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ステンレス材を高温域で使用しようと考えています。
(焼却炉ボイラ内)
SUS304,SUS316L,SUS310Sの許容温度を教えてください。
また、使用箇所の温度は700~900℃程度です。

A 回答 (3件)

今晩は。


いずれもオーステナイト系のステンレスは高温まで許容応力を有しています。
特に316,347の材料は高温まで強度を有します。
下のを参考にして下さい。

参考URL:http://mori.nc-net.or.jp/fQA.php?qid=5972
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焼却炉ボイラとありますが。


ボイラ=蒸気発生装置の熱交換器部分にはステンレスの使用もよいことですが、認定工場の製作になりますので発注工場と打ち合わせをすることです。
焼却炉=不用物の焼却炉の構造に使うにはステンレスは不適当な材料と思います。
鉄に比較すると酸化も溶解温度も優れていますが鉄の数倍の熱収縮度があるために熱変化度に収縮変形を起こして破壊することになります。
耐熱材料も優秀な合金が開発されているので再考の必要ありと思います。

この回答への補足

質問自体が言葉足らずでしたが、具体的にはボイラ内部を確認するための検視窓の内蓋(耐熱ガラス保護用)に使用
するための物です。(基本的には消耗品扱い)  従って、ボイラの基本構造に関する箇所には使用しません。 
現在は、SUS304を使用しています。(私の設計ではありませんが・・・)

補足日時:2003/09/13 11:15
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。参考にさせて頂きます。
ちなみに、質問欄には補足しておきましたが今回はボイラ本体基本構造に係わる箇所に使用するわけではないです。また質問の機会がありましたら宜しくお願い致します。

お礼日時:2003/09/13 11:30

高温用ではふつう310では、と思います。


鍛造材を予熱するためのLPG炉を使っています。炉内の設定温度は700~1000℃です。内部の構造材はすべて310です。ただし大気(LPG燃焼後ガスも含みますが)雰囲気なので、焼却炉となると多種多様なガスが発生するでしょうから、耐酸性なども考慮しないといけないかもしれませんね。
 許容温度と仰いますが、高温強度と耐高温酸化の、少なくと2つの側面がありますよね。例えば強度なら「ユーザーが何MPaまでもてば『許容』と見なすか」で初めて決まるものでしょうから、特に存在しないと思います。順序としては、部材に要求される強度を推算して、安全係数を考慮し、700~900℃での各SUS材の強度を調べ、というのがスジかと思います。結局は、高温強度の最も高いものを選ぶわけですが… 手元には概論的な本(*)しかなく、
 304…18Cr-8Ni
 316…17Cr-12Ni-Mo(耐酸性、耐食性、対孔食性 向上)
 310S…25Cr-20Ni(耐酸性、耐熱性 向上)
くらいしか判りません。JISとかステンレス便覧を見れば、強度-温度曲線が載ってるかもしれませんね。会社になくても図書館にはあると思います。
 Webだったら例えば
http://homepage1.nifty.com/shincoo/m191zairyou-s …
なんかに基本的な事は書いてあるようです。
 *:構造材料[1]金属系/東京大学出版会/1985

参考URL:http://homepage1.nifty.com/shincoo/m191zairyou-s …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。資料関係の添付もして頂いているので参考にしたいと思います。

お礼日時:2003/09/13 11:50

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