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ITパスポート試験を勉強中の者です。
テスト技法に「限界値分析」「同値分割」がありますが、これはどの段階でのテストなのでしょうか?ブラックボックステストの範囲で行われるテストなのでしょうか?
システム開発テストには、単体テスト、結合テスト、システムテスト、運用テストがあり区別が曖昧でよく分かりません。
特に「同値分割、限界値分析」はテスト技法なのでブラックボックステストに限らず、各段階のテストでなされるテストだと思うのですが良く分かりません。ブラックボックステストの中だけで行われるテストなのでしょうか?
とすれば、ブラックボックステストはどの段階のテストに入るのでしょうか?
ホワイトボックステストは単体テストで行われると記述してありましたが・・・。
文化系で理科系ではないので良く分かりません。宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

>ブラックボックステストはどの段階のテストに入るのでしょうか?


>ホワイトボックステストは単体テストで行われると記述してありましたが・

ブラックとか、ホワイトとかはイメージです。飛行機のフライトレコーダーをイメージするとわかるかと。あれは通称ブラックボックスです。外国の企業の物を(戦闘機など)買って、ライセンス生産する時、システムの電子機器を

ブラックボックス(暗くて何も見えない=>何も中身はわからない)

と表現しますね。そのイメージです。ホワイトとは、それとは逆の状況の時にいいます。

それで、わかりませんか?

わからなければ、こちらの宣伝用サイトの概略で、

http://gihyo.jp/dev/serial/01/tech_station/0004

この短い文書で簡略に説明していますが、実は感じな事が抜けている。

両方とも、テスト手段の理論であって、考え方です。テストフェーズとは関係ありません。

ただ、テストフェーズの移行段階を追うと、ホワイトは、主に開発部隊内、ブラックは、それ以外が好ましい。

と言うレベルの物です。ようはどちらで行われなければ、ならないか。なんて決め付ける物ではありません。

普通、結合テストまでは、内部で行い、そこから先は、外部に委託する事が多い。内部とはコーダー及びそのアシスタントまでの人材。

テストフェーズは会社単位(チーム単位)で違うし、また時代とともに違う。

なので必然的に、ブラックは製品として世の中にでるレベルまで出来上がったフェーズ(結合、あるいはシステム)で行う事が多い。

しかも、このフェーズ移行は、業種レベルでも違う。例えば、金融や、原子力、医療、交通機関など、緻密さと正確さ、冗長性、堅牢性、耐久性、どれをとってもパーフェクトを求められる所では、

ダブルチェックが普通(同時変更で行われる)。つまり、ブラック+ホワイトを行う事になる。

なので、

>ホワイトボックステストは単体テストで行われると

一般を話しているのであって、実践ではない。そのようになることが多い、と言うだけの話。

例えば、実践では「限界値分析」は本来、コーダーのデバックレベルで行われていないといけない話で、それを行ったとしても、システムテスト、運用テストで、前のフェーズで行ったからといって、行っていない。又は評価対象になっていない。

これだけで、リスクがかなり大きくなる。実際、私がかかわったプロジェクトでも、システム以降のテストでやらなくていいと、上層部からお達しがあり(スケジュールの問題)、やらなかったせいで、現場のSEや、顧客からかなり苦情がきていた。開発側の説明だと限界値はない。といいはったが、それでは当然顧客は納得できなかった。

そこでやっと、プログラム的な限界値を提示してきたが、それでは実際その値はてすとされているのか。と突っ込まれた。この値は、ユーザー数が100億とかの数字になり、実際に起こりえる話ではない。顧客がもんだいにしているのは、その時システム全体のパフォーマンスを気にしていた。つまり、このパフォーマンスを出すための、マシンスペックにある。いくらかねかけたら、1ユーザーと同じパフォーマンスをだせるんだ。

という事。

この問題は、単に限界値は、ホワイトだから、単体。という問題ではない事をしめしている。

ただの手法なので、それぞれのテストフェーズで、スケジュールと金と相談して、取り入れるべき話なのだ。
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございました。分かり易い説明で感心しました。

