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第2次世界大戦はどういう経緯で起きたのか、わかりやすく説明してください。

「地域紛争」ではなく「世界大戦」になってしまった経緯もわかるとありがたいです。

わかりやすくお願いします。

A 回答 (1件)

大きく言えば、パックス・ブリタニカからパックス・アメリカーナ(あるいは、米ソにらみ合いの平和)に移行するまでの50年くらいに渡ったゴタゴタ。


1904年の日露戦争から1945年の第二次世界大戦終結あるいは1953年の朝鮮戦争休戦までの50年。
どこかの大国がヘゲモニーをちゃんと握らないと、戦争が多発します。

19世紀後半の段階で、イギリスのヘゲモニー、圧倒的な存在感は無くなっていました。
んじゃ、その後どうしましょうか?というので、アメリカが「あら、アタシが世界の警察よ」と動き出すまで50年かかったということです。

構造的には、石原 莞爾の言っている、世界最終戦争論の構造です。
トーナメントで優勝者が決まっていき、最後は日米決戦で日本が世界を統治するというのが世界最終戦争論ですが、平たく言えば、パックス・ブリタニカの次は、パックス・ジャパニーズだという信念の表明になっています。


以上が、構造的な問題で、何かのきっかけで、ドミノ倒し的に戦争は広がるということ。
ヘゲモニー国家が責任を果たさないと、なんらかのタイミングで、始まっちゃいます。

たまたまドイツのポーランド侵攻の段階で正式に始まりましたが、ポーランド侵攻に対して、英仏が宣戦布告市内くても、ポーランド侵攻のみが成功裏に終われば、次にはフランス侵攻となり、その時にはさすがに英仏が宣戦布告するでしょう。あるいは、ミュンヘン会議の段階で、英仏 VS 独は開戦になっていたかもしれない。
遅かれ早かれ、どこかのタイミングで第二次世界大戦に突入したでしょう。
なぜならば、圧倒的な大国が「止め」に入らないので、どこまで独の要求が通るかを独もわからない、英仏もどこで独の要求が止まるかがわからないという状況ですので。
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この回答へのお礼

ごめんなさい、イマイチわかりづらかったです。
でもご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/25 09:48

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