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ある特許明細書を読んでいて、「焼成」と「焼結」の術語に出会いました。なんとなく意味は分かるのですが、正確に言うとどのように違うのでしょうか。きちんとした理解をしておきたいと思います。当方電気系技術屋OBです。

A 回答 (4件)

<解釈として「『焼結』を起こすために熱を加える。

この加熱操作を『焼成』と
いう。」>の理解で正しいと思います。
少し手直しすれば「『焼結現象』を起こすために熱を加える。この加熱操作・
工程を『焼成』という。」でしょうか。

焼結 Sintering (シンタリング)
セラミックスや硬質金属炭化物*の原料粉末が高温で焼き固まる現象を焼結
(Sintering)という。
原料粉末の粒子間には隙間が見られるが、高温環境下(融点よりも低い温度)で
焼結**が起こると、粒子間の接触面積が増加して隙間が減少し、焼き固まる。
(残った隙間を「空隙」又は「空孔」という。)

* タングステンカーバード等
**高温で、粒子がそれらの接触面を通して相互に拡散侵入し合体した物の表面積を
 最小とし安定化する。

焼成 Firing (ファイアリング)
セラミックス等の原料粉末を成形し、加熱して、収縮、緻密化させ、一定の形状と
強度をもつ焼結体を得る工程を焼成と言う。

https://www.kida.co.jp/words/w03_s_03.htm
を基に、手を加えました。
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。「『焼成』は工程・『焼結』は現象」という解釈があまり間違ってはいないとわかり、すっきりしました。

お礼日時:2020/06/15 16:42

すみません。

出掛けてました


>「『焼結』を起こすために熱を加える。この加熱操作を『焼成』という。」ということになるのでしょうか。


その解釈で合ってますよ!

説明が上手く出来なくて
ごめんなさい。
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。「『焼成』は工程・『焼結』は現象」という解釈があまり間違ってはいないとわかり、すっきりしました。

お礼日時:2020/06/15 16:42

分かりづらい回答になってしまい


申し訳ありません・・


そうですね〜

“焼成”は既に作られた物(形成品)の

強度を増したり、色調を調えたり
するために行われる最後の微調整
みたいなものですかね。


“焼結”は材料を粉末状にしたものを

融点より低い温度でジワジワと加熱
して固めていくので、気孔的な穴が
減って綿密になります。


・・・
だから似たような意味だけど…
硬度的には焼結の方が強くなるかな?


ご希望に添えた回答になっていなかったり、分かりづらかったらすみません。

参考程度にお願いします(>_<)
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この回答へのお礼

かさねてのアドバイス恐縮です。偶々街で合った知人(機械屋)に聞いたら、オレは金属屋ではないが、「『焼成』は工程をいう」・「『焼結』は現象をいう」はずと記憶している、といわれました。これからすると、素人的解釈として「『焼結』を起こすために熱を加える。この加熱操作を『焼成』という。」ということになるのでしょうか。違っていたら、ごめんなさい。

お礼日時:2020/06/14 15:26

焼成→焼いて固くする


   (成形品)

焼結→粉末を焼いて固める
   (焼成より強い)
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この回答へのお礼

早速のアドバイス有難ございます。要は、「焼成」も「焼結」も同じ意味で、強さの違いだけだ、ということでしょうか。申し訳ありませんが、違いがよく理解できず、すみません。

お礼日時:2020/06/14 14:20

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