>一般を話しているのであって、実践ではない。そのようになることが多い、と言>うだけの話。
なるほど。そうなんですね。
テスト技術と考え方がごちゃ混ぜになっていました。やっぱり実務で活躍されている方の回答だと思います。机上で学ぶ知識は平面的で、全部並列のイメージでした。
この問題は、単に限界値は、ホワイトだから、単体。という問題ではない事をしめしている。

>ただの手法なので、それぞれのテストフェーズで、スケジュールと金と相談>して、取り入れるべき話なのだ。
実際には、この考え方でテストが行われているのですね。
どの本を読んでも曖昧な感じでした。本当にありがとうございました。m(_ _)m

お礼日時:2011/02/28 08:02

結合テスト他以降の作業で不正が見つかると、さらに細かい視点でテスト実施になり、前のテストはうまくいってたのか?となります。

単体テストやり直しです。どこかのテスト工程でホワイトボックステストしますが早い段階のが作業戻りが少ない。

実際システム使うユーザー側は値入力して結果が出るかに着目ですから、システムでどんな事しているかはさほど意識しない。ブラックボックスに近いです。

システム作るのも1つの製造業で、設計図、製造、テスト、検査あります。各部署で部品作って組み合わせ、稼動するか、ユーザーの環境と同等でどうか。性能はどうか、等段階あります。

試験では、これに設計時のレビューのタイプについても出るし、トップダウンテストとかの用語も絡みます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>結合テスト他以降の作業で不正が見つかると、さらに細かい視点でテスト>実施になり、前のテストはうまくいってたのか?となります。単体テストやり直しです。

なるほど、各フェーズごとに進んでも、うまく行かない場合はやり直す場合もあるんですね。

ケースバイカースでテストも臨機応変にやるという事でしょうね。
テキストに記載があるのは、一般論、原則論で実際は、ユーザーの要求や不具合の場合には柔軟な対応とそれに見合う各テストを行うと言うことでしょうか。

みなさんありがとうございました。
ベストアンサーは、開発者側から見たテストをご説明頂いた、#0909unionさんからの答えをベストアンサーにします。ありがとうございましたm(_ _)m。

お礼日時:2011/03/02 18:19

>ホワイトボックステストは単体テストで行われると



「プログラムA」のテストをするときに、
プログラムAは何やっているのか着目する、しない。

例えば、
バラエティ番組のバツゲームで
プラスチックケースに「物体」を入れて、
左右の空いているところから手を指しこんでみせるものあります。
バツゲームの本人からの視点は
中の「物体」が見えないのでブラックボックス、
視聴者からの視点は
透明で中の「物体」が見えるので(ブラックの逆で)ホワイトボックス、
イメージはそんな感じです。

テストにおいて、
プログラムの中を明確にしないといけないのは
単体テスト時がほとんどです。
【条件網羅】というのも学習してみると良いです。

「IT用語辞典バイナリ」サイトを参考。
IT用語辞典バイナリ > 分野別用語辞典 >産業・技術 > システム開発
http://www.sophia-it.com/word-category/%E7%94%A3 …
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。

>プラスチックケースに「物体」を入れて、
>左右の空いているところから手を指しこんでみせるものあります。
>バツゲームの本人からの視点は
>中の「物体」が見えないのでブラックボックス、
>視聴者からの視点は
>透明で中の「物体」が見えるので(ブラックの逆で)ホワイトボックス、
イメージはそんな感じです。

#0909unionnさん、layyさんの説明イメージで段々ブラックボックステストのイメージが湧いて来ました。
お二人ともありがとうございましたm(_ _)m。
単体テストって、大事なテストなんですね。テキストでは重要度合いが良く分かりませんでした。

特に、#0909unionさんは、現場の立場からご説明頂いたので、開発者側から見たご苦労が良く分かりました。SEって大変なのですね。

お礼日時:2011/02/28 21:50

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