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被災地等から一時的にでも転居することを「疎開」と言う人が身近にいます。
「疎開」をネットで調べると、軍事用語らしいです。
「疎開」と表現するのもわからないではないのですが、非常事態とはいえ戦争ではないので、「避難」が適した言葉で、「疎開」は誤った用法でしょうか?

A 回答 (4件)

No.3です。



疎開という字は「疎らに開く」と書くので、ターゲットを絞りにくいように攻撃される前に予防的に疎らに開いた隊形をとるということでしょうね。

ですから災害を受けて、家も無くなってからその難を避けられる場所へ移住するのは戦争のイメージを考えなかったとしても「避難」のほうが正しいのではないでしょうか。
疎開を使うならば “予防的措置” でないといけないわけですから。

疎開のイメージと使われ方は「学童疎開」などで調べて把握されるといいのではないでしょうか。
空襲を受ける前に逃げておくから疎開なわけです。
http://www.google.co.jp/#q=%E5%AD%A6%E7%AB%A5%E7 …

実際に行われた東京大空襲などで火災から逃げたのは「避難」です。

答としては、〈非常事態だからとか戦争ではないとかいう理由は本質的ではなく、実際に起こってしまった災害から逃げるのは「疎開」では不適当〉ということになりますね。非常事態であろうがなかろうが災難から逃げるのは避難ですし。
前の原発の例では20km圏内はすでに居住不能なので避難せざるをえないわけですが、いまは一応住める地帯ではあるけれども逃げておくのは疎開のほうが合ってるように思います。

疎開と同じ意味で「予防的避難」が現在好まれているようですが、私は「疎開」はイメージの良く出た言葉ではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

勉強になりました。

お礼日時:2011/04/26 10:42

前の戦争の時は、空襲などが予想されるのでその前に可能な人は被害の及ばない所に逃げておけ、ということで疎開したわけです。



ですので、今はまだ決定的な危機ではないけれどもそれに備えて予防的に避難しておくのだったらば避難ではなくて「疎開」で正解のように思います。

↓の(1)の用法です。

そ-かい【疎開】 (名)~スル
(1)災害や空襲に備えて,都会の人や物資・工場などを他の地に移すこと。「田舎に—する」
(2)軍隊で,敵の襲撃に備えて隊をまばらに散らばらせること。散開。
広辞苑

原発の放射能飛散が拡大した場合に備えて東京や仙台を離れるのならそれは疎開ということになるでしょう。
原発20km圏内から外に出るということならそれは避難だと思います。(予想される事態ではなくてすでに起きている被災から避難するから)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

では、原発とは関係無しに、津波という決定的な危機(と私は思うのですが)のために家が流されて、遠方の親戚等の家に居候することは「疎開」よりも「避難」になるのでしょうか?

多分、テレビ等は戦争を連想する「疎開」を避けていると思うのですが、私の身近には年齢に関係なく「疎開」とひとくくりに表現する人が、結構いました。

あまり厳密に考えなくても良いのかもしれませんが、ちょっと気になったので。

お礼日時:2011/04/21 11:59

国語的にどうか。

という問題もあるのでしょうけど、

個人的には特に違和感を感じません。
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疎開にはまばらにすることと言う意味があります。

戦時中は空襲などに備えて人口が
密集する都市から人口が疎らな田舎えと疎開しました。
いまは自然災害とともにおきた人工的な原発被害を避ける意味で、現場から遠い
ところ、あちらこちらへ疎開すると言っても、不自然には感じません。
避難のために疎開すると言う意味に受け取れます。
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