2LtanΘ
となります。
 ここで、この棒は水平方向にも動かないので、水平方向でも力の釣り合いが成り立ちます。この棒+おもりが受ける水平方向の力は壁から受ける垂直抗力(N)と床から受ける静止摩擦力であり、力の釣り合いから両者は等しくなります。従って静止摩擦力は(M+m)lg/2LtanΘとなります。
